=3月24日夜=
8時近くに帰宅して、いつも通りあわただしく夕飯を済ませ、子供の宿題を見て、お風呂に入れて歯磨きをさせて9時半に寝かせる。
この帰ってから子供を寝かせるまでの1~2時間は毎日がバトル。
もっと余裕のある生活がしたいものだ・・・が夫婦共働きだから仕方ない。
言う事を聞かない子供を相手に、何回「早くしなさい」と怒鳴ることか。。。
でも、この日はマー君がすごく聞き分けがいい。
なぜかというと、あした待ちに待った授業参観&お遊戯パフォーマンスの日。
この日のために何ヶ月も前からママもダディーも休みをとっている。
いつもは学校のイベントがあるときでも、グランマに行ってもらってママが来ることはない。
考えてみたら、学期ごとにある先生との懇談会も、夫だけが行って私は全然行ってない。
ひどい母親。
だから、ママもマー君も明日が楽しみだった。
「ほら、歯磨きしなさい。やらなきゃ明日見に行かないよ。」
っといえば、すくっと立ち上がって歯磨きをする。
あ~、いつもこんなに聞き分けが良かったら楽なのに。。。
マー君は9時半に寝たものの、泰君はなかなか寝てくれない。
いつも添い寝をしてあげながら、私も一緒に寝てしまう。
もちろん臨月妊婦、朝までぐっすりということはないのですが・・・。
10時ようやく泰君が寝付いたと思った頃、
タラァ~~~
え?えぇ~~~?これってもしかして、破水?
いやだぁ~、まだ予定より2週間も前じゃない。
それに明日はどうしてもマー君の学校に行きたいのにぃ。
無視しよう、無視無視。これはきっと気のせい。
っと思いたかった。
ナプキンを当てて、またお布団に入る。
気のせい気のせい。
15分後タラァ~~っとまた流れ出てきた生暖かいもの。
くっそ~、神様の意地悪。
なんで今日なの~~?
仕方ない夫に告げる。
「ねぇ、破水したみたい。」
子供たちはもう寝てるから、私は一人で車を運転して病院に行くと言ったんだけど、心配性の夫。「いやいや自分も一緒に行く」ときかない。
とりあえず子供を寝かせたまま私を連れて病院に行って、夫だけ帰ってくることにした。
陣痛が始まっているわけじゃないから、今晩を様子を見て生まれるとしたら明日でしょう。
病院に着いた頃はもう夜11:00過ぎ。
どうしていつもいつも夜なんでしょう。
分娩室に入る前の、カーテンで区切られた診察室のようなところで、診察を受ける。
診察というより尋問といったほうが良いかもしれない。
アレルギーはあるかとか、病歴とか、前回の妊娠出産についてとか、とにかく質問、質問、質問の山。
シフトが変わって新しい看護婦が入ってきたら、また同じ質問を繰り返す。
さっき答えたばっかりだよ、もうやめてくれぇ~。
気づいたらもう12時過ぎ。
夫は、私を置いてとりあえず家に帰った。
子供たちが目を覚ましてないことを祈る。
「今分娩室が満室だから、ちょっと待ってね。」
へぇ、25ある分娩室がいっぱいなんだ。
私疲れているんで、寝かせてもらいます。っと思っていたら~。
「自然に陣痛が始まるように、少し歩いてきてください。とりあえず今は1時だから2時になったら帰ってきてください。」
がぁ~ん。今から歩くの?
あのねぇ、私一日中仕事をしてすっごく疲れてるんですけど!
っと思ったけどもちろんいえるわけはなく・・・、仕方ない、歩こう。
昨日と今日となぜかすごく足がむくんで、あしがだる~くいたぁ~くて、とにかく横になりたい。
それなのに、それなのに歩かせるなんて。
ぶらぶらとやる気なく歩いて、10分前にベッドに戻る。
少しうとうとしていると、さっきの看護婦が入ってきた。
「あら、もう戻ってたの。まだ分娩室あかないのよ、もう一度歩いてきたら?」
・・・また出されてしまった。
3時だぞ、3時。
あんたら夜間勤務の人とは違うのよ~、私は一日中仕事をしてきて、疲れてんの!
