夢!進行形。港が見える丘ガーデン

ミントさんの庭に憧れて、少しでもブルーガーデンに近づけるように日々奮闘する田舎のおばちゃんの日記です。

ジャイサルメール2つのジャイナ教寺院

2024年12月03日 15時00分54秒 | インド ジャイサルメール




インド4日目の朝は
ジャイサルメールから15㎞離れた


かつての都ロアーバへ

途中道路が舗装されていない悪路を
意味をなさない緩みっぱなしのシートベルトをして
30㎞は走ったかと思いきや
たった15㎞だったのか・・・長く感じた。

ロアーバに着くころには
道端に野生の孔雀が見られました。
孔雀はインドの国鳥です。

このジャイナ教寺院は9世紀に建てられましたが
イスラム勢力によって、2度にわたって破壊されたために
かつての姿を垣間見ることはできませんが
17世紀に再建されたジャイナ教寺院だけが
残っています。


凄ーく立派な寺院です。
例によって靴を脱ぎ、履いているソックスの
上に汚れてもいいソックスを2重履きして
寺院にあがります。


寺院に入るとデリーからずっと一緒の
ガイド、ランジットさんが
「仕事をしないガイドのバーンさん」と
彼が日本語が分からないことをいいことに
あからさまにみんなの前で言います。
そんなことは露とも知らず
ジャイナ教徒の彼は一番にお参りします。


この寺院の天井を見てください!
細か~いレース模様のような細工を・・・・


そしてバーンさんがお参りしたのは
黒大理石の23番目の預言者の
パールシュヴァナータ。



これはバーンさんのお参り姿。
彼のスマホの画像から拝借。




透かし彫りをしている壁ですが
斜めになっているために
滅多に降らない雨に汚れることもなく
きれいです。


隅には僧侶の生活用品が・・・


だいたい普通の民家でもこのような
腰のない箒を使っています。
そして道に履き出して終わりのようで
そのゴミを取るということはしません。


音楽が鳴りだしたと思ったら
お祈りが始まりました。




先に紹介しましたが、壁はこの様に
斜めになっています。


この寺院には🐍が住んでいて
毎晩ミルクを飲むために出てくるとか・・・・

その姿をバーンさんが以前ガイドできた時に
偶然動画におさめる事ができたとのことで


それを写させてもらいました。
彼は全般的に写真が下手くそなのか
スマホが悪いのか・・・・



そんな彼にばあさんが注目したのは
サム砂丘で自撮りをしていた彼を見てからです。
手のひらに太陽を乗せようとしていますが
イマイチですね。
失礼ながらご本人の前で笑ってしまいました~
それからチョットだけ親しくなって
🐍の写真も撮らせてもらいました~


ジャイナ教寺院を出て




砂漠にあるのは風力発電の風車。


アマル・サガルのジャイナ教寺院。


ひっそりと逞しく咲くシャクナゲ。


外観は伝統的なシカラとラージプート宮殿を、ミックスした
造形をしています。




ここもまた見事な彫刻です。



内部に入って見ましょう




祭壇はあまりきれいではありませんね。





全裸の高僧が自らの髪の毛を抜いている絵。
世界一戒律が厳しいジャイナ教。
殺生は勿論ダメ!


外に出て最上階まで行きます。


向こうの方にはサガールと呼ばれる
人工の雨水湖があります。




最上階には、パーシュパナート像が
祀られています。





この後は一旦ホテルに戻り
再びバスに乗り、今までの最悪悪路を更新する道を
通りランチ会場の「Jaisal  Treat」へ






ほうれん草カレー、カリーというヨーグルトから
つくられたカレーなど頂きました。
チキンカレーはだいたい何処でも出てきました。


旅仲間には豆類がダメ、乳製品がダメ、辛い物がダメな
人がいて、添乗員さんはそれぞれのレストランに
根回ししてそれが入らない料理を用意していました。

これは焼きそばで、食べられない人用に
出てきましたが、お裾分けで頂いたけれど
大変美味しかった。
それにしても〇ールド航空サービスは
それぞれの要望に応えてよく対応していました。
だから固定客が付いているのですね。


ランチ後はクーリー村へ



それではまた明日ね。


今日も来てくださってありがとうございます。


サム砂丘の絶景

2024年12月02日 14時04分04秒 | インド ジャイサルメール





砂漠に集まったジープ群

夕陽が沈んでいくにつれて
人が増えて


この賑わいに・・・・
ばあさんたちが着いた時は、暇を持て余し気味だった
ラクダ使いもフル回転。

ラクダには一度乗ったような記憶があって
それも30年程前にモロッコで・・・・
11年程前にはエジプトで乗る機会があった
けれど・・・・確か1,000円だった。
この時には乗らなかった。
今回も添乗員さんが「500円でその辺りを
1周してくれるらしいけど乗りませんか」と
言ってくれたけど、後でもう1周するからと
金額を上げてきたり、ゴタゴタすると聞き
「そんならや~めた」と乗らなかった。

