こういうの、好きなんだな~。
“優駿”なんて昔はよく買っていたが、せいぜい好きだったトウカイテイオーが走っていた頃までだろうか。
ただこういった系統の特集は大好物で、大逃げとか大捲りとかのレースを見ると血が騒ぐというか何と言うか。。。
タイトルに惹かれ思わず手に取って、そのまま購入してしまった。
確率や定説を裏切るような勝負のアヤによる予想外の結末は、自分のような「人生まるまる穴党」(笑)の人間は、たまらない快感を覚える。
勝つためには総合的に少し足りないような力の馬を、その秀でた一芸を最大限に活かすことによって勝たせてしまうという離れ業は、まさにジョッキーの芸術と言ってもいいほどである。
当然、そこには馬にある種特異な才能とか強さが必要ではあるし、他にも「運」というスパイスが不可欠ではあるのだが。。。
長くてもわずか3分足らずの勝負。
ジョッキーの判断力、駆け引き。
それが見事にハマった時には、馬券云々を抜きにして拍手を送りたくなってしまうのである。
肝心のDVDの中身は、なつかしのツインターボや、つい最近のネコパンチまで、十分満足できる内容であった。
やはり大逃げで勝った馬が印象深いのは、個人的に好きだということもあるだろう。
圧倒的なスピードを活かして先頭に立ち、最後は引き付けるように脚を溜めて、直線押し切ってしまう馬。
逆に、スピードがないのを補うように脚を溜めることをせずに緩やかなクラッチワークで勝負所を迎える前に相手を突き放してしまい、あとは懸命に粘り込む馬。
逃げ馬も、さまざまだ。
強い馬が強い競馬をして勝つのを見るのも、競馬の醍醐味である。
でも少し足りない馬が、有力馬同士の牽制しあいを尻目にまんまとマイペースで逃げ切ってしまうレースを見るのもまた競馬の奥深さ。
マタちゃんにもやってもらいたいくらいである。(笑)
「勝負はサンデーバックナイン。」?
いやいや、マタちゃんのような心優しい女子は「勝負はサンデーフロントナイン」でしょ。
勝負所の前に早めに勝負に出て3馬身くらい差をつけて、あとは逃げ粘れ~。
なんてか。(笑)
競馬場も日が暮れて。
女子ゴルフ、エリエールレディスオープン。
オーラスに近くなって、ますます面白い展開になって目が離せない。
上田桃子プロも不動裕理プロも、はたまた横峯さくらプロ、森田理香子プロまでも、背負うもの、目指すもの、懸けるものはそれぞれ違えど、とうとう逃げも隠れもできない状況になっている。
勝負の時。
男子も女子も、国内も海外も、最近はだいたいは観ているつもりだが、今、国内女子が一番面白いのではなかろうか。
みな個性的でキャラ立ちしているし、展開や今後の将来性も明るい話題が豊富なように思える。
レベル云々の話もあるが、勝負としての興味深さを削ぐものでは決してない。
地方競馬が、中央に負けず劣らず馬券検討として面白いのと同じことだ。
まあとはいえ、やはり応援したい選手やチームがあるということが、その競技を興味深く観られる最大の要因であるのだろうが。
野球もフットボールも、きっと同じことである。
自分にとっては、やはりゴルフは地元出身の選手を自然と応援したくなる。
女子では服部真夕プロ、金田久美子プロ、原江里菜プロ、穴井詩プロあたりか。
どうしてもヒイキ目に見てしまう。
昨日食べた地元の大あさりも大好物ではあるが。(笑)
とにもかくにも、地元愛知の選手には、毎回優勝争いにしてもらいたいものである。
名古屋高速、六番町~木場間、昨日開通!
さっそく、走ってきた。(笑)
走り屋ではないのだが。。。
運命の女神は誰に微笑むか。
正攻法に逃げるのは苦しいけれど。