次男は小さい時からガールフレンドが常にいるけど、長男は女の子の話を全くしない。
小さい時は本当に興味がなかったんだと思う。
でも、彼ももうすぐ13歳。
思春期に入る年頃。
まだ声変わりもしてなくて、全然お子ちゃまだけど、異性への興味は持ち始めている。
「好きな女の子いないの~~~?」
ちょっとからかうように聞く母親。
「好きとかじゃないけど、お気に入りの友達ならいるよ。」
偉そうに、好きとかじゃないんだって。
今まではそのお気に入りの女の子はいつも白人ブロンドだった。
なぁ~んだお前、金髪がすきなんか?
母としてはあまり面白くない。
それが、去年の秋ごろ、ある女の子のお家でのホームパーティーに呼ばれてから、気になる子ができた。
なんと、なんとなんと、日本人の女の子。仮名ハナちゃん
しかも純血日本人。
雑種じゃありません。
日系人でもない。
日本生まれの本当の日本人。
「おー、ありがたや~、ありがたや~」っと拝んでいる私。
ただ・・・、両親は白人アメリカ人。
どういうことかというと、
養女なんです。
両親が仕事で日本に4年ほど住んでいたそうです。
それで日本が大好きになって、
日本人の子供を2人養子にしたというのです。
ハナちゃんと弟の太郎君(仮名)
赤ちゃんの時にこの両親に引き取られたので、日本語はできません。
でも、親はハナちゃんと太郎君が日本人であることをとても大切に思ってくれているらしい。
それで、日本語のお勉強をしている。
アメリカでは、必須外国語というものがない。
外国語は必須だけど、外国語ならなんでも良い場合が多い。
長男の学校ではスペイン語と中国語のクラスが用意されているから、ほとんどみんなその二つから選択してうけるんだけど、違う言語でも問題はない。
ハナちゃんの場合、親が日本語を勉強してほしいと願っており、これまた親が金持ちなので、個人的に雇った日本語の先生が学校にやってきて、別室でハナちゃんだけ日本語をやっている。
日本人といえども、日本語はできません。
平仮名から習っているらしい。
それで、ちょっと提案してみた。
「ハナちゃんに、日本語教えてあげるよって言ってみたら?」
まさか本当に言うとは思ってなかった。
そしたら、数日後、
「ハナちゃんに日本語を教えることになったんだ。」
え?
ほんと?
やるじゃん!
「でも、どこで教えようか?」
「そりゃ~図書館でしょ。中学生は図書館で健全なデートをするのさ。」
冷やかす母。
「いいね、いいね、いいねぇ~。若いっていいねぇ~。教えるってのがまたいい。男は教えられるより、教える方がいい。マー君、やるじゃん!」
一番喜んでいるのは、私。
長男は、スポーツもできないし、
何をするにも間抜けで、どんくさくて、これじゃ女の子にはもてないよ~っと心配していました。
これは長男にとって大きな大きな第一歩。
手に入れろよ!
純血日本人なんてそんな貴重な女の子はめったにいないからな。
逃がすなよ!
小さい時は本当に興味がなかったんだと思う。
でも、彼ももうすぐ13歳。
思春期に入る年頃。
まだ声変わりもしてなくて、全然お子ちゃまだけど、異性への興味は持ち始めている。
「好きな女の子いないの~~~?」
ちょっとからかうように聞く母親。
「好きとかじゃないけど、お気に入りの友達ならいるよ。」
偉そうに、好きとかじゃないんだって。
今まではそのお気に入りの女の子はいつも白人ブロンドだった。
なぁ~んだお前、金髪がすきなんか?
母としてはあまり面白くない。
それが、去年の秋ごろ、ある女の子のお家でのホームパーティーに呼ばれてから、気になる子ができた。
なんと、なんとなんと、日本人の女の子。仮名ハナちゃん
しかも純血日本人。
雑種じゃありません。
日系人でもない。
日本生まれの本当の日本人。
「おー、ありがたや~、ありがたや~」っと拝んでいる私。
ただ・・・、両親は白人アメリカ人。
どういうことかというと、
養女なんです。
両親が仕事で日本に4年ほど住んでいたそうです。
それで日本が大好きになって、
日本人の子供を2人養子にしたというのです。
ハナちゃんと弟の太郎君(仮名)
赤ちゃんの時にこの両親に引き取られたので、日本語はできません。
でも、親はハナちゃんと太郎君が日本人であることをとても大切に思ってくれているらしい。
それで、日本語のお勉強をしている。
アメリカでは、必須外国語というものがない。
外国語は必須だけど、外国語ならなんでも良い場合が多い。
長男の学校ではスペイン語と中国語のクラスが用意されているから、ほとんどみんなその二つから選択してうけるんだけど、違う言語でも問題はない。
ハナちゃんの場合、親が日本語を勉強してほしいと願っており、これまた親が金持ちなので、個人的に雇った日本語の先生が学校にやってきて、別室でハナちゃんだけ日本語をやっている。
日本人といえども、日本語はできません。
平仮名から習っているらしい。
それで、ちょっと提案してみた。
「ハナちゃんに、日本語教えてあげるよって言ってみたら?」
まさか本当に言うとは思ってなかった。
そしたら、数日後、
「ハナちゃんに日本語を教えることになったんだ。」
え?
ほんと?
やるじゃん!
「でも、どこで教えようか?」
「そりゃ~図書館でしょ。中学生は図書館で健全なデートをするのさ。」
冷やかす母。
「いいね、いいね、いいねぇ~。若いっていいねぇ~。教えるってのがまたいい。男は教えられるより、教える方がいい。マー君、やるじゃん!」
一番喜んでいるのは、私。
長男は、スポーツもできないし、
何をするにも間抜けで、どんくさくて、これじゃ女の子にはもてないよ~っと心配していました。
これは長男にとって大きな大きな第一歩。
手に入れろよ!
純血日本人なんてそんな貴重な女の子はめったにいないからな。
逃がすなよ!
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