どんこの空(そら)に 。

きっと何かが足りない~それを探す日記~

千葉ロッテ命名馬”マリーンパワー”

2006-11-04 | 地方競馬への考え
今年も楽しみにしていたJBCが終わりました。

マイルはメイショウバトラーが突っ込んできたため、クラシックはビービートルネードが飛んだため、残念にも馬券は獲れませんでしたが、個人的には今年は我らが名古屋の”キングスゾーンwith茜ちゃん”が十分見せ場を作ってくれたことで、記憶に残るJBCでした。

生で見たかったなぁ~。
今回は、なにか少しだけ楽しかった千葉在住時代に帰りたいという里心?(逆ですね?)が起きてしまいました。
でも名古屋に帰郷していなければ、こんなに茜ちゃんが気になることもなかったでしょうし、まあ逆に良かったとも言えるのかな。
                     
話は変わりますが、私は千葉では熱狂的なマリーンズファンでした。(今でも変わりはないですけど)
千葉マリンスタジアムには、年に20~30回は通い、大阪や神戸、北陸の金沢や富山、近年には北海道や宮城にも応援しに行ったほどです。

その昔、なぜか名古屋生まれの名古屋育ちなのに、子供時代は大の巨人ファン。
高校まではナゴヤ球場の外野スタンドで中日ファンとよくケンカしてましたね。(笑)
それから学生時代~就職、社会人時代の約10年くらいはまったく巨人どころか野球すら見なくなった時期があり(その年頃は他に楽しいことがいっぱいありますし(笑))、仕事一筋?、そしてやがて千葉へ転勤。

それからが千葉ロッテファンの始まりです。
それにしても弱かったなぁ~・・。18連敗とか、ね。

はじめはマリンスタジアムは、何も予定のないときの暇つぶしみたいな感じで行っていました。
海が目の前なので、夏は2階席から海が見えたり海風が心地よくてのんびりするには最高でしたね。
逆に、春先と秋口は風が冷たくて、特に秋はチームの成績もあいまっていつもガラガラの内野席は強烈に寒かった!(笑)ですが・・・。
しかしながら、いくら弱小でも、たとえいくら裏切られても(競馬と同じ?)長く見ていればカワイクなってくもので、やがて3年も経たないうちに私は熱狂的なマリーンズファンに変貌していました。(爆)

そして、優勝・・・。

夢は叶うもんだとつくづく思いました。
弱小球団の頃は、優勝なんて10年先か30年先かって雰囲気でしたもん。正直なところ。
それぐらい弱かった。
残念ながら優勝の瞬間はすでに名古屋で見ることになっていましたが、あれは嬉しかったなぁ。ホントに。
                     
そう思えば、名古屋競馬だって捨てたものではないです。
あきらめずに頑張っていれば、いつかキングスゾーンやウイニングウインド、はたまたムーンバレイなんかが、大きな舞台で夢を叶える時が来ないとも限りません。
あの岡部クンや安部サンや茜ちゃんが、GⅠで輝く時が来るかも知れません。
いつか名古屋から名馬が生まれ、名騎手が生まれ、話題が生まれ、ブームが起き、スタンドは大盛況で、イベントは盛り上がり、さらに注目され、そして馬が増え、人が増え、さらに名古屋は面白くなる・・・・、そんな時が来れば・・・。

しかし数年前、メイセイオペラが出た盛岡でも、今は苦しんでいます。
これは夢に過ぎないのでしょうか?

ただこんな御時勢でも、大井のナイターは若者で溢れかえっています。
名古屋には、こんな大井のような成功する下地はないのでしょうか?

そんな中、マリーンズでは今、観客動員に成功しています。
さまざまな新しい感覚のイベントを行い、週末の球場はいつも満員です。(赤字はまだどうしようもないですが)
その経緯を私は、観客の一人として数年間、直に見てきました。

最初は笑っちゃうような企画ばかりで、決してうまくいっているようには見えませんでした。
でも人が集まれば、チャンスは生まれます。
そうして頑張っていたところに、幸運にもチームは日本一に輝きました。
観客は倍増し、さらに特に注目が集まっているタイミングにどんどん新しい仕掛けをうって、いまや千葉ではマリンスタジアムはレジャー雑誌の紹介スポットの定番となりつつあります。
いつかの自分のような暇つぶしの人間の居場所は、今やなくなってしまいましたが・・・。(笑)

そのひとつの例が、史上初の球団命名馬”マリーンパワー”の存在でしょう。
ダーレーJR(有)の所有馬で、いまをときめく船橋の川島厩舎所属の2歳牡馬です。
話題の球団、話題の調教師、絶好調のこのふたつの波に、日本進出を窺うダーレーJRがタッグを組んで、さらに大きな注目を集めています。
”マリーンパワー”には、野球ファンも競馬ファンも同じように注目しているのではないでしょうか。
(馬券師のオジさん方にはぜ~んぜん関係ない話でしょうが(笑)。)

私もマリーンパワー号には興味がありますし、できれば船橋に見に行きたいと思いますもん。。。
                     
名古屋競馬も努力しています。他の地方競馬場も頑張っています。
冠レースや騎手イベントや地域参加型イベントなどさまざまな試みも見ています。
企業の協賛、自治体のバックアップを狙ったものは多いですが、でもなぜか残念ながらイマイチ、とても競馬ファンの心をつかむものとは感じられません。

人が集まればチャンスは生まれます。

突き詰めれば、タマゴが先か、ニワトリが先か、そんな話になりそうですが。
あの名古屋競馬場のファンの年齢層を、せめて名古屋市民の平均年齢にまで近づけられれば・・・。

あぁ、でもまた、私の暇つぶしの場所が無くなっても困りますケドね・・・。(爆)

長くなってしまいました・・・。
それでは、今日はこのへんで・・・。

マリーンパワー号の詳細については、またいづれ・・・。

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