インド4日目の朝は
ジャイサルメールから15㎞離れた
かつての都ロアーバへ
途中道路が舗装されていない悪路を
意味をなさない緩みっぱなしのシートベルトをして
30㎞は走ったかと思いきや
たった15㎞だったのか・・・長く感じた。
ロアーバに着くころには
道端に野生の孔雀が見られました。
孔雀はインドの国鳥です。
このジャイナ教寺院は9世紀に建てられましたが
イスラム勢力によって、2度にわたって破壊されたために
かつての姿を垣間見ることはできませんが
17世紀に再建されたジャイナ教寺院だけが
残っています。
凄ーく立派な寺院です。
例によって靴を脱ぎ、履いているソックスの
上に汚れてもいいソックスを2重履きして
寺院にあがります。
寺院に入るとデリーからずっと一緒の
ガイド、ランジットさんが
「仕事をしないガイドのバーンさん」と
彼が日本語が分からないことをいいことに
あからさまにみんなの前で言います。
そんなことは露とも知らず
ジャイナ教徒の彼は一番にお参りします。
この寺院の天井を見てください!
細か~いレース模様のような細工を・・・・
そしてバーンさんがお参りしたのは
黒大理石の23番目の預言者の
パールシュヴァナータ。
これはバーンさんのお参り姿。
彼のスマホの画像から拝借。
透かし彫りをしている壁ですが
斜めになっているために
滅多に降らない雨に汚れることもなく
きれいです。
隅には僧侶の生活用品が・・・
だいたい普通の民家でもこのような
腰のない箒を使っています。
そして道に履き出して終わりのようで
そのゴミを取るということはしません。
音楽が鳴りだしたと思ったら
お祈りが始まりました。
先に紹介しましたが、壁はこの様に
斜めになっています。
この寺院には🐍が住んでいて
毎晩ミルクを飲むために出てくるとか・・・・
その姿をバーンさんが以前ガイドできた時に
偶然動画におさめる事ができたとのことで
それを写させてもらいました。
彼は全般的に写真が下手くそなのか
スマホが悪いのか・・・・
そんな彼にばあさんが注目したのは
サム砂丘で自撮りをしていた彼を見てからです。
手のひらに太陽を乗せようとしていますが
イマイチですね。
失礼ながらご本人の前で笑ってしまいました~
それからチョットだけ親しくなって
🐍の写真も撮らせてもらいました~
ジャイナ教寺院を出て
砂漠にあるのは風力発電の風車。
アマル・サガルのジャイナ教寺院。
ひっそりと逞しく咲くシャクナゲ。
外観は伝統的なシカラとラージプート宮殿を、ミックスした
造形をしています。
ここもまた見事な彫刻です。
内部に入って見ましょう
祭壇はあまりきれいではありませんね。
全裸の高僧が自らの髪の毛を抜いている絵。
世界一戒律が厳しいジャイナ教。
殺生は勿論ダメ!
外に出て最上階まで行きます。
向こうの方にはサガールと呼ばれる
人工の雨水湖があります。
最上階には、パーシュパナート像が
祀られています。
この後は一旦ホテルに戻り
再びバスに乗り、今までの最悪悪路を更新する道を
通りランチ会場の「Jaisal Treat」へ
ほうれん草カレー、カリーというヨーグルトから
つくられたカレーなど頂きました。
チキンカレーはだいたい何処でも出てきました。
旅仲間には豆類がダメ、乳製品がダメ、辛い物がダメな
人がいて、添乗員さんはそれぞれのレストランに
根回ししてそれが入らない料理を用意していました。
これは焼きそばで、食べられない人用に
出てきましたが、お裾分けで頂いたけれど
大変美味しかった。
それにしても〇ールド航空サービスは
それぞれの要望に応えてよく対応していました。
だから固定客が付いているのですね。
ランチ後はクーリー村へ
それではまた明日ね。
今日も来てくださってありがとうございます。