徒然スキーヤー日記

冬は毎週志賀高原レポート
夏は子連れダイビング情報
スキー試乗や旅行記の目次は「このブログについて」カテゴリー見てね

2017シーズンモデル,スキー試乗レポート第16回…VOLKL編その2

2016-06-09 04:24:50 | スキー板試乗
うーむ.
帰宅すると,もう外が明るくなっているという.
わけ分からん時間に帰宅しているSkier_Sです.
…明日朝起きれるのかな(涙).

それでも続く,2017シーズンスキー板の
試乗レポート.

今回は,フォルクル編.
Platinum SDとCDの2機種です.
では,どうぞ~!


○VOLKL PLATINUM SD 165cm









基礎小回り用.

基本的に,去年と同じ感じで,UVOも乗っており,
一見あまり変わってないように見えますが…
プレートが微妙に変わったのかな??

荷重ポイントはセンター.
コアの張りが強く,固い斜面でも
トップとテールのエッジがガッツリ効いて,
エッジがしっかりグリップして,きれいに
小回りしていきます.
固い斜面を切り裂いていくように,
アイスバーンでもしっかりエッジが食いついて
回っていきます.

フレックスは強く,反発も強いので,
固い斜面では気持ちよい返りに乗って
板が左右に切り替わっていきます.
板のテールまで乗って回しこんでやる…
というより,反復横飛びをするような,
そういう感じで板が左右に切り替わっていきます.

この反発の早さゆえに,小回りスペシャルになります.
固い斜面でスピードを出していくと,
ひゅんひゅん切り替わっていき,小回り強制
マシンになります.

うーむ.大回りは厳しいか…
あと,ずらしても面白くもなんともない板です.
板の軽さゆえに,柔らかい斜面や,コブも
行けなくはないですが…
やはり,この板は固い整地でこそ本領を発揮します.

固い斜面を,この返りの速さに乗って
気持ちよいリズムの小回りで降りていきたくなる,
そういう板です.
…オールラウンドというより,かなりとがった
性能の小回り板として,かなり面白いです.
…ただ,乗り手には結構の技術と体力を
求めるかも…


○VOLKL PLATINUM CD 171cm









大回りベースオールラウンド.

大回りに特化したGDに比べ,センター幅を広めにし,
オールラウンド性を強めた板ですが…
この板も,見た目はあまり去年とは変わってません.

履いた感じ…
やっぱり,不思議な板です.
かなりテール荷重.
トップを抑えるより,テール側に乗っていくと
トップが浮いていくように回ります.

春のザク雪でも,その上に柔らかく浮かび
上がるような感じで回っていき,
荒れた雪の上を舐めるように滑っていきます.
…春の雪との相性はかなり良さそう.
海外では雪質を選ばないオールラウンド板として
売っているんじゃなかったかな??
確かにそんな感じで,柔らかい雪・荒れた雪などの
走破性はかなりいいです.
171cmでセンターが太いってことも相まって,
そこそこのスピードで安定感高く荒れた雪の
上を滑っていけます.
フレックスも適度に柔らかく,柔らかい雪との
相性は極めて良いです.

固い斜面では…エッジグリップはそこそこかな.
テールをかませていけばエッジグリップします.
板自体がかなり軽いので,171cmという長さにも関わらず
結構動かしやすく,操作性は高いです.

ガンガン固い斜面でのトップスピードでは,
わずかに弱さを感じるところもありますが,
柔らかい雪,荒れた雪での走破性はかなり
特徴的で,板が飛ばされたり叩かれたり
する感じがなく,滑らかに乗り越えていきます.

うーむ.
久しぶりに乗ったけど.
やっぱり不思議な板だなぁ…
コメント

BRレガシィもうすぐ購入3年!車検に出したよ…

2016-06-08 03:44:23 | 
ということで.

わがBRレガシィ君.
この6月で,購入から3年になってしまうので.
車検に出してきました…

あぁ…あの日々から3年.
早いものだ…

現時点での走行距離は,96000km.
3年で10万kmは超えなかったなぁ…

約10万km走ったけど,不具合部分は無いので.
安く上げるために,ユーザ車検に出そうかとも
思ったけど.
ご無体職場で平日の休みは無理なのと.
後述するもう一つの理由があるので,
またディーラーに車検に出してしまいました…

…ということで.
初めてのスバルディーラーでの車検です.

