昆布が美味い

羅臼の昆布漁を見た時にスタートしたblogです。昆布のダシのように、人生の旅にも味付けをしたい。旅を中心に纏めています。

巫女さん(from Album)

2006-12-25 | 歴史・文化遺産
 神さまに仕える巫女(みこ)さんの頭上に花が咲きます。普通は髪飾りと言うのでしょうか。
 巫女の場合は古くからの装束ですから、この花飾りを「心葉(こころば)」と言います。平安時代には金銀で作った造花を儀式の時に着けたものです。それが簡素化されたものを飾るようになったと思われます。
 3人の巫女さんの写真を集めました。それぞれ初々しい巫女さんがレンズの前に現れます。


奈良の大神(おおみわ)神社です。銀を少しあしらって出来ています。造花はアジサイでしょうか。着衣の模様もアジサイのようなマタタビのような。
 

はにかみ屋の巫女さんは顔が上げられない。大阪住吉大社です。常盤の松に太陽と月があり、やや細身の白い鶴が左右にいて「松に鶴」である。太陽になる鏡の中に境内が写っています。さらに双葉のような白いのは何を表しているのでしょうか。


この健康そうな巫女さんは何かスポーツでも出来そうです。京都城南宮です。
 頭上には菊の花でしょう。
 冠の横の笄(こうがい)から下がっている緑の糸は、日蔭の葛(ひかげのかづら)と呼ばれる飾り物です。新嘗祭(にいなめさい)などの大祭の時に用いられ、青とか白とかの組み糸で作られるものです。 元はシダの仲間のヒカゲノカヅラを着けたそうです。
 着物には松と鶴でしょう。

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3 コメント

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それぞれ (旭川3sen6gouの まりあ)
2006-12-27 10:51:52
異なるところの装束なんですネ~。

季節限定とかはあるのでしょうかネ~?
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旭川のまりあさんへ (tetu)
2006-12-27 22:42:34
 巫女の装束は、それぞれ意味があると思いますが、まだ研究不足です。
 年間を通しての神に身を捧げるますから、純白無垢の衣装ではないかと思います。
 冠は神社によって決まっているようです。髪飾りも神社のいわれと深い関係があると思います。
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Unknown (通りすがりの歴史まにあ)
2020-05-15 20:58:32
ピンク色の花は桜の花だそうです🌸
普段は菊の花の髪飾りで、春のみ桜の髪飾りを身につけると参拝させて頂いた際に気になってお尋ねすると答えて下さいました😊
それぞれ神社さんによって違いがあるので色々な視点から見ることができ、深いなぁと…感じました。
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