どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

令和。

2019-05-20 | Sandstorm




人手不足に失業問題。
相反するような社会の矛盾。
過労死する人と、収入のない人が溢れる経済大国。
はて個の問題なのか社会の問題なのか。
働きすぎと、働けなさすぎで大騒ぎする正義の世論。
すべては多面的であり、同じ事象であってもひとつの正しい意見でさえ二面性をもつ。
社会と個人。
大義と正論。
そこに意図と真意が入り混じる。
だから難しい。

深刻な人手不足に、働き方改革とはこれいかに?
注目される過労死に、失業問題とはこれいかに?

明らかにどこかが歪んでいる。
けれど、曲がりくねった道の方が真っ直ぐ目的地に向かえるのだと聞いたことがある。
遠くなど見られないし関係ない一小市民に、それを示すのは何なんだろうか?
ただひとつわかること。
みな自分の利になることに正義を感じるものなのだ。
だから社会という形のない生き物は、時に人々の意思と関係ない方向へ進んでいってしまう。

誰が悪い?

ひとりいなくなったって何も変わらないだろう。
今や世界を動かすには、どこかの国の大統領になるよりも、責任を問われないひとりの部屋で一日中ネットをやってる方が手っ取り早いのかも知れない。
でもたぶん、このまま動かせば動かすほど社会は歪んでいくようにしか思えないのだが。

ただ、ひとりひとりの人間というものは、納得して腹に収めることができるならば、損得や善悪に関係なく幸せに生きることができる不思議な生き物である。
新しい時代に新しい価値観がひとりひとりに必要なように思う。
幸せに生きたいなら。






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