ディーラー「3年目の車検ですよね…?」

私「そうです」

ディーラー「もう,10万km近いですね…」

私「そうですね…」

ディーラー「走ってますね…」

私「走ってますね…」

という,いつもの挨拶(?)のような会話のあと.

ディーラー「お見積もりを出しますので,しばらくお待ちください…」

…見積もりができるまで,
待つことしばし.

ディーラー「タイヤ溝も大丈夫ですし,
 ブレーキパッドも残7.5mmくらいありますね.
 ブレーキパッドは交換されたばかりですか?」


私「いえ.新車のままです」

ディーラー「え?9.5万km走ってるんですが…一度も換えてないんですか!?」

私「換えてません」

ディーラー「…それで,まだ7mmも残ってるんですか…!??」

…うーむ.
ここでも,10万km近く走って,ブレーキパッドが4mm位しか
減ってないことに驚かれるのか…

ディーラー「タイヤ,ブレーキパッドは交換不要なので,
 費用の見積もりはこのようになっています」


と,出てきた見積もりは.
…やはり,ディーラーでの車検って,
ホンダと一緒か.
要らんものがいっぱいついてくるなぁ…

私「じゃぁ,これから切っていきますね」

ディーラー「え?」

私「下回りスチーム洗浄,要りません.シャーシ塗装も
 自分でやっているので要らんです」


ディーラー「え?」

私「このフューエルクリーンとクーラントプラスって…
 燃料とLLCの添加剤ですか?だったら要りません」


ディーラー「添加剤ですが…不要ですか…」

私「エンジンオイルは,なんだかハイグレードのモノが
 選ばれてますが…0W-20の一番安いやつでいいです」


ディーラー「…そうですか…」

私「エアコンフィルタも11月に換えたばっかりです.
 要りません.エアクリーナーエレメントも交換不要です」


ディーラー「…わ,分かりました…」

私「あと,カーボンクリーニングって何ですか?また
 添加剤系ですか?」


ディーラー「エンジンの吸気系に直接薬剤を注入…」

私「要りません」

ディーラー「…」

私「ってことで,この見積もりで残るのはブレーキフルード交換,
 オイル&オイルフィルタ交換,無料のアイサイト
 診断だけですね」


ディーラー「そうなりますね…」

…しかし.
やはり,ここでも.
肝心なものが抜けているのだ
余計なものを見積もりに入れるのに,
わざわざスバルディーラーに車検に出しに来た,
最大の理由である,
肝心なものが抜けているのだ.

私「…でも.10万km近く走ったので,プラグは換えてほしいんですけど」

ディーラー「あ,エンジンプラグですねっ!」

…水平対向エンジンでなければ,自分でプラグを
替えるところなのだが.
水平対向エンジンのプラグを換える道具(おそらく
普通のプラグレンチで換えられない)も無ければ,
エアクリーナーボックスとかのいろんな
パーツを外してまで,水平対向エンジンの
プラグを自前で換える根性は無いのだ.

私「はい…プラグは換えてください」

…ということで,車検終了後に.
交換されたプラグを見てみると…
さすがイリジウムプラグ.
電極が減っている様子は全く無く.
焼け色もいい感じだし.
まだまだ全然使えそうな状態.

水平対向エンジン,プラグ交換大変だけど.
これであと10万kmは交換せずに済むはずだから.
まぁ,もうプラグ交換することはないかなっ!
コメント (8)

2017シーズンモデル,スキー試乗レポート第15回…SALOMON編その4

2016-06-07 02:17:07 | スキー板試乗
そして…
そろそろ飽きてきたころかもしれないけど.
まだまだ続く,2017シーズンモデルのスキー板試乗レポート.

本日はサロモン編.

板自体は,すでに前回レポートしている
X-RACE SWと,X-RACE SCの2種類です.

また,試乗コンディションもちょっと雪が固い,
一の瀬と比べるとマシな感じの熊の湯での試乗なので,
ザブザブの雪と違う観点でのコメントも追加されています.

では,どうぞ~!


○SALOMON X-RACE SW 170cm







FIS非対応GS競技用…というより,大回りベースオールラウンド?

