ワシはミドルオヒスの仕事だから、ノルマはない。は○くそほじってパソコン見てるだけだから日々ラクなものである。ときどき地方に出張しては、うまいもの食って、観光してやりたい放題である。
そのワシが・・・。こともあろうに、一部、教育担当にさせられてしまって大弱りである。さしあたって、この夏、100問くらいの問題集をこさえてZ会並みの通信教育をしたのだが、この仕事のしんどいこと。
題材は関連法で、宅地建物取引主任者の試験みたいに、合っているのか間違っているのかすれすれみたいな問題(選択肢)をしこたま作らねばならない。計算問題みたいにオールオアナッシングじゃないのだ。相手はいちおうみんなプロだし。正しい選択肢を作るのがしんどい。自分は正しいと思っても突っ込まれると実は間違っていたりして。ヘタすると、正解を選べ、で正解がなかったりする。
あとは論述問題。添削した後、得点をつけるのだが、ポイントを整理しても、読んでいるうちにけっこうぶれる。しかも学者が書いた文章じゃないから、意味不明なものもある。×つければ、それでよいのだが、ワシは心根やさしすぎる。サッカーのレフリーには不向き。
つまるところどうしても過去問やその焼き直しでごまかしてしまう。問題作るほうの立場からすると、リスクとって創造的な問題作るのは割に合わないのだ。その意味では、ワシらが受験生のころ必死こいて赤本の問題集を何回も何回も解いたのは誠に理にかなっている。各種資格試験も同じ。今頃やっと思い知ったか。
とりあえず、夏の終わりとともに一応一区切りついたのだが。
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