湯西川日記

fbやツイッターで一年サボりましたが、やっぱりブログです。2016年から復活します。ツイッターの長い版みたいな感じです。

湯けむりオヤジ3人旅行殺人事件-後編-

2006-01-31 21:38:42 | 学習

下呂の湯はなかなかである。とろりとして、体にまとわりつくような感じで、しかも、体がつるつるになる。

夜、露天風呂に浸かって、星空を眺めていると、短い間とはいえ、転職活動の辛かったことがまるで別世界の話のように感じられる。下呂に来てよかった。タケさんとタマクローが寝静まったあと、湯に浸かって、無の境地に入ると、自分が温泉か、温泉が自分かわからなくなる。

朝、目覚めて、また湯に浸かる。一風呂浴びて、部屋に戻ると、朝食の用意ができている。



このあさめしがまたうまい。鍋のようなのは、湯豆腐。網の上で焼かれているのは、イワナの開きである。淡白で、いくらでもご飯が食べられてしまうのだ。手前にあるのはビール。旅館のあさめしといえば、ビールである。


チェックアウトを済ませて、木曽屋の前で、記念撮影。本当にいい宿であった。

タケさんは、重要な会議が控えているとかで、名古屋に帰ってしまった。残された、タマクローとランニングおやじは、バスで新宿に帰る予定で、バスの発車まで、2時間ほどあったので、「温泉博物館」に行って、温泉の研究をしてみた。


本邦初公開。ボカシなしで、顔公開しちゃうぞ。左がタマクロー、右がワシ。

温泉博物館で、温泉について語るタマクロー博士。「下呂でも草津でも治らないのは恋の病です」

旅先とはいえ、ひげはそってもらいたいものだ。

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そんなかんだで、駅前で、新宿行きのバスを待っていると、何だか一人の男性を囲んで、同年代の女性がパチパチとフラッシュをたいたり、携帯で写真撮ったり、様子がおかしい。どうも芸能人らしいが、見たことない。

この芸能人、後に、「キャンディ」、「てぃーんずぶるーす」などのヒット曲で知られ、松田聖子とのうわさまであった、あの方であることが判明。ミーハーのランニングおやじ、「ずっと応援してます。がんばってください」、「ああ、どうも」。握手してもらって、感激である。

何が感激なのか。

そう、ついにワシは松田聖子と間接握手をしたのだ。強引にキスしていたら、間接キスだが、中年おばさんファンにしばかれていたことだろう。



こうして、旅は無事終わった。(了)

 


湯けむりオヤジ3人旅行殺人事件-中編-

2006-01-30 18:26:15 | 学習

雪の高山を後にし、向かうは名湯下呂温泉である。


高山を後に、感慨深げなタマクロー。

下呂では、旅館を予約していない。駅に着くと、観光案内所に。露天風呂つきで、部屋でうまい料理が食べられて、女将が色っぽい旅館、ということで紹介されたのが、木曽屋。露天風呂も、うまい料理も間違いはなかったが、女将はおばちゃんであった。

部屋に案内され、窓を開けると・・・♪、
 そこには、ボーリング場が。タケさんはボーリングが大好きだ。「ひと汗、流そか」。下呂にまで来て、ボーリング。悪夢だ。まあええけど。

3人で3ゲームやり、何年ぶりかわからないというタマクローもボーリングに熱中。ボーリングの後、一風呂浴びてくつろいでいると、待ちに待った懐石料理が部屋に運ばれてきた。



仲居さんをからかったり、持ち込んだワインを飲んだり、ホリエモンの話なんぞをしたり、楽しい時間をすごしたが、最年長タケさんの一言。「もいっかいボーリングで勝負」。悪夢だ。まあええけど。

9時過ぎまでボーリングをし、部屋に帰って温泉に入ると、ぐったり。部屋に戻ると、タケさんもタマクローもは既に意識を失っていた。ええとしこいて、遊びすぎた。

(後編に続く)

 


湯けむりオヤジ3人旅行殺人事件-前編-

2006-01-30 08:52:15 | 学習
金曜、仕事を終えたランニングおやじ、ニャホニャホタマクロー(以下、タマクロー)のふたりは、八丁堀の思案橋のチャンポンで腹ごしらえし、名古屋行き夜行バスに乗り込んだ。終点は名古屋。まさにおわりである。

  
            (旅=高倉健というイメージが先行するタマクロー。渋い)

朝、6時過ぎに名古屋にバスが到着すると、ふたりは走り出した。目的はうわさに聞く、「きしめん」である。新幹線の入場券を140円で買うと、新幹線のホームへ。
6時半の開店と同時に「おばちゃん、肉入りきしめん2丁!」。

なかなかであるが、コストパフォーマンスはよくないかも。立ち食い麺が、600円近くするのだ。

きしめんを食い終わって、日経新聞を待合で読んでいると、四日市の名士「タケ」から連絡が。名古屋駅で待ち合わせしていたのだ。

何のことはない。年末に京都で会ったばかりの、あのお方である。タマクローとタケさんは、会社も別で初対面であるが、実は仕事上の接点はあった。もちろん、そんなことはここでは書けない。

とりあえず、オヤジ3人目指すは、高山である。特急ワイドビューひだに乗り込み、一路高山本線を北上。
途中、宿泊予定の下呂はまったく雪の気配さえなかったのに、特急で30分ほどしか離れていない目的地高山は一面雪景色であった。(地図ご参照)

    

高山での目的はトーゼン「飛騨牛」である。本場の味「丸明」で、特選飛騨牛をチョイス。こんなぜいたくしていいんだろうか。サンクス・ゴッド。

 もう、サイコー。

途中、酒蔵「山車」で、しぼりたての日本酒をひっかけ、ほろ酔い加減で、市内を散策。おばあちゃんの雪下ろしを手伝ってあげたり、すこぶる親切な40男3人衆である。



上三之町の大のやで味噌を仕入れると、ふたたび特急「ひだ」で一路、下呂へ。

(以下、中編に続く)
 
 

静電気

2006-01-25 06:47:40 | 学習

3年前にコンビニで買った、200円の静電気防止リストの効果が薄れてきた。もともと200円なのだから、効果を期待するほうが間違っている。

何かいいグッズないかしらと、調べてみると、けっこうある。

これらに使われている静電気除去繊維は、実は、京都にいた頃の取引先の特許商品である。けっこう古い繊維の会社で、円高などでたいへんな時期もあったのだろうが、この商品で、いまや安泰である。

しびれる話である。