みなさん こんにちは
3月の飛鳥史学文学講座(関西大学飛鳥文化研究所、明日香村教委主催)は同教委の西光慎治さんによる牽牛子塚古墳(けんごしづかこふん)のお話でした。
同教委による四年間にわたる古墳の整備が終わり、講座開催同日の6日に一般公開が始まりました。とてもビビッドな話題です。八角墳で斉明天皇陵と推定されています。645年の大化の改新以降、中国の律令制を模した国づくりが進められれた。それまである程度自由に作られていた墳墓も、その位によって細かく大きさや形が決められるようになった。八角は四方八方に支配をいきわたらせるの意味を持つとされ、すなわち大王(天皇)家のみに許された。さらに同時期に「國」の字が「国」に変わった。國は「くにがまえ」の中に「或」つまりは地域を指す言葉でそれが囲われていて國。対して国は王が囲まれている。もともとの字は「王」だったのに「・」がついて「玉」になったとの説があります。ここにおいて、大王(天皇)家の支配が強固になったことを意味すると。
そんな話を聴いてすぐに思い浮かべたのが、あの戦争のスローガンに使われた「八紘一宇」です。ウィキペディアによると「神武天皇の『八紘一宇』の御勅令の真の意味は、天地四方八方の果てにいたるまで、この地球上に生存する全ての民族が、あたかも一軒の家に住むように仲良く暮らすこと」。国家とはまさしく王が囲まれた家(族)ということなのでしょうか。
国、国家という文字を使うのに気が引けます。
ちなみに牽牛子とは朝顔の種のことで、八角の古墳の形が朝顔の花びらに似ていることから名づけられたと。
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