どうせ明日になったら陣痛促進剤を打つんだから、今日は寝かせろ~~~。
破水をすると、感染症になるリスクが高くなるため、自然に陣痛が来ない場合は促進剤を使ってでも、無理に陣痛を起こさせる。
破水した状態であまり長くは待ちたくないらしい。
ぶらぶら歩いていると、いいところを見つけた。
家族用の待合室。
誰もいない。
ちょっと角のほうに入ると、死角になって誰からも見えない。
しめしめ、ここでサボろう。
そこに座ってうたた寝。
足は痛いし、疲れてるし、眠いし、やってられっか。
朝方4時、ようやく分娩室が空いて、中に入れてもらえた。
やったぁ、これで少しは眠れる・・・っと思いきや、また次から次へと質問。
点滴用の針を入れたり、血圧測ったり、体温測ったり、あれこれあれこれ・・・寝かせてくれない。
どうでもいいけど、お腹がすいて来た。
緊急手術の場合に備えて、一旦病院に入ったら何も食べさせてもらえないのよねぇ~。
とほほほほ。
7時になってシフトが変わり、今日の当番医が入ってきた。
もちろん担当のアンジェリー先生が良かったんだけど、この病院では分娩に当たる先生は当番制にしてあるから仕方ない。
まぁ、今日の当番医が男じゃないだけよかったというもの。
インド系のかわいい先生。
すっごく若く見える、学校出たばかりのペーペーか?
「あなた日本人?ご家族は日本?地震大丈夫だった?」
会う人会う人に同じ質問をされる。
別にイヤじゃない、みんなが心配してくれているのは嬉しいことだ。
若い先生曰く、
「私の子供日本語がぺらぺらなのよ~。」
え?子供がいるの?あ、じゃぁ学卒のペーペーでもないんだ。
それにしても、
「え?なぜ日本語ができるんですか?」
不思議だ。
「日本語英語のバイリンガルスクールに行ってるの。AIMってバークレーにあるの知ってる?」
へぇ~、日系じゃなくてもわざわざ高い授業料払って日本語とのバイリンガルスクールに入れようと思う親がいるんだぁ。
それを聞いてなんだか親近感が沸いた。
「朝8:30になったら誘発剤を入れましょうね。」
ついにそのときが来たのね。
たぶんこれが最後の出産。
よっしゃぁ~、がんばるぞ~!
即夫に電話を入れる。
8時近くに帰宅して、いつも通りあわただしく夕飯を済ませ、子供の宿題を見て、お風呂に入れて歯磨きをさせて9時半に寝かせる。
この帰ってから子供を寝かせるまでの1~2時間は毎日がバトル。
もっと余裕のある生活がしたいものだ・・・が夫婦共働きだから仕方ない。
言う事を聞かない子供を相手に、何回「早くしなさい」と怒鳴ることか。。。
でも、この日はマー君がすごく聞き分けがいい。
なぜかというと、あした待ちに待った授業参観&お遊戯パフォーマンスの日。
この日のために何ヶ月も前からママもダディーも休みをとっている。
いつもは学校のイベントがあるときでも、グランマに行ってもらってママが来ることはない。
考えてみたら、学期ごとにある先生との懇談会も、夫だけが行って私は全然行ってない。
ひどい母親。
だから、ママもマー君も明日が楽しみだった。
「ほら、歯磨きしなさい。やらなきゃ明日見に行かないよ。」
っといえば、すくっと立ち上がって歯磨きをする。
あ~、いつもこんなに聞き分けが良かったら楽なのに。。。
マー君は9時半に寝たものの、泰君はなかなか寝てくれない。
いつも添い寝をしてあげながら、私も一緒に寝てしまう。
もちろん臨月妊婦、朝までぐっすりということはないのですが・・・。
10時ようやく泰君が寝付いたと思った頃、
タラァ~~~
え?えぇ~~~?これってもしかして、破水?
いやだぁ~、まだ予定より2週間も前じゃない。
それに明日はどうしてもマー君の学校に行きたいのにぃ。
無視しよう、無視無視。これはきっと気のせい。
っと思いたかった。
ナプキンを当てて、またお布団に入る。
気のせい気のせい。
15分後タラァ~~っとまた流れ出てきた生暖かいもの。
くっそ~、神様の意地悪。
なんで今日なの~~?
