えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

韓国学生と真っ向勝負

2018年02月13日 14時46分18秒 | コリア
 みなさん こんにちは

 韓国・弘益大の経済学部系学生らが大阪・生野を訪問するプログラムが年二回開催されています。そのプログラムでは学生らが企業を訪ねたり経営者から話を聞いたりし、日本の経営を学びます。昨年2、7月に続いて先月末に、10人の学生に2時間ほどお話をしました。

 話す内容はいつも、小さな会社にとっての異業種交流会に参加する意義、造花メーカーから輸入業に変わっていった当社の変遷、さらに商いの道理、良い会社とは。最後は「よく生きる」ことにまで話が及ぼします。

 今回の学生は、一度社会人になった後再び大学に入学したりと、前二回よりも年齢層が高い。多くの学生が25歳を超えていて、より現実的に経営を学ぼうとの姿勢を感じました。1時間半弱の話の後に30分ほど質問を受けました。その質問に答えるのは真剣勝負でした。

 新聞記者から家業を継いだ経歴から、「辞めてよかったことは?」
 為替予約の損失を客層の拡大で乗り切ったことには、「具体的にどんな客層を広がたのか?」
 国内運送費の高騰が経営課題だと話すと、「国は中小企業に対してどんな施策をとっているのか?」
 良い会社、よく生きるまで話を進めたせいか、「仕事に対してどんな哲学を持っているのか?」

 など、真っ向から質問が飛んできます。こちらを先輩経営者と思って話を聞いてくれている学生に、『先生』として的確な答えを出さないといけません。必死に考えながら答えます。とても良い頭の体操になりました。

 日本では「起業」が盛んに叫ばれるようになってきましたが、韓国では財閥など大手企業の寡占が日本より進んでいるそうで、小さな会社を立ち上げて経営者になるのは並大抵ではないようです。彼らの多くも起業でなく企業に勤めることになるのでしょう。そんな彼らにちょっとでも役に立てればうれしい。

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