「ホルモン焼き」の語源は「内臓は食べないで放る物(捨てる物)だったから」と言う説がかなり浸透していますが、16日付けの毎日新聞夕刊で、その説を否定する記事が載っていました。
東アジア食文化研究科の佐々木道雄さんの著「焼肉の文化史」(明石書店)によると、ホルモン焼きの語源は「放る物(捨てる物)」でなく「ホルモン(内分泌物質)」。日本の内臓食の歴史は遅くとも万葉の時代にさかのぼり、1920年代に「ホルモン(内分泌物質)」を含む滋養・強壮料理とされたことが語源と言います。
(ホルモン)焼き肉の本場生野の私たちの間ではホルモン焼きの「ホルモン」は、「ホルモン(内分泌物質)」と「放る物(捨てる物)」がないまぜになって出来たとなっています。
まあでも、つまりは佐々木さんの説が巷に広がる中で、別説がでてきてより流行ったということでしょうか。
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ホームページ http://nhkf.jp
E-mail info@nhkf.jp
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