佐保路三観音の内、西から二つ目の海龍王寺を訪ねる。
第八次遣唐使が帰国する時に、3隻が東シナ海で難破し、残り1隻が帰り着いた。乗っていたのは玄肪と言う高僧であった。
彼は多くの経本をもって還り、その中の海龍王経を船中で一心に唱えたと言う。竜王は海に住む。
この功績により、玄肪は僧正に任ぜられ、初代海龍王寺の住持にもなった。
以来、航海の安全を祈願する寺になった。
※玄肪については、2007.10.15と2008.5.17にアップしている。
光明皇后の御願により、天平3年(731)に堂舎を建てて完成した。

山門から中門にいたる参道。森の中を進む風情である。集落の中なのに…。

右の棟が本堂、左が西金堂。

本堂の正面、やや小振りか。 色彩も鮮やかな十一面観音が安置せられる。

赤くなったケヤキの紅葉を背景に西金堂。国宝の五重の塔が保管されている。

屋内に設置する事を考えて制作したものであろう。この塔を戒壇とし、僧に受戒を行う儀式で使用したと記録がある。
境内点景。右が面白いでしょう。漫画に出てくるニャロメのような…。

佐保路三観音の勢ぞろい(ポスターより)。右から海龍王寺・法華寺・不退寺。

第八次遣唐使が帰国する時に、3隻が東シナ海で難破し、残り1隻が帰り着いた。乗っていたのは玄肪と言う高僧であった。
彼は多くの経本をもって還り、その中の海龍王経を船中で一心に唱えたと言う。竜王は海に住む。
この功績により、玄肪は僧正に任ぜられ、初代海龍王寺の住持にもなった。
以来、航海の安全を祈願する寺になった。
※玄肪については、2007.10.15と2008.5.17にアップしている。
光明皇后の御願により、天平3年(731)に堂舎を建てて完成した。

山門から中門にいたる参道。森の中を進む風情である。集落の中なのに…。

右の棟が本堂、左が西金堂。

本堂の正面、やや小振りか。 色彩も鮮やかな十一面観音が安置せられる。

赤くなったケヤキの紅葉を背景に西金堂。国宝の五重の塔が保管されている。


屋内に設置する事を考えて制作したものであろう。この塔を戒壇とし、僧に受戒を行う儀式で使用したと記録がある。


境内点景。右が面白いでしょう。漫画に出てくるニャロメのような…。


佐保路三観音の勢ぞろい(ポスターより)。右から海龍王寺・法華寺・不退寺。

あるがままを受け入れるというか、ああしよう、こうしようと言う野心がないと言うか…。
あったのは藤原氏を初め、豪族や貴族の権力争いでしょうか。
小塔ですが、元興寺の屋内には3m位のものがあります。
この時代、七重の塔など巨大なものが建てられる時代でしたね。
面白いですね
こういうの初めて見ましたよ
それから2枚目の参道の写真素敵ですね