南京大虐殺80年に思う

　みなさん　こんにちは

　この手紙で何度も取り上げていますが、今年は南京大虐殺から80年目の年です。日本軍が南京を占領した12月13日には南京で、中国の国家元首も参加しての追悼集会が開かれました。

　毎日新聞も昨日の夕刊、今朝の朝刊で小さく報じました。日本人の多くはこの南京大虐殺にほとんど関心を持っていません。しかし、中国の方々にとっては、日本の中国侵略の象徴として意識されています。それこそ日本でいえば、広島、長崎を含む大空襲であったりします。

　80年という日々は、実際に被害に遭われた方の命を奪い、生存者は本当に少数になっています。実際に戦闘に参加した日本人も何人生存されているんでしょうか。中国ではその苦痛や悲しみは次代に受け継がれています。加害の側はそのことを忘れても、被害を受けた側はそのことをずっと記憶し続けます。

　南京大虐殺に象徴される加害の歴史を記憶し次代に引き継ぐ、そんな努力をすることから、日中の平和、ひいてはアジアの平和が生まれます

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