みなさん こんにちは
二か月近く前の3月17日の毎日新聞「記者の目」で、ソウル支局堀山明子記者が「慰安婦問題」を論じていました。その経緯の部分を中心に要約すると以下の様でしょうか。
・慰安婦問題は日韓両政府が戦後補償を巡る法的解釈の違いを超えて、人権救済の為に外交努力を続けた分野。
・元慰安婦が1991年に韓国内で初めて被害を告白してから30年。日本は「償い金」支給など支援策を二回行った。
・しかし日韓関係がこじれた末、韓国の地裁は1月に日本政府に元慰安婦への賠償を命じた。
・判決は「主権国家は、他国の裁判権に服さない」という国際法上の「主権免除」の原則は「反人道的犯罪行為には適用されない」と指摘。日本政府による賠償が「最後の救済手段だ」と。原告12人の中には日本から金を受け取った人もいるが、全員の請求権は消滅していないと。
・日本政府は「65年の日韓請求権協定に基づいて、法的には慰安婦問題は解決済み」との立場。しかし国際社会の関心が高いことを踏まえ、韓国との外交協議を経て追加措置を二度講じた。民間募金による「アジア助成基金」(98-02年)で元慰安婦の約3割に当たる61人に一人200万円の「償い金」を支給。15年に日韓合意で日本政府が10億円を拠出し、韓国政府が設立した「和解・癒し財団」を通じて生存者に1億ウオン(約950万円)、遺族に2000万ウオン(約190万円)を支給。合意時に生存していた元慰安婦47人の内35人、遺族199人の内64人が受け取った。
堀山記者は上記のようなこれまでの日韓の経緯を踏まえたうえで、以下のように指摘しています。
・日本外務省は、日韓合意は多くの慰安婦の方の評価を得ていると強調するが、沈黙を続ける元慰安婦と家族の胸の内を直接聞いたことがあるのか。
・「償い金」を受け取った3割の元慰安婦には貴金が歴代首相の手紙を手渡しその後も巡回訪問事業を続けてきた。しかし外務省はその事業を打ち切った。今健在な元慰安婦と日本政府との交流はだれ一人続いていない。
・日本政府が過去を反省した証しの金は韓国では「手切れ金」とのイメージが付きまとう。受け取った慰安婦が非難されたり、公的な記念碑に名前入れてもらえないなど、摩擦が起き、韓国の市民社会にも傷を残した。
・元慰安婦の支援事業に関わってきたある韓国政府関係者は「記念事業や共同研究などがないと、沈黙だけが残る」と懸念。
さらに、日韓両政府に、
「日韓合意にもう一度息を吹き込む意思があるなら、訴訟や日本が拠出した金銭への賛否に関わらず、分け隔ての無い名誉回復の事業に向かうべきだ。慰安婦問題が『法的に解決済み』かに全力を注ぐ前に、『元慰安婦は今、名誉回復されているか?』自問して欲しい。その問いに共同で取り組み、外交努力を重ねた先に法的解決が見える。」
と訴えています。
詳細は添付の写真をご覧ください。この問題を勉強していない私には、記事の正確さ、はたまた主張の正しさが分かりません。ご覧いただきご教授いただければ幸いです。
これから先は宣伝です。
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二か月近く前の3月17日の毎日新聞「記者の目」で、ソウル支局堀山明子記者が「慰安婦問題」を論じていました。その経緯の部分を中心に要約すると以下の様でしょうか。
・慰安婦問題は日韓両政府が戦後補償を巡る法的解釈の違いを超えて、人権救済の為に外交努力を続けた分野。
・元慰安婦が1991年に韓国内で初めて被害を告白してから30年。日本は「償い金」支給など支援策を二回行った。
・しかし日韓関係がこじれた末、韓国の地裁は1月に日本政府に元慰安婦への賠償を命じた。
・判決は「主権国家は、他国の裁判権に服さない」という国際法上の「主権免除」の原則は「反人道的犯罪行為には適用されない」と指摘。日本政府による賠償が「最後の救済手段だ」と。原告12人の中には日本から金を受け取った人もいるが、全員の請求権は消滅していないと。
・日本政府は「65年の日韓請求権協定に基づいて、法的には慰安婦問題は解決済み」との立場。しかし国際社会の関心が高いことを踏まえ、韓国との外交協議を経て追加措置を二度講じた。民間募金による「アジア助成基金」(98-02年)で元慰安婦の約3割に当たる61人に一人200万円の「償い金」を支給。15年に日韓合意で日本政府が10億円を拠出し、韓国政府が設立した「和解・癒し財団」を通じて生存者に1億ウオン(約950万円)、遺族に2000万ウオン(約190万円)を支給。合意時に生存していた元慰安婦47人の内35人、遺族199人の内64人が受け取った。
堀山記者は上記のようなこれまでの日韓の経緯を踏まえたうえで、以下のように指摘しています。
・日本外務省は、日韓合意は多くの慰安婦の方の評価を得ていると強調するが、沈黙を続ける元慰安婦と家族の胸の内を直接聞いたことがあるのか。
・「償い金」を受け取った3割の元慰安婦には貴金が歴代首相の手紙を手渡しその後も巡回訪問事業を続けてきた。しかし外務省はその事業を打ち切った。今健在な元慰安婦と日本政府との交流はだれ一人続いていない。
・日本政府が過去を反省した証しの金は韓国では「手切れ金」とのイメージが付きまとう。受け取った慰安婦が非難されたり、公的な記念碑に名前入れてもらえないなど、摩擦が起き、韓国の市民社会にも傷を残した。
・元慰安婦の支援事業に関わってきたある韓国政府関係者は「記念事業や共同研究などがないと、沈黙だけが残る」と懸念。
さらに、日韓両政府に、
「日韓合意にもう一度息を吹き込む意思があるなら、訴訟や日本が拠出した金銭への賛否に関わらず、分け隔ての無い名誉回復の事業に向かうべきだ。慰安婦問題が『法的に解決済み』かに全力を注ぐ前に、『元慰安婦は今、名誉回復されているか?』自問して欲しい。その問いに共同で取り組み、外交努力を重ねた先に法的解決が見える。」
と訴えています。
詳細は添付の写真をご覧ください。この問題を勉強していない私には、記事の正確さ、はたまた主張の正しさが分かりません。ご覧いただきご教授いただければ幸いです。
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