東京・蔵前、定宿の近くで古びたラーメン屋=写真=を見つけた。
木看板に江戸藍とでも言うのだろうか青紺に白抜き屋号ののれん。
引き戸を入ると、打ちっぱなしのセメントの土間。白い漆喰の壁はポスターをはがしたような跡が残り、机や椅子も昭和30年代を思わせる。それでも掃除が行き届いていて、ラーメン屋さん独特の油でこてっとした感触や匂いを一つも感じない。厨房とカウンターの間仕切りのステンレスも光っている。とっても清潔だ。
カウンター越しの厨房には70歳ぐらいのご主人と私ぐらいの息子さんだろう。その息子さんが茹でた麺を器に上げると、ご主人が具を盛り付けてお客さんへ。長年二人でやっているのでしょう、その息もぴったりです。
麺は中ほどの太さ。スープは豚骨で醤油と塩のどちらかを選べます。私が選んだのは醤油。味の表現はうまく出来ませんが、とってもおいしい。
お店のしつらい、ご主人、その味と老舗を実感しました。
ご主人に尋ねました、
「もう何年やったはるんですか」
ご主人、
「13年目です」
騙されたようです。正しくは騙されたのではなく私が勝手に間違ったのでしょうが。このお店、チェーン店でした。調度からなにからをそろえて昔ながらのラーメン屋さんの雰囲気を出していました。もちろん厨房の二人も親子ではなさそうです。
そういえば、中華ソバならいざ知らず、昭和3、40年代の東京に豚骨ラーメン店はそうは無かったでしょうね。
今日から南九州周遊出張です。暫く「えびす顔の造花問屋社長からの手紙」を休みます。出張中こんな面白い体験に出会えばまたご紹介します。乞うご期待。
これから先は宣伝です
造花のことなら、大阪で90年以上の歴史を誇る造花輸入問屋の(有)ニューホンコン造花へ。卸専門です。装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒(シキビ、しきみ)、榊(サカキ)など仏花、神様用造花まで扱っています。
(有)ニューホンコン造花のホームページです。
http://nhkf.jp
「元新聞記者が明かす 小さな会社 マスコミデビューの法則」(岡田 光司著、1500円 ISBN4-86000-104-4 C2034 ¥1429E)、梅田・旭屋書店で好評発売中
ブログランキングに参加中です。クリックを。出来れば、毎日ワンクリックを。
blogランキング ←ココです
木看板に江戸藍とでも言うのだろうか青紺に白抜き屋号ののれん。
引き戸を入ると、打ちっぱなしのセメントの土間。白い漆喰の壁はポスターをはがしたような跡が残り、机や椅子も昭和30年代を思わせる。それでも掃除が行き届いていて、ラーメン屋さん独特の油でこてっとした感触や匂いを一つも感じない。厨房とカウンターの間仕切りのステンレスも光っている。とっても清潔だ。
カウンター越しの厨房には70歳ぐらいのご主人と私ぐらいの息子さんだろう。その息子さんが茹でた麺を器に上げると、ご主人が具を盛り付けてお客さんへ。長年二人でやっているのでしょう、その息もぴったりです。
麺は中ほどの太さ。スープは豚骨で醤油と塩のどちらかを選べます。私が選んだのは醤油。味の表現はうまく出来ませんが、とってもおいしい。
お店のしつらい、ご主人、その味と老舗を実感しました。
ご主人に尋ねました、
「もう何年やったはるんですか」
ご主人、
「13年目です」
騙されたようです。正しくは騙されたのではなく私が勝手に間違ったのでしょうが。このお店、チェーン店でした。調度からなにからをそろえて昔ながらのラーメン屋さんの雰囲気を出していました。もちろん厨房の二人も親子ではなさそうです。
そういえば、中華ソバならいざ知らず、昭和3、40年代の東京に豚骨ラーメン店はそうは無かったでしょうね。
今日から南九州周遊出張です。暫く「えびす顔の造花問屋社長からの手紙」を休みます。出張中こんな面白い体験に出会えばまたご紹介します。乞うご期待。
これから先は宣伝です
造花のことなら、大阪で90年以上の歴史を誇る造花輸入問屋の(有)ニューホンコン造花へ。卸専門です。装飾造花、ギフト造花から菊、百合、樒(シキビ、しきみ)、榊(サカキ)など仏花、神様用造花まで扱っています。
(有)ニューホンコン造花のホームページです。
http://nhkf.jp
「元新聞記者が明かす 小さな会社 マスコミデビューの法則」(岡田 光司著、1500円 ISBN4-86000-104-4 C2034 ¥1429E)、梅田・旭屋書店で好評発売中
ブログランキングに参加中です。クリックを。出来れば、毎日ワンクリックを。
blogランキング ←ココです
それでもラーメンは大好きで、今里@いつもの居酒屋からの帰り道には今里筋、吉持師匠の工場を過ぎて少し行った所にある「天洋」、この店の前を(最近は塩分を控えねばならず...)歯を食いしばって通り過ぎています。
うぅ~ ラーメン、喰いたいっ、とんこつの濃~いヤツを!!!
「今里筋、吉持師匠の工場を過ぎて少し行った所にある 天洋」
近くにそんなにおいしいお店があること教えないで下さい。
私も
「歯を食いしばって通り過ぎています」
をしないといけなくなるじゃないですか。