今回,結構固い斜面で試してみましたが…
今シーズンまでのX-RACEよりは軽い板ですが,
割と張りも強く,固い斜面でも思った以上に
エッジグリップがしっかりした,
かなりグリップ重視のカービングマシンで
あることが分かります.
ただ,その中でもフレックスは現行X-RACE
(Xビンディング付き)よりは柔らかく感じ,
テールをたわませるように乗ってやると
エッジに乗ったまま,良く回っていきます.
やはりSALOMONらしく,かなりテール荷重で乗っていく
板です.

170cmっていうと,スピードを出していくと
中回りっぽくなってしまう感じですが…
ホントの大回り用にするなら175cmが欲しいかな.

現行のX-RACEほど,固い斜面でどこまでスピードを
上げて行っても,どっしりとしてびくともしない
激烈な安定性や,どこまで横Gをかけても
耐えるようなグリップの過激さは無いですが.
#逆に言えば,今シーズンまでのX-RACEは,
#低速での扱いやすさやズラしやすさは考慮されていない

しっかりグリップした中で,比較的スピードを出して
たわみに乗って切っていくという板なので.

そこそこ攻め気味に滑る人にターゲットを合わせた,
エッジに乗って落ちていく快感を味わう
板かな~,と思いました.

ただ…今シーズンまでのX-RACEの後継機を求める人には,
ちょいと物足りないと思います.


○SALOMON X-RACE SC 165cm(2回目)







SL競技用…というより,小回りベースオールラウンド?

この板も,一の瀬に次いで2度目の試乗ですが.
一の瀬で試乗したのと,長さも全く同じ板になります.

今回,固い斜面で履いてみたところ…
ああ.
かなり優しい板ですね.
おとなしいですね.
グリップレベル,フレックスともにXMAX12より弱い気がします.
昔で言うと,24hoursのS5より弱いかも…

かなり柔らかく.クルクル回ります.
トップとテールが頑張らないので,
仕掛けていくと板が逃げていきます.
簡単にズラせます.
エッジグリップはかなりマイルド目です…
アイスバーンでは,ちょっと板が逃げ気味でした.

そんなに体力がない人・体重が軽い人にとっては,
フレックスが柔らかく,板も動かしやすいので
操作性はいいかと思うのですが…
そういう方には,やっぱり軽いX-MAXの方を
お勧めしたくなります.

うーむ.
やっぱり,ちょっとどういったターゲットの人に
売ろうとしているのかよくわからない板でした…
コメント

2017シーズンモデル,スキー試乗レポート第14回…ATOMIC編その2

2016-06-06 02:12:13 | スキー板試乗
今シーズンも,あと残すは月山のみとなりましたが.
現在,滑走日数63日にして.
なんと.
まだ一度も転んでません.
昨シーズンは自損転倒0とはいえ.
ぶつかられて転倒しているので…

今シーズンは,わが人生初めての,
転倒回数0で終わるのか???

残るは月山1回.
無事,転ばずに終わりますように…(懇願)

で.
まだまだ続く,2017シーズンモデルの
スキー板試乗レポート.
本日は,アトミックの2機種です.

では,どうぞ~!

○ATOMIC Bluester D.D. LX +X12TL 166cm(2回目)







基礎オールラウンド(ロングベース)

この板も,SX同様に優し目のTLビンディングと,
前後がバーで接続されてフレックスが強くなる
VARビンディングが選べますが…
今回乗ったのはTLビンディングがついたモデルです.


これも…
SX同様,プレートが変わったはずですが.
私には,今年モデルと違いが分かりません(笑)

アトミックらしい,完全テール荷重でコントロールする板です.
粘る感じのエッジグリップがあり,安定感あって.
テールのグリップが強いです.
高速安定性,振動吸収性は高め.

ただ,SXと違うのは.
ターン後半でテールを抑えた際に,
切れ上がっていく感じは弱く,
SXより縦に落とせる感じです.
SXのようにターン後半に,切れ上がって
ぎゅっと曲がる感じは無し.
このあたり,SXに慣れた人間にとっては刺激が
足りないのですが…

妙に切れ上がったりすることもなく.
TLビンディングだと,エッジグリップは強めの
板だけど,ターン中に板を動かす自由度もあり.
無難なオールラウンド板だなぁ…
と思いました.


○ATOMIC VANTAGE90 176cm






オールマウンテン系

センター幅90mmという,セミファットな板です.
まぁ,オールマウンテン系で,柔らかい雪に合わせた
それほどグリップを重視しない板だよね…

と,思い込みを持って履いてみたところ.

…な,なんだこれはっ!!

