認知症対応型グループホーム

　仕事でお付き合いのあるＳさんが、あ母さん（義母）を「認知症対応型グループホーム」に入所させている体験をあるセミナーで話され、妻と聞きに行ってきました。

　Ｓさんのお母さんは８７歳。数年前から徘徊や記憶障害などの認知症の症状が目立つようになってきました。名前も書けず、Ｓさんのことさえ分からなくなったそうです。
　様々な障害を乗り越えて２年半ほど前に、認知症の高齢者が少人数で専門スタッフの介護を受けながら共同生活をする「認知症対応型グループホーム」に入所されました。

　最初は、集団生活になじめるかなど心配なされたのですが、入所してから段々段々、お母さんの症状が回復してきました。Ｓさんのことも分かるようになりました。今では字も書けます。毛糸の帽子を編んだりもします。写真はお母さんが書かれた習字です。ほかの入所者と歌を歌ったり歓談したりと、元気な毎日を過ごしているそうです。

　Ｓさんは「認知症の親の介護で苦労されている方がたくさんいるはずです。グループホームで人と接することで、私の母のように元気に回復する方も多い。一人で悩まずにまずは行政の介護の窓口などに相談してください」と話されてました。

　実際、Ｓさんご夫婦もお母さんがグループホームに入る前は、徘徊で保護されたお母さんを仕事中に何度も引き取りに行ったりと、いつも気が気でなかったそうです。今は安心して仕事も出来き、母も私も幸いと言います。

　これから先は宣伝です。
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