湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

半年

2011-08-31 22:09:54 | 学習

震災からもうすぐ半年である。半年たって被災地はどうなったかというと、まだまだ復興のめどが立っていない場所がほとんどである。にもかかわらず、実際に被災地に行ったことがない人にすると、テレビから流れてくる被災地の現状というのが何だか一通り落ち着いてきたかのように錯覚してしまいがちである。

この点、実際に現地に行ったのと行ってないのとではかなり違う。行ってないとテレビでしか情報がないわけだから、徐々に風化されてしまう。これはやむをえない。

見るだけでもよい。観光でもよい。できれば、まだ震災の爪痕が残っているうちに一度は現地に行っておくべきである。ワシも、7月以降、被災地に行っているが、もっと早く行くべきであったと思っている。いうまでもないが、あとになればなるほど、徐々に震災の痕が薄れてゆく。

ちなみにいうと、観光で行くのが不謹慎だというのはとんでもない誤解である。おみやげや宿泊で経済的支援をすることは下手な募金よりずっと効果が高いし、現地でも喜ばれる。


リーダーのいない国

2011-08-30 22:17:30 | 学習

また総理大臣が代わった。次から次へトップが代わるのがはずかしいという人も多い。トップが次から次へ代わるのは日本という国には真のリーダーがいないからだ。いいかえれば、真のエリートがいないということである。

真のエリートというのは、教育による。フランスでもイギリスでもアメリカでも中国でも、諸外国のリーダーはおおむねエリート教育で育った人ばかりだ。日本にはエリート教育がない。東大もあるが、単なる受験ピラミッドの頂点でしかない。エリート教育というのはそういうものではない。

日本にもかつてエリート教育はあった。旧制高校や帝国大学がそれにあたる。戦後それは廃止された。理由はいろいろあるだろうが、日本にエリートを作らせないためであるといっても過言ではない。すべて戦勝国のイニシアチブで行われた。簡単に言えば国力を弱めるためだ。

戦後65年経て、二世政治家が親の地盤を引き継ぎ、親の威光を借りて、エリート不在、リーダー不在のこの国を何とか何とか引き延ばし支えてやってきたのが、ついにどうにもならなくなってきた。そんな風に思えてしかたがないのだ。


町田勘当夜話2

2011-08-29 07:07:09 | 学習

浪人してもおかしくない時期なのに、勘当して、そのままほっぽったのは、逃げたことも気に食わなかったらしい。自分のしたことに責任取れねえ奴はだめだ。なんて。そのまま、1年過ぎ、2年過ぎ、この間、実は優しいお母さんが、ひそかに探していた。どうも横浜で女の子と暮らしているとわかっていたんだと。このあたり、息子も息子でおやじ似で半端ない。

そして3年も過ぎたある日。M家に、なんと息子宛の手紙が来た。差出人は某介護サービスの会社で、厚生年金保険の適用通知関係の書類だった。これを見たMさんは、考えが変わった。見たその足で、その会社の町田の営業所に行き、事情を話して、息子の居場所を教えてくれと所長に頼んだ。

その所長曰く、あっさり。「M君なら、もう帰りましたけど、毎日ここで働いていますよ」と、ふだん息子が座っている席を指さした。なんと、家族で撮った写真が飾ってあった。Mさんは目頭が熱くなった。所長に自分が来たことはいうなとくぎを刺して、いったん家に帰り、翌日、その営業所の開店と同時に飛び込んだ。

不意を突かれた息子は3年以上ぶりに出くわした父親の顔を見て、天井に頭がぶつかるくらい驚いたらしい。しかも逃げたのだと。わけ知らぬ周囲の人は警察が犯人を見つけたんだと思い込んだ。逃げれるわけもなく、その夜、駅前の近所の居酒屋で勘当を解いたことは言うまでもない。「あの時の酒は妙にうまかった」。久しぶりに会った息子はずいぶん大人びていたらしい。


町田勘当夜話

2011-08-28 22:58:43 | 学習

Mさんは今年59歳。年の割に気が若い。祭り好きでけんかっ早い。いまは奥さん、息子夫婦、次女、孫の6人暮らし。大学は出てないが、機械メーカーの設計一筋で、10年前に自宅のローンを払いきった。