そろそろ陽が沈みかけたので


小高い丘の上の方に移動します。








丁度、ラクダとラクダ使いが通ったので
この旅行でのベストショットが撮れました。


サヨウナラ!サム砂丘

サム砂丘からまた1時間ほどバスに乗って
ホテルに帰ります。

戻ると中庭では民族舞踊をしていて


美しい女性が踊っていましたが
動きが激し過ぎて上手く撮れません。


この女性の踊りが終わると
「一緒に踊りましょう」と誘われましたが
ばあさんはお疲れ気味だったので、お断りしましたが



3名の仲間は、ダンサー💃の振り真似で
一生懸命に踊っていました。
お疲れ様でした。




あとはこの壺のような物を6個
頭の上に乗せた女性が踊ってお開きに・・・・


その後


2階にあるオープンスペースのレストラン「Wyra」にて
ターリー料理を味わいました。


レストランからは城塞が
ライトアップされて見えます。



やはり、スープから・・・


おお!これぞ本場のインド料理っぽいぞ。


でも日本人のおばちゃんたちには
量が多すぎるー
以外にもおっさん2は、インドカレーを
楽しんでいる模様。



ジャイサルメール3日目の朝


相変わらずこんな朝食。


さすがマリオットホテル、清潔で素敵です。


美味しそうな菓子パンも


客室への大理石の廊下には
このような香りを放つ物が・・・・
朝の早い時間には灯りがともっていないので
芳香はしていないのですが、灯りが点いていると
強烈な香りというか匂いが充満している。
最初は耐えられなかったが、徐々に
気にならなくなったので、ばあさんも
インドに染まってきたということか・・・


ここでジャイサルメール・マリオット・リゾート&スパ
の外観を紹介します。











それではまた明日ね。


今日も来てくださってありがとうございます。




カオスな町を出てサム砂漠へ

2024年12月01日 20時58分29秒 | インド ジャイサルメール



王様が住んでいる王宮のそばを
通ってランチのレストランに行きます。


王様の馬が繋がれていました。


赤いのはブーゲンビリア、黄色は?


ランチをするお店




最初はスープ


今日はナンではなくて、チャパティと呼ばれる
パンの一つかな?


右上はヤギのチーズ入りカレー
だいたい何処に言っても出てきたけど
ばあさんはちと苦手。
チキンカレーもよくでてきたな~


真ん中はインドのスィーツ
セモリナ粉のお菓子でスージー・ハルワ
全般的に甘~いのです。



ガイドさんが連れていってくれた
ラグマットのお店。


女性がパッチワークと刺し子が
合体したような作品を作りあげています。


おじさんがJUKIミシンで
何やら縫っています。




ここにぶら下がっていたベストを
買いましたよ~



これです。
リバーシブルで裏側は茶色の柄になっています。
値切りのベテランの旅仲間が値切り倒してくれました。


インドでは滅多にいないネコちゃん。
ネズミは神聖な存在として、崇められているので
それを獲って食べるネコは敬遠されている。


狭い道をスピードを出して走るバイク。
道路に落ちている牛の糞をよけながら
クラクションを鳴らして走るバイクにも
気を付けなければならない。
この喧騒と町中に漂う糞尿の匂いは
初めてのインド観光への洗礼か・・・・・


酒屋さん



カイザル髭のドアボーイ。


ホテルの敷地内にいた
デコレーションされたラクダ。



これからサム砂丘に行って
ジープサファリと砂漠の夕景を楽しみます。


ラクダツアーの客を待つラクダたち


我先にと絶景ポイントへ急ぐジープ。


後部座席にはシートベルトもありません。
丘陵から滑り降りるジープはスリル満点。


明日は砂漠の絶景を・・・・


今日も来てくださってありがとうございます。


ジャイサルメール城塞の中へ

2024年11月30日 13時27分57秒 | インド ジャイサルメール



ジャイサルメール2日目は
いよいよジャイサルメール城塞の中へ




西入り口から入って行きます。


旗が立っている所がかつての王宮で
今は博物館になっています。

ジャイサルメール城砦は2013年に世界遺産に
登録されました。


台地状のトリクタの丘の上に
ラーワル・ジャイサルによって1156年に
黄色い砂岩で築かれたジャイサルメール城。







この繊細さにはただただ驚くばかり!



博物館の中には現在の王様の写真が・・・






当時の王座







砂岩にこんなに細密に彫刻を施した
職人たちの多くは、パキスタンに渡ってしまい
インドにはもういないとのこと。



宮殿の窓からの市街地をのぞむ。










御妃様が住んでいた所だったかな?



