今日は
ネコが苦手な人も最後まで
お付き合いくださいね。
ヤマト君特集です。
私も実はネコが苦手でした。
この67年の人生の間、ずっと犬派を通してきました。
でも
昨年の9月22日に
庭のどこかでミャーミャーと弱弱しい鳴き声がし
見つけたのはこのガリガリで
コウモリのような子猫
生後3ヶ月ぐらいかな・・・・・
ミルクや煮干しを置いておくと
一心不乱に食べていました。
この小さな命をどうしょう・・・・
餌をやらないと、何処かに行ってしまうのか
それともここで死んでしまうのか・・・・
家の中に入れる訳にはいかないし
これにはオッサン2も私も同意見だし
外猫として、取りあえず餌だけは与えようと
翌日にはキャットフードを、買いに行きました。
近づけば逃げるのですが
デッキでは安心して、寝ていました。
餌を与えていると
その内に庭を歩く私の足元に、
すり寄って来るようになりました。
踏みつけそうで・・・・・
終始、ヤマト君が何処にいるのか
確認しながら歩いていました。
木登りが得意で、方々の木に登ったり
小屋の屋根に上がったり
餌を食べている時に
ダニとりスプレーをかけると、腰を抜かし
餌の容器とそばにあった鉢をひっくり返して
しまいました。
ガーデニングをしていると
しっかり現場監督をしています。
ベンチの近くに来ると
「 早くここに座って、お膝の上に抱っこしてよ」と
ニャーニャー決まって鳴きます。
芝の上は気持ちいいなあ~とゴロゴロ。
あまり森の奥には行きません。
草むらが大好きです。
お気に入りのリーフをくしゃくしゃに
されるので囲ったら、その上にチョコンと
乗っていました。
ねえ開けて!
チョットだけ入らせてよ。
すっかり我が家の一員となったヤマト君ですが・・・・
私たちが旅行に出るときは
娘が仕事帰りに寄ってくれて
餌をやってくれます。だだ2食分を1回にして
与えることになりますが・・・・
そして今朝のこと・・・・
いつものように朝の7時過ぎころ
いつもは戸口でミャーミャーと
「お腹すいた、早くご飯をおくれ~」と催促して
いるのですが・・・・
今日はその鳴き声も姿もありません。
こんなことは初めてです。
「ヤ~マ~ト~」と呼びますが
返事がありません。
もう一度「ヤ~マ~ト~」と呼ぶと
かすかに「ミャ~」ときこえました。
私の庭の方です。
何をしているのか、近づいて覗き込むと
何かを食べています。
庭に入っていくと、そこらあたりが
毛だらけになっています。
どうやら鳥を捕って朝食にしていたようです。
「これ!そんな物食べないで、ちゃんとご飯をたべなさい」
というと器のところに行って
食べていました。
その後
私たちの朝食が終わった後
ヤマト君がちゃんと餌を食べたか見に行くと
ミルクだけ飲んでキャットフードを残していました。
完食しないなんて、珍しいことです。
庭の方を見ると
ヤマト君が何かをくわえて、引きずっていました。
何を・・・・・
見えたのは子ウサギの頭でした。
ギョッ!
鳥だとばかり思っていたのは
子ウサギだったのです。
オッサン2にこのことを告げると
「猫はライオンやトラと同じだから・・・・」
「そんなことより、どうにかして!ヤマトがウサギを
食べてしまうなんて・・・・・」
オッサン2にウサギの死骸を始末してもらいました。
その間ヤマトは、満腹のお腹を
オッサン2のイスの上に堂々と乗せていました。
「ヤマトすごいなあ!ウサギの他にモグラも
捕っていたぞ」
「エエッ!もぐらも・・・・・」
モグラは私の天敵なので、良かったかも・・・
前にも一度モグラは捕ってきたことがあります。
その後
私が庭仕事を始めると
一応近くには寄ってきましたが
直ぐにそのウサギを隠していた所に行き
捜していました。
そして悲しそうに「ニャァ」と鳴いています。
「ごめんヤマト、ウサギはオッサン2が処分したき」
と私はつぶやきます。
ふだんは邪魔になるほど、まとわりついてくるのに
今日はほとんど近くにいないようで
姿が見えないし、呼んでも来ません。
庭仕事が終わって
家の方に入ろうとすると
鉢の陰で横になっていたその姿は
「何で苦労して捕った獲物を横取りしたんじゃい?」と
いじけているようでした。
思えばこんな小さな時から
昨年の10月9日の、カマキリを狙っている画像。
この頃から、捕食動物としての本能が
芽生えていたのですね。
我が家の庭に来てから5ヶ月が経ち
成長著しくて、すっかりもう大人の大きさになりました。
私にすり寄ってくる姿は
本当にギュッと抱きしめたくなるほど
可愛くって・・・・
普段は素っ気ないオッサン2ですが
この間の旅行から帰った時は
私より先にヤマトを探しに行きました。
すっかり家族の一員となったヤマト君。
これからもずっと一緒にいてくれるでしょうか?
今日も来てくださってありがとうございます。