自宅に帰ってミズノクラシック二日目を観た。
岡本綾子プロの解説も、深さと自虐ネタのギャップがまた楽しい。
マタちゃんが上にいないのが少々残念ではあるが。
優勝争いは初日同様大混戦の様相。
ただその中、二日目を終わってなんと“ドラえもん比嘉真美子”と“くまもん一ノ瀬”が大山プロと共に首位に並んでいるではないか。
こりゃ、もんもん対決だ。
・・・と勝手に思う。(笑)
まあ、以下ほとんど差はないから、優勝者はプレッシャーの少ない最終組以前の組から出やすいものではある。
また、3打差以内にアメリカツアーの強物が名を連ねているだけに、余計にそういう見方をするのが普通だろう。
ただこの二人。
対照的ではあるが、普通の日本人プレイヤーにはないものを持っているだけに面白い。
現代っ子には少なくなったが、珍しく古き伝統の日本人女性の良さである我慢強さや粘り強さを持ち合わせている一ノ瀬優希プロ。
また、日本人離れした度胸の良さと思い切りのある比嘉真美子プロ。
どちらも今季すでに勝っているし、そのあと悔しい思いも何度か経験している。
目指すものは違えど、二人とも今回順番が来てもおかしくない準備は出来ているように思う。
ちゃんと時の流れの中で段階を踏んでおり、タイミング的にもいい頃合いのように感じるのである。
もちろん経験豊富な大山志保プロや惜敗続きの藤本麻子プロにも頑張ってもらいたいのではあるが。
とはいえ、そう簡単ではないのがゴルフ。
見えてはいないがアメリカツアーの面々の中にも機が熟しているプレイヤーがいるかも知れない。
実力者とはいえ、ただ実力だけでは勝てないのがゴルフという競技である。
そういう意味では、もんもんな二人に十分期待しているし、できるように思うのだ。
どちらにせよ、最終日は実力者が追いかける状態に、毎度ビックスコアが出にくい難しい賢島のセッティング。
そして雨、風。
久しぶりに最後まで緊迫した面白いゲームが観られそうである。
それよりも個人的にまず注目は、1番ホール生中継。
比嘉真美子プロが最終日にドラえもんルックで出てくるか・・・ということである。(笑)