宮殿の中は天井までも美しい。


王様が着ていたという服。
超巨大、身長は2メートル以上あったとか
確かにインドの男性は大柄な人が多いが
反対に女性は小柄な人が多いと思う。



王宮から城塞内と旧市街をのぞむ。







これからジャイナ教の寺院に行きます。

ここでインドの宗教について書きます。

インドではヒンドゥー教が79.8%
イスラム教が14.2%、キリスト教2.3%
シーク教1.7%、仏教0.7%、ジャイナ教0.4%

ジャイナ教はこんなに少数派ですが、
残されている寺院は、目を見張る彫刻の寺院が多い。



ジャイナ教は紀元前6~5世紀にインドで生まれ
不殺生、真実語、不盗、不淫、無所有の
5つの厳しい戒律のもとで生活している。
世界一戒律の厳しい宗教と言われ
高僧は自ら頭の髪の毛を抜きます。
町中では全裸の高僧が歩いていることも・・・






現地ガイドのバーンさんは、ジャイナ教徒で
入るたびにお参りをしています。



ジャイナ教の24人いる祖師の8番目の祖師。
ガイドさんは預言者と言っていた。
お顔は仏像に似ています。


二つのジャイナ教寺院を見た後は・・・・



ジャイサルメールで一番の
パトウォン・キ・ハヴェリ

宝石と高級錦織の裕福な貿易商の
グマン・チャンド・パトワによって
19世紀の最初の60年間に建設され
装飾彫刻を施した出窓などは
ただただ目を見張って見上げるばかり!



2年程前に偶然付けたNHKの画面に
この美しい建物が映し出されていました。
” えぇーここは何処?絶対に行きたい!”
それ以来ジャイサルメールは、憧れの地となりました。



そしてその夢が叶った今
今回の旅の仲間から
「どうして最初のインド旅行で、タージマハールなど
ではなくて、ジャイサルメールを選んだの?」と
聞かれたので、それで
「NHKの番組のジャイサルメールを見て
ハートにビビッときて、行きた~いと思ったからよ。」と
答えています。

誰もが西インドのこんな田舎を
インド最初の旅行先に選んだのが不思議だったらしい。






所有者の地位と富を誇示するために
黄色の砂岩に細かく刻まれた装飾彫刻。









衣服もこんなぶら下げ方式で売っています。


それではまた明日ね。


今日も来てくださってありがとうございます。

ジャイサルメールのホテルの食事

2024年11月29日 20時02分39秒 | インド ジャイサルメール




さて、ジャイサルメール・マリオット・リゾート&スパ
での初めての夕食は


ビッフェスタイルなので
食べたい物を食べたい量だけお皿に入れて
食べます。


今日は、珍しく中華もあったので
焼きそばとか八宝菜風も・・・・・
なにもインドに来てまで中華を食べなくても・・・と
思っていらっしゃる方もいると思いますが
徐々にインドカレーにお腹を慣らしていく
戦略ですよ。


これはデザート


デザートにブルーの色何て
絶対に日本人は手を出さないでしょう。



飲み物はインドの代表的なビール
キングフィッシャー
右側のプリというチャパティ風の物は
インド人マダムからビールに合うからと
頂いたものです。
左側の麺は、”嬉しい麵がある~” と
入れてきましたが、一口食べて辛~い
二口目にトライする勇気はなかったよ。


おっさん2の飲み物はいつもラッシー
飲むヨーグルトで甘い物から塩入りや
マンゴーなどの果物入りまである。


露店でよく見かけたインドの定番おやつパニプリ


アップで撮るとこんな感じです。
中には豆やジャガイモの具が入っていて
そこにタマリンド水を注いでくれる。

甘さを期待して食べるとチョット残念かも



夜の中庭

立派なホテルなんだけど・・・
やっぱり水事情が悪く、洗面所の蛇口から
色つきの水が出てきて、歯ブラシを湿らすのも
口をすすぐのも、顔を洗うのも
ミネラルウォーターを使いました。



朝食は・・・・




右上は白い蒸しパン


これはおっさん2のチョイス
飲み物はチャイ
甘く煮出したミルクティーに
生姜やカルダモンの香辛料が入っている。
ホテルのチャイは生姜が強かった。



カレーは何処までも付いてくるー
インドだから当たり前かー



掛けるソースも色々あるのよ~


ワッフルを焼いていたので
お願いしました。


トッピングはチョコレートと蜂蜜で・・・・
温かくて美味しかったよ~




ナンはランチでも出てくるので
ホテルではこんなクロワッサンや右側の
白い菓子パンを食べていたが
この二つは共に美味しかった。


朝のホテル




プルメリア
清々しい花ですね。


それではまた明日ね。


今日も来てくださってありがとうございます。