どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

茜ちゃんの肉体改造。

2007-02-22 | 名古屋競馬の話

火曜日の名古屋競馬の第6競走で当競馬所属の安部幸夫騎手が自身通算1900勝達成!・・・・・と思いきや、次の日になんと!船橋競馬所属の石崎隆之騎手が通算5800勝達成とのこと。
安部騎手の3倍!?
こりゃまたとんでもない記録です。
これは地方競馬の神様、元川崎競馬の佐々木竹見騎手に次ぐ史上2番目の記録だとか。
この記録の凄いところは、佐々木騎手と同じ南関東で長い間同時期において作られた記録であることでしょう。
千葉に住み南関東競馬に通っていた頃は、私も何度か経済的窮地?を救って頂きました。(笑)
私が南関東競馬にハマった頃、困ったら石崎隆之、迷ったら的場文男、そんな時期もありました。



そんな石崎騎手もすでに51歳。
もう息子の石崎駿騎手も十分に一人立ちしています。
先日的場文男騎手がパドックにて騎乗馬に蹴られて休養中だとか。。。
同じく的場騎手も、石崎騎手とは一時代を築き凌ぎを削った間柄の50歳。
今も南関東ではリーディング上位に名を連ねる、このフィフティーズの二人には、本当に頭が下がる思いです。
体力的な衰えはあるに違いないものの、いまだなお馬券予想には外せないほどの活躍を見せるこの二人。
その卓越した騎乗技術やレース展開の読みは、一流の域をはるか超えたものがあるのでしょう。
最近ようやく南関東でも、内田博幸騎手や今野忠成騎手など若い世代の騎手が台頭するようになって来ました。
それでもまだなお挑戦し続けていくこの二人には、その技術や心意気を若い騎手へと受け継ぐためにも、今後も一日でも長く頑張って頂きたいものです。
それにしても的場騎手、大丈夫なんでしょうかね?
去年、南関東ではベテランの悲しい出来事があったばかりですし。。。



また同じように若手騎手にも、この時代の逆風にめげることなく頑張ってもらいたいですね。
ベテランがいなくなってから押し上げられるように若手が目立つようでは、その世界のジョッキーのレベルは下がる一方です。
きれいごとばかりではない勝負の世界であるにしても、この二人がまだまだ現役でやっているうちにそれを追い越すようなジョッキーが一人でも多く現れることが、さらなる競馬の魅力を増幅するものであると考えます。
アリスの名曲”チャンピオン”の歌詞ではありませんが・・・・・。
(ちょっと古い?)(笑)
世代交代は、どんな競技においてもその道を長く愛するファンにとっては最大の関心事になるものですから。。。




そんな中、今名古屋競馬では一人の女性ジョッキーが輝きを放ち始めています。
・・・な~んて今さらこのブログでそんなフレーズは無意味でしょう。
言わずと知れた山本茜騎手です。
今年に入ってからの山本騎手は、まるで何か吹っ切れたような素晴らしい騎乗を繰り返しています。
もはや彼女の騎乗ぶりは、”女性ジョッキー”、”新人ジョッキー”という肩書きを超越した存在になりつつあるような気がします。
相変わらず、、、私の馬券とは相性が悪いですが(笑)、そのレースぶりは素人の私が見てもわかるくらいの落ち着いて安定した騎乗ぶりを見せています。
22日(木曜日)の騎乗数はなんと8鞍!
あの内田博幸騎手の騎乗制限いっぱい(上限)の騎乗数と同じ数を、名古屋の2年目の女性ジョッキーが乗るのです。
8鞍、、、はちくら。。。ハチクラ・・・・・、なんかクラクラしちゃいます。
そんなに乗って、体、大丈夫なんでしょうか?


はるか昔、モーグルもどき?で鍛えたこの私でさえ、考えてみたらもう5年はスキーやってません。
たぶん今、コブ斜面を8本も滑ったら、次の日の朝は腰が立たないでしょうね。(笑)
仕事に行けなくなってしまうかも?。。。。。(痛)



この頃ずっと競馬場で感じていることがあるのです。
もともと丸顔でポッチャリ系の山本茜騎手ですが、最近はさらに彼女の体の線が太く見えること。
確かに勝負服の中にはプロテクター(保護服)を着ているのでしょうし、普段よりも大きくゴツゴツ見えて当然なのでしょうが、それでも最近の彼女は何となくデビューの頃よりも体が大きく見えます。
私自身は”太ったのかな?”なんて失礼なことを思っていました。
しかしいくら食欲旺盛なジョッキー達、食べ盛りの年代とはいえ、あれだけ毎日体を動かしていて努力家の彼女、そんな怠惰なはずはありません。


その理由。。。
原口厩舎のホームページによると、彼女は騎手見習い時代からずっと”筋トレ”を続けているとのこと。
動きの悪い馬、もたれ癖のある馬でも最後までバランスを崩さずに最後まで追ってこれるのは、その成果によるものだそうです。
当然といえば当然なのかも知れませんが、そういった私達に見えないところでも彼女は確実に進化していたのです。(驚)
体の線が太く見えたのは、紛れもなくそのせいなのでしょう。


騎手とは、その技術によるところが大きなウエイトを占めるアスリートではあるのでしょうが、それでも最低限の筋力、運動神経は必要でありましょう。
一流を目指すならなおも当然のこと。
肉体改造を試みる彼女に、ますます今後の期待が膨らみます。




それにしても、一日8鞍はどうなのかなぁ~・・・。
最終レース(8鞍目)の”カネタマル”号なんか、後方からちゃんと追ってこれるのか心配でもあります。

あの1シーズン最多登板の記録を持っていた元西鉄ライオンズの鉄腕稲尾でさえ、弱小チーム、非力な打者には全力投球はしなかったとの話も聞いたことがあります。
そうでなければ1シーズンとても体がもたなかったとか。。。

競馬という世界。
それが適切な話ではないことは理解していますが、騎手だって機械ではないのですし最終的に同じような結果(ヘロヘロ)になってしまうなら、勝てそうなところで上手く乗っていったほうが賢明といえるでしょう。
そんなこと本人が聞いたら怒るでしょうが。。。(笑)



スミマセン。
やっぱり私は馬券が気になるもので。。。。。
木曜日の最終レースは、カネタマル号の取捨が微妙???であります。
岡部誠、丸野勝虎、吉田稔・・・・・、人気になるであろうこの3人の馬は強力です。
彼ら名古屋のトップジョッキーを差し置いて、茜ちゃんのカネタマル号が勝ったらこれはもう本物ですね。。。


私の馬券は・・・・・?


相性の悪さ、本領発揮か!!(笑)



それでは、また。




<P.S.>
木曜日の名古屋競馬の最終レース、おもしろいです!
みなさん、買いに行きましょう!!








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