まるでGS板のような,しっかりしたメタルの張りと.
しっかりしたグリップ.
アイスバーンの熊の湯のゲレンデでも,
板が逃げることなくガッツリグリップして
切れていく,この快感!

…これは.
長さ176cmってのもあって.
しっかり締まった整地でかっ飛ばすと
ものすごい気持ちいい,ハイスピード
大回り板じゃないかっ!??

見てくれと全然違うよっ!!!

結構いい,縦に落とせる大回り板ですが.
固く,トーションも強い板で.
グリップしっかりしているので.
結構体力があり,スピードを出す人に
向いてます.
体力がない人・あまりスピードを出さない人は
もてあますかもしれません.

しかし.このしっかり感のため,
かなりスピード耐性は高いです.
ヘタなエキスパート用大回り板より
しっかりしてるかも??

幅が広くて安定感があり,
ザク雪でも行けるのに,
整地でのスピード耐性は高い.

さらに,このビンディングがいいのか…
履いた感じ,足元は軽く.
意外と振り回しやすいです.


90mmの幅を活かし,パウダーや柔らかい春雪でも
走破性は高いし.
ガッチリ固まった整地でも,しっかりグリップしていくし.
かなりの張りの強さがあり,スピードを出しても
ぜんぜん耐えるし.

これは,1セットで2度おいしい板かも…?
パウダー用太板と考えるとちと細いけど.
…これは.マズい.
かなり物欲を刺激する板でした…
コメント (2)

やばい.月山も末期的症状か…!??

2016-06-05 08:14:40 | 日記
えー.
昨日は娘と一緒に寝てしまい,深夜更新できなかった
Skier_Sです.
久しぶりに日付が変わる前に寝ました…

先週・今週はスキーシーズン中にできなかった
いろいろな予定が大量に週末に突っ込まれ,
バタバタとしていたのですが…

そうやっているうちに,月山は.
リフトに滑りこめなくなり.
トラバースラインが切れかけ.
大斜面もボトルネック状態になり.
沢コースが終わりかけてるようです…

これって,6月末に近い状況じゃないかっ!!
これは,急いで月山に行かねば…

…ってか,今シーズンは6月上旬で終わってしまいそう.
うーむ
例年より,半月早いシーズン終了になりそうです…
コメント (6)

2017シーズンモデル,スキー試乗レポート第13回…ROSSIGNOL編その2

2016-06-04 03:14:29 | スキー板試乗
まだ,2017シーズンモデルのスキー板の
試乗インプレッションが続くわけですが.

本日のレポートの板からは,
試乗会場は4月30日の熊の湯になります.
コースは廊下だったけど,気温が冷えて
かなり締まったいいコンディションで試乗できました…

で.
今回は,ロシニョール編,2機種です.

では,どうぞ~!


○ROSSIGNOL DEMO ALPHA SOFT 167cm







基礎オールラウンド.

…とはいえ,長さ167cmだと小回りベースです.

基本的に,R21プレートのDEMOα R21から,ビンディングとプレートを
変えただけらしいこの板.

ガッチリ強いR21プレートのDEMOα R21に比べ,かなり優しい
板になっています.

もともと優しいDEMOαソフトですが.
今シーズンモデルより,トーションが弱くなったのか?
あるいはエッジのチューンナップか?
エッジグリップが弱くなり,
ずらしやすくなった気がします….

今シーズンまでのDEMOαソフト同様,
傾けただけでトップとテールのエッジがしっかり効いて,
エッジに乗ったレールターン的にターンが始動します.
荷重は土踏まずより心持ち後ろ,くるぶし下.
ここを抑えて行くと曲がっていきます.

しかし,噛ませて滑れば切れていくけど,
エッジの食いつきは優し目になり,
ずらそうと思えばいとも簡単にずらせる
動かしやすさを感じました…
DEMOα R21に比べればかなり優しく感じ,
むしろDEMOβの方に近いな…と思うほど,
エッジが頑張らなくなった感.

板を良く動すこともできるし,長さも167cmであれば,
エッジに乗っても比較的小さな半径で曲がるので.
小回りが調子よい板です.

強く仕掛けていくと,板がたわんでいくよりも
エッジが緩やかに逃げていく感じ.
…ただし,これはエッジの仕上げが結構効いている
のかも…??


○ROSSIGNOL DEMO BETA 166cm







基礎オールラウンド.