仕方ない夫に告げる。
「ねぇ、破水したみたい。」
子供たちはもう寝てるから、私は一人で車を運転して病院に行くと言ったんだけど、心配性の夫。「いやいや自分も一緒に行く」ときかない。
とりあえず子供を寝かせたまま私を連れて病院に行って、夫だけ帰ってくることにした。
陣痛が始まっているわけじゃないから、今晩を様子を見て生まれるとしたら明日でしょう。
病院に着いた頃はもう夜11:00過ぎ。
どうしていつもいつも夜なんでしょう。
分娩室に入る前の、カーテンで区切られた診察室のようなところで、診察を受ける。
診察というより尋問といったほうが良いかもしれない。
アレルギーはあるかとか、病歴とか、前回の妊娠出産についてとか、とにかく質問、質問、質問の山。
シフトが変わって新しい看護婦が入ってきたら、また同じ質問を繰り返す。
さっき答えたばっかりだよ、もうやめてくれぇ~。
気づいたらもう12時過ぎ。
夫は、私を置いてとりあえず家に帰った。
子供たちが目を覚ましてないことを祈る。
「今分娩室が満室だから、ちょっと待ってね。」
へぇ、25ある分娩室がいっぱいなんだ。
私疲れているんで、寝かせてもらいます。っと思っていたら~。
「自然に陣痛が始まるように、少し歩いてきてください。とりあえず今は1時だから2時になったら帰ってきてください。」
がぁ~ん。今から歩くの?
あのねぇ、私一日中仕事をしてすっごく疲れてるんですけど!
っと思ったけどもちろんいえるわけはなく・・・、仕方ない、歩こう。
昨日と今日となぜかすごく足がむくんで、あしがだる~くいたぁ~くて、とにかく横になりたい。
それなのに、それなのに歩かせるなんて。
ぶらぶらとやる気なく歩いて、10分前にベッドに戻る。
少しうとうとしていると、さっきの看護婦が入ってきた。
「あら、もう戻ってたの。まだ分娩室あかないのよ、もう一度歩いてきたら?」
・・・また出されてしまった。
3時だぞ、3時。
あんたら夜間勤務の人とは違うのよ~、私は一日中仕事をしてきて、疲れてんの!
どうせ明日になったら陣痛促進剤を打つんだから、今日は寝かせろ~~~。
破水をすると、感染症になるリスクが高くなるため、自然に陣痛が来ない場合は促進剤を使ってでも、無理に陣痛を起こさせる。
破水した状態であまり長くは待ちたくないらしい。
ぶらぶら歩いていると、いいところを見つけた。
家族用の待合室。
誰もいない。
ちょっと角のほうに入ると、死角になって誰からも見えない。
しめしめ、ここでサボろう。
そこに座ってうたた寝。
足は痛いし、疲れてるし、眠いし、やってられっか。
朝方4時、ようやく分娩室が空いて、中に入れてもらえた。
やったぁ、これで少しは眠れる・・・っと思いきや、また次から次へと質問。
点滴用の針を入れたり、血圧測ったり、体温測ったり、あれこれあれこれ・・・寝かせてくれない。
どうでもいいけど、お腹がすいて来た。
緊急手術の場合に備えて、一旦病院に入ったら何も食べさせてもらえないのよねぇ~。
とほほほほ。
7時になってシフトが変わり、今日の当番医が入ってきた。
もちろん担当のアンジェリー先生が良かったんだけど、この病院では分娩に当たる先生は当番制にしてあるから仕方ない。
まぁ、今日の当番医が男じゃないだけよかったというもの。
インド系のかわいい先生。
すっごく若く見える、学校出たばかりのペーペーか?
「あなた日本人?ご家族は日本?地震大丈夫だった?」
会う人会う人に同じ質問をされる。
別にイヤじゃない、みんなが心配してくれているのは嬉しいことだ。
若い先生曰く、
「私の子供日本語がぺらぺらなのよ~。」
え?子供がいるの?あ、じゃぁ学卒のペーペーでもないんだ。
それにしても、
「え?なぜ日本語ができるんですか?」
不思議だ。
「日本語英語のバイリンガルスクールに行ってるの。AIMってバークレーにあるの知ってる?」
へぇ~、日系じゃなくてもわざわざ高い授業料払って日本語とのバイリンガルスクールに入れようと思う親がいるんだぁ。
それを聞いてなんだか親近感が沸いた。
「朝8:30になったら誘発剤を入れましょうね。」
ついにそのときが来たのね。
たぶんこれが最後の出産。
よっしゃぁ~、がんばるぞ~!
即夫に電話を入れる。
さすが3人目ともなると、冷静に状況をとらえてるのね~。
今は新生児と共に3時間起きの生活かな?新生児かわいいよね~。ふにゃふにゃしてて。
なにはともあれおめでとう!&お疲れ様でした~。
3人目ともなると、新生児育児も手の抜き方を覚えたのか、そんなに大変だと思わないから不思議。
また遊ぼうねぇ。