家族の仲は良いが、なかでも仲の良いのは息子。Mさんは大の日本酒好きだが、週に一度は息子のウイスキーの晩酌につき合う。息子は今年30歳。実は、この息子、高校卒業してから4年間、家出をしていた経歴がある。

息子は野球で有名な某大学付属高校出身。野球は関係なく、お父さんが勉強嫌いを見越して大学までエスカレート式に上がれる同校に中学から入れた。ところが、この息子、バイトし過ぎて成績がわずかに足りず、上の大学に行けなかった。そのときの、Mさんの激怒ぶり、すごかったらしい。

せっかく、苦労して大学の付属に入れたのにムダ銭払うのが蛇やムカデより嫌いだ。元々怖いおやじが、本気で切れたので、事実が発覚した夜、殺されると思って夜逃げした。Mさんが半端なく怖いのは、そのまま勘当してしまったことだ。奥さんにも、絶対探すなと宣言したんだと。当然、警察にも届けなかった。

(眠いので、続きは次回。)


山元町

2011-08-28 09:46:35 | 学習

1泊で宮城県山元町にボランティアで行ってきた。

場所は宮城県南部。前回行った亘理町の隣。

海から1~2キロくらいの場所で、1階部分が津波でやられている。亡くなられた人も多い。

電気もガスも来ていない区域で、作業の内容は泥さらい。まだまだ手がかかるみたい。

 

常磐線の山下駅の近所なのだが、常磐線は震災以来不通で、廃線のようだった。少し北部の大隈までは電車が来ているのだが。駅の自転車置き場には、けっこう自転車やバイクが残されていて、泥かぶっていた。

来月も行くつもり。

 


東京ドーム

2011-08-25 23:47:01 | 学習

初めて東京ドームに行った。もちろん阪神巨人戦で、阪神応援団の陣取るレフトスタンドである。結果は3-3に引き分け。残塁が多く、盛り上がってはがっかりの繰り返し。でも、面白かった。

テレビで見ると、何だか、バーチャルの世界のゲームを見るような錯覚をしてしまう。実際の野球はもっとスピーディーでエキサイティングだ。

たまに、こうして、スタジアムに行くと、現実の野球の面白さがよくわかる。


感情論

2011-08-24 23:54:25 | 学習

感情論で物をいうのはよくないことだが、鳩山さんが意見をいうのを耳にするのはどうしても嫌だ。

自分自身はスキャンダルで総理の座を投げ出してしまったくせに、とやかく意見をいう資格はないだろう。まだ、菅さんのほうがましだ。

と、ワシの周囲では皆そういうておる。


高校野球名門校探訪記(2)~作新学院

2011-08-22 21:07:35 | 学習

いつから始まったんだろう。このシリーズ。

というわけで、今回は第1回の東筑高校に続いて、宇都宮の作新学院。

とりあえず、宇都宮駅からバスに乗り、まさしく作新学院前で下車。重厚たる正門には、いきなり甲子園ベスト4の立て看板が。


よく見ると、昭和37年の春夏連覇のモニュが。

「関係者以外立ち入り禁止」と書かれていたのだが、おそるおそる受付で高校野球ファンで、見学したいとも申しでると、こころよく通してくださった。

グラウンドに行ってみると、こ、これか!おおすごい。

これが野球部グラウンドかと思い、一瞬、用済みで帰りそうになったが、右手の林の向こうにネットが見えていて、もしやと思い見に行くと、やはり。

さっきのはサブグラウンドで、こっちがメイングラウンドであることが発覚。あいかわらずのまぬけ。野球部員も数人いて、例によって、あいさつされて恐縮してしまった。

作新学院という学校法人自体が巨大で、敷地内にこんな立派な施設があることもすごい。なんせ小学校から大学院まであるのだ。野球関係のモニュメントがいくつかあった。まさに野球が校技なのだろう。

ちなみに近所には文星芸大付(旧宇都宮学園)もあった。作新学院ほどの巨大さはないが、強力なライバル校であることに変わりはないようだ。


到着

2011-08-21 16:21:09 | 学習

 

到着。

どうして、こう、一部のサッカー専用スタジアムのゴール裏ってサッカー見にくいんだろう。

キンチョウ、ヤマハ。

とりあえず、1-2の完敗。なにもいえねえ。