ビンディング&プレートが同じってこともあり,
DEMOα SOFTに近い特性を感じます…

DEMOα R21とDEMOαソフトより,
DEMOαソフトとDEMOβの方が近い感じ.

エッジもグリップするし,ずらしていった時の
コントロール性もいいです.
荷重ポイントはくるぶし,
押さえればグリップ,抜けばずらし.
αソフトよりは柔らかいのか…
ずらしもグリップもどちらもやりやすく,
ずらしのコントロール性の良さが
なんとなくオガサカっぽい感じ…

そこそこのスピードまでは十分エッジに乗って
安定して滑っていけるのに,いつでも自在に
すっと板を動かせます.
166cmはR13とラディウスも小さく,良くたわむし,
ずらしもやりやすいので,どちらかというと
小回り専用機かな~.

ガンガンのトップスピードでは,ちょっと弱さを
感じるかも.
でも,普通のゲレンデ域のスピードでお気軽に
滑るなら,グリップもするし,ずらした時の
コントロール性も高いし.
ガンガン攻めるつもりがない人が,気楽に乗れる
ショートベースオールラウンドとして良いのでは
無いでしょうか…
コメント

2017シーズンモデル,スキー試乗レポート第11回…OGASAKA編その2

2016-06-03 03:08:35 | スキー板試乗
えー.
まだ続く,2017シーズンモデルのスキー板,
試乗インプレッション.
これで,一の瀬で試乗した板は終わりです.

本日は,オガサカ編.
ケオッズのトップモデルです.

では,どうぞ~!

○OGASAKA Keo's LS FL585 165cm







基礎オールラウンド.

来シーズンのKeo'sのトップモデル.

プレートは,FLプレートとFMプレートの2種類が選べるようですが…
今回履いたのは,強いほうのFLプレート付きの
モデルです.

長さが165なのにRが15mと,比較的緩めのサイドカーブのこの板.

FLプレートが重いのかな?
あるいはビンディングが重いのか…
履いた瞬間重い感じを受けます.

板自体は,しっかりエッジグリップ系.
エッジグリップさせるとよく切れて,
エッジに乗って切れていく感じの板です.

エッジホールドが比較的強く感じたので,
この日の重い雪ではずらすより切っていく方が
気持ち良かったですね~.
今回のKeo'sは,割とカービングよりになった感.
そのエッジグリップも,トップテールが頑張るのではなく,
足元付近がしっかりとらえる感じ.

切っていくと,15mという大きめのラディウスが効いて,
165cmという小回り用っぽい長さの割には,
比較的ゆったりと曲がっていきます.
エッジに乗ってキュンキュン曲がる感じの板ではありません.
小回りの際には,板を動かしていく感じになります.

強めのFLプレートというのもあり,板の張りも
比較的しっかりしており,高速耐性はありそうなので,
165cmって長さだけども,ロングもそこそこ行けるのでは
ないかな~.

165cmって割には安定感もあり,妙に小回りを
強制する板でもないので.
短めの板だけどもショート限定じゃない,
オールラウンド性を求める人にはいいかも.
コメント (4)

2016シーズン,志賀高原でどれだけ滑ったのかな…? Skilineを振り返ってみる

2016-06-02 01:10:38 | スキー雑談
えー.
まだ,2016シーズンは終わってないのですが.
ええ,終わってません.
月山がある限り,2016シーズンはまだ続いているのですが.

…でも,大変残念なことに.
志賀高原のシーズンはもう終わってしまったので.
今シーズンの志賀高原のまとめとして.
Skilineの結果を振り返ってみますか…

えー.
ふむ.

お?
シーズントータル滑走標高差,614269m.
シーズン60万m超えましたね~.

そして,滑走距離は3800kmですか…
まぁ,成田から香港やマニラも超えて,ハノイくらいまで
行っちゃう距離ですね.

で.
Skilineが始まった,2012シーズンからの記録を振り返ると…

こんな感じで,最初の年は40万m台.
それ以降3シーズン続けて,50万m台で
留まってましたが…
今年はついに初の60万m台ですね~!

まぁ,子連れで滑ることも多い
子連れスキーヤーとしては.
かなり頑張った数字かと…

そして,気になるランキングは.

をを!
すべてひとケタ!!
1日標高差(男性) 4位
1日標高差(男女合わせて) 3位
シーズン標高差  9位

という結果でした~!

