えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

毎日21世紀フォーラム 澤田瞳子さん

2022年08月03日 14時46分18秒 | 本・セミナー
 みなさん こんにちは

 毎日21世紀フォーラムの7月例会は直木賞作家の澤田瞳子さんでした。古代史小説を主に書き始めた理由から直木賞を受賞した時の話、自らの著作と多岐に及びました。

 奈良明日香の高松塚古墳の発見が古代史ブームの頂点、そこからしぼんできている。作家の母から「古代史小説は売れないから止めとき」と言われた。しかし、読者数が少ないからだれも手を付けていない。そこを総どりしようと思った。

 直木賞の候補になると、「受賞したてい」でマスコミから取材が入る。地元のK新聞は受賞コメントまで求めてきた。今回の受賞のコメント、7年前のが新聞社に残っていたが、さすがに差し替えてもらった。

 その直木賞受賞作の「星落ちて、なお」。せっかく澤田さんの講演を聴きに行くのだからと、予習していきました。江戸末期から明治にかけて「画鬼」とまで称され活躍した河鍋暁斎の、娘で同じく日本画家の河鍋暁翠 の生涯を追います。天才の父、はたまたその父を追いながらも達せずに早世した兄の才能にさえ及ばない暁翠の苦悩とそれでもひたむきに絵筆にかける情熱を描いています。講演で「英雄ではなく普通の人の生きた人生を小説にしたかった」と。どうりで、320ページの作中、父や兄を羨んだり憎んだりはたまたそれでも父兄への思慕を繰り返す感情の変転が堂々巡りのように何度も何度も、スピードを上げながら繰り返されます。そここそが澤田さんの描きたかったことなのでしょう。

 質問用紙で
 1、関西文壇の交流
 2、額田王の「あかねさす」の歌は元夫の大海人皇子との恋の駆け引きの歌なのか、 それとも宴会の席のざれ歌なのか
 3、ノンフィクションを超えフィクションに至る「創作力」をつける手立ては
 の三つを質問。1、2は司会の方に選んでもらって答えてもらえました。しかし一番知りたかった3は質問さえしてもらえなかったのは、どういうことなんでしょう。

 それにしても、この日の料理はおいしかった。毎日21世紀フォーラムは市内の有名ホテルを持ち回りのように使っています。今はコロナで黙食ですが、食事をいただきながら丸テーブルで相席になった方々と会話を交わす異業種交流会でもあります。その食事、それぞれのホテルが趣向を凝らしています。この日は格別。いちじくソースのトウモロコシ豆腐、海老の煮物が添えられたおかき風の揚げ饅頭はモロヘイヤのソースがかけれれていました。これまで参加した中でも特段においしかった。ホテルグランヴィア大阪さん素晴らしい。

 写真右が澤田さん。

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