どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

天空のランチ。

2013-04-06 | Sandstorm




たぶんスキー板を置いてから、





ここに来るのは初めてだろう。





天空にある光の世界。





たとえ同じ場所に居ようとも、





吹雪の日には決して現れない。





そこに辿り着くことはない。





光の世界。





そこには若き日の自分がいる。





空を見た。





目を閉じる。





光がいっぱいに自分を包んだ。





あの日の君の匂いがした。





だけど今の自分は、





空跳ぶ魔法の板を持たない。





何も知らないという希望を持たない。





目を開けて、





眩しさに目をやられる。





ここは、また明日には消えてしまうだろう。





悲しくはないよ。





むしろ誇らしさを感じるよ。





しっかりと自分の足で、





歩いている地上へかえろう。










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