変なことだが、最近、よく寝れない。昔のことばかり頭によみがえってきて、あの時こうしておけば、ああしておけばよかった、そんなことばかり考えてなかなか寝れない。
むかしのことといっても、10、20年前のことではない。中学校~高校くらいのことがやたら多いのである。恥ずかしくて妻にも誰にも言えないことばかりだ。この時期に後悔することおびただしく残している。
詳しくは言えないが、ほぼ、こういうことなのだ。あの時のあの場所にいた自分が、もし今の自分だったら、こうしていたはずなのに。そして、もっと素直に人に従っておけば、その場の環境に順応しておけば。
逆に言えば、今の自分が素直に人に従い、できるだけその場の環境に順応しようと努力しているからなのだ。そして、それはある意味、まちがいなく、おとなしく老化したということでもある。
帰省の折に行ったアルテリーヴォの試合に母親を連れて行った。父の死後、ひとり暮らしで気がふさぐこともあるらしいので、気晴らしになればと思ったのだ。
ワシは野球部だったから、野球の試合は何度もあるが、サッカーの試合を見に行ったことは初めてである。これが。はまってしまったらしい。
今回の試合。試合に勝ったこともよかったし、また天候にも恵まれ、ピッチレベルでの観戦だったこともよかった。元々負けず嫌いの性格なので、ルールのわかりやすいサッカーは母親にぴったりだったようだ。
来週は桃源郷で試合があるのだが、うちの母親。バイクで行くといっている。出身が岩出なので地理はよくわかるらしい。当初、井阪橋の下だと思っていたようだが。とにかく、いい効果が期待できそう。