ひさしぶりにまた出たらしい。
神も仏もないあの惨劇が繰り返されないことを祈る。
10年前くらいから、業績の悪化で名門スポーツ部を廃部にするところがぽつぽつ出ていたが、ここに来てまとまって出てきたという感じがする。西武のアイスホッケーや日産自動車の野球部などが目新しいが、かつての朝日生命の体操や銀行の野球部など、なんとなくひとつの時代が切り替わっているような気がしている。
元来企業がスポーツ活動するのは、企業自体の広告宣伝と、社員の連帯感の高揚と社員の運動不足解消の目的であろう。このうち、企業の業績が悪化して広告宣伝費を縮小するに当たってスポーツ部を廃止したり休部したりするのはしかたがないし、あたりまえのことである。
それ以外に社員の連帯感を求める意味自体が消失してしまったということもあるのであろう。赤字が連続すれば即、希望退職を募るような企業が増えれば、それに比例して自分の人生を企業の看板に託して生きる従業員も次第に減少するはずである。リストラが日常茶飯事の時代に東京ドームに自社の野球部の応援に行こうという気にはならないだろう。
いいかえると、終身雇用が意味を持たなくなり、心のよりどころが勤め先から、それ以外のところ、スポーツでいえばJリーグのような地域に根ざしたコミュニティに対象が移っているということである。雇用される側の意識が企業を離れ、自立してゆくという意味ではネガティブなイメージとはうらはらに成熟の過程を象徴しているともいえる。
この2月末でめでたく勤続3年である。退職金がもらえる要件が備わるらしい。いちおう転職時せわになったエージェントに挨拶状を出しておいた。字が汚いのは仕事中にこっそり書いたため。
ボカシのかかっている部分、皆様とお読み替えください。
114の事件、けっこう話題になっている。松本清張の小説なんかに出そうな。清張風だと、まず支店長が高松から単身赴任で大阪に来ていて、新地の高級スナックの若いママと仲良くなって、そのママが暴力団と関係があって・・・。もういい。
それはともかく、お気の毒なのは銀行の他の一般行員の皆さんである。当面は行く先々で取引先に頭を下げまくっていることであろう。ワシが昔BKにいたころも、新聞記事に出ないながらも小規模な不祥事がときどきあった。そのたびに、まったくどうでもいいような綱紀粛正通達が出たり、コンプライアンス倫理委員会が臨時発足したりしたものである。もう巻き添えもいいところ。
114の場合でも、こんな事件があって、何の関係もないのに、恐らくはいまごろ綱紀粛正の厳重通達が出て、スーツは紺色、シャツは無地の白、靴下も白、パンツは福助のブリーフ、シャツの下はランニングシャツに限る、私語厳禁、めがねを銀縁に強制されたりしていないことを祈る。
おおげさに報道するほうも報道するほうだが、銀行は銀行で粛々と支店長権限枠、管理体制や検査制度を見直しすればよいだけの話である。いくらかの少ない確率で生じるオペレーションリスクが悪いほうに発露したということに過ぎないのであって、くれぐれも過剰反応するべきではない。精神論的な社員再教育の徹底を図るというも焦点がずれている。
休みの日は下着がわりのTシャツ上にメリノのセーター着てうろうろしているのだが、はっきりいって首のVゾーンに下着が見えてかっこ悪い。
で昨日の日曜日は娘のピアノの発表会なんぞがあって、めんどうくさいので、いつものこのカッコして行ったのだが、若干首が寒かったので、シルクのストールをぐるぐる巻いてセーターに突っ込んでおいた。下着も隠れて一石二鳥。
ところが、ニョーボいわく、「あんた、カッコエエやん。昔のアランドロンみたい。」だと。言われてみれば、オープンカフェでエスプレッソ飲んでるフランス人って、みんなこんなカッコしてたような。色の派手っちいマフラーやらストール。
(イメージ図1)
(イメージ図2)
アランドロンか東京ドロンパかともかく、ちょっと照れくさいが、やってみるとけっこうおしゃれである。他のおじさん連中に差がつけられるし、ワンランクアップ間違いなし。おまけに実用面でも首があったかいし、シルクだと肌触りもエエ。
今度はシャツでやってみるつもり。首のストール巻き。おすすめだが、これで出勤するのはやめたほうがよいかも。
鶏肉とぎょうざのなべ。最近は土日の定番。
だしはスーパーで売ってるちゃんこのやつ。テキトーに。今日はとんこつのやつ。これに鶏肉とぎょうざ、白菜や春菊、冷蔵庫に残っている野菜を在庫整理で放り込んだだけ。
これがむちゃうま。ニョーボや娘たちも絶賛。
しまいには鶏肉もぎょうざもなくなり、少々の野菜くずが残った程度になったところで昨夜の冷や飯を放り込んで雑炊。これがまた、ちょいとあんた~バカうま。
ということで、最後は鍋に何もなくなった。はらいっぱいで苦しい。う~