えびす顔の造花卸売問屋元社長からの手紙

かすかな希望を抱いて幸せを自慢する尊大な手紙。重複掲載御免。造花仏花の造花輸入卸売問屋ニューホンコン造花提供

劉さんのアンティークショップ

2011年05月01日 14時46分18秒 | 香港・中国
 東日本のみなさん こんにちは

 中国・煙台の商社劉さんのサイドビジネスはアンティーク家具の販売です。そのお店に並ぶある椅子は3000元で買ったそうです。

 私、
 「いくらで売るんですか」
 劉さん、
 「お客さんによるよ。お客さんが興味を持ったら高くなるし、そうでも無かったらちょっとだけ儲けるし」

 70平米ほどのお店の中に明や清時代の机やいす、たんすが所狭しに数百台並んでいます。賃料は年間9000元、月にしたら1万円ほどでしょうか。1万円といっても、中国では経験が浅い工場労働者の月給が1.5万円から2万円程度ですので、月1万円はそこそこの額です。

 私、
 「どれくらい頻繁に売れるの」
 劉さん、
 「3、4個ぐらいかな」
 私、
 「月に?」
 劉さん、
 「1年にだよ」

 これでは儲けると言うより、賃料さえ出ないでしょう。20年ほど前から趣味で集めだしたコレクションがどんどんどんどん増え、こお店を趣味の倉庫代わりに使っているのが実情のようです。商社の商いもほどほどで、時間がある時はここにきて大好きなアンティーク家具を眺めながらなじみの客(友)と茶をすすり骨董の話をする。劉さんはそうやって暮らしています。

 なんかええな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする