えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

スイートメモリーな若草

2007年02月21日 20時52分34秒 | ドンキホーテ
 先日、母校で中小企業経営者向けのセミナーがあり参加しました。

 午後1時からと聞き、一番に思い浮かんだのは、セミナーの前に昼ご飯を大学通りの定食屋「若草」で食べること。

 注文したのは焼きそば。ソースが少なめの塩味です。大で250円。安い。今の私はこれだけでお腹いっぱいになります。
 (写真は半分ほど食べた後です)

 ご主人に、
 「23年前と変らず、お元気ですね」
 と声を掛けると、
 「70歳になった。あと何年やれるか」

 当時は奥さんとお二人で切り盛りされていましたが、奥さんの姿は見えません。奥さんのことをお聞きする勇気はありませんでした。お元気ならいいのですが。

 帰り、セミナーで知り合った4年先輩と「若草」の話になり、この先輩も28年ぶりに、わざわざ若草に寄って定食(500円)を食べたそうです。

 その翌日、たまたま昨年母校を卒業したばかりの後輩に「若草」のことを尋ねると、
 「あんまり知りませんね。小さいし。一回しか行ったことがありません」

 私たちの頃、若草は安くて腹いっぱいになる定番の定食屋だったのに。 
 少し寂しい気持ちになりました。

 ちなみに20数年ぶりに食った味ですが、あれほど食べたいと思っていたのにそれほど感慨はありません。もっと塩味がして、おいしかったと思いました。
 多分、その味はあんまり変っていないのでしょうが、私の頭の中で懐かしい味がいい方にいい方に変ってしまったんでしょう。

 20年の歳月とはこういうことなんですね。

 今、松田聖子の「スウィートメモリー」が浮かんできました。

これから先は宣伝です。
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