…って…
え?
なぜ,男性だけの順位で4位なのに,
男女合わせた順位が3位なの…??
かなり謎が残るランキングですが.

とりあえず,今シーズンはついに
禁断の一日20000mを超えてしまいました…


トップの人と私は,ナイター込みの数字ですが.
2位のKon Sukeさんは昼間のみで22000mっ!!!
…やはり.この方.
スキー用に特殊改造されたサイボーグとしか思えません.


そして,一日滑走標高差3位の方は…
これも脅威.奥志賀ゴンドラ一日45回っ!!

奥志賀ゴンドラは,一日44回が限度だと思っていたのに…
まさか,45回乗る人が現れようとはっ!!!
…って.
そもそも八方とかニセコとか.
他のスキー場では,ゴンドラ45回乗っちゃう人って
いないですよね!??
いやー.
やはり志賀高原.
かなりおかしなたいへん素晴らしい人が多いですね…!

で..
シーズントータル標高差ランキングを見ると…
昨シーズンは13位と,Skiline始まってから
ずっとキープしていたTop10から落ちましたが.
今シーズンは9位ということで,無事Top10に復活です!


…しかし.
私の下は,50万m台がおらず40万m台って…
9位までとそれ以下で大きな差がついてますね~.

で.
雪不足の今シーズンは,実質2週間ほどシーズンが
短かった感じなので.
6位まで80万mを超えていた昨年より多少レベルは
落ちましたが…

それでもトップのKon Sukeさん,99万mまで行っており.
今シーズンの志賀がGWまで営業していれば,
100万m超えは確実.
いや,110万mは超えていたのでは…???
シーズン110万mって…
標高差が,1100kmなんですが?
東京から直線距離で,北海道の端まで行っても1000km.
鹿児島までも1000km行かないんですけど…??

この方の記録を詳しく見てみると.

い,一日平均標高差16000m…!!??
いや,平均ですよ!??へ・い・き・ん.
シーズン前後の,リフトがまだまともに動いてない
時期含めての数字ですよ??

そして,一日平均滑走距離が133kmって…!??
シーズントータル滑走距離が,8000kmって…???
直線距離なら,毎日志賀高原~所沢くらいの距離を滑り続け.
ひとシーズンで成田~サンフランシスコくらいの距離を
滑ってるってことですね…
ひとシーズンで太平洋横断しちゃってますね(驚愕).

うむ.
やはり.
志賀高原には,おかしな素晴らしい人が多いなぁ…!
コメント (4)

2017シーズンモデル,スキー試乗レポート第11回…SALOMON編その3

2016-06-01 02:41:50 | スキー板試乗
ダメだ…
今日もご無体時間に帰宅なので.
1機種のみ.

サロモンの1台です.
これと,あともう1台で一の瀬で試乗した板は終わりです…

では,どうぞ~!


○SALOMON X-MAX X12 160cm







エキスパートオールラウンド用.

昨年は1種類だったX-MAX.
今シーズンは,X-MAX6,8,10,12の4種類になったようで.

…来シーズンのX-MAX10が,今シーズンのX-MAXに
匹敵する,ということですが…
実際は,去年のX-MAXは12に近いんじゃないかな?

とりあえず,履いてみたところ…
すごく軽い!
良くたわみ,良く曲がる.
傾けると,サイドカーブに乗ってスーッと曲がり,
その遠心力で自動的にたわみが出て,さらに
ターンが深くなっていく感じ.
誰でも簡単にたわませられ,
たわみに乗ってきれいに回ります.

160cmだからか,回りすぎってくらいクルクル回ります.
軽い板だけどエッジグリップはしっかり強く,
きれいにレールターンができます.
レールターンから板がたわみだし,
オートマチックにたわみに乗った
深いターンが描けます.
ターン弧は傾きで調整できます.

エッジグリップに乗った滑りがメインだけど,
軽いので振り回しやすく,ずらしても滑れる
自由度があります.

ただ,スピードを出していくとたわみすぎて
クルクル小さく回っていくし.
160cmって長さもあるけど…高速耐性はちょっと疑問か?

今シーズンのX-MAXでもそうだったけど,
170cmくらいを履けば,高速でも大丈夫なんじゃなかな.

軽いのでコブでも良さそうだし,
ある程度のスピードを出して滑りたいけど,
体力は使いたくない…という人にいい感じの板です.
コメント