飄(つむじ風)

純粋な理知をブログに注ぐ。

秘密結社(陰謀団)はウソ?

2007-12-26 15:21:56 | 日本

秘密結社は、存在しないと云うが....。
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 存在を隠すから、秘密結社である。いわゆる秘密結社は、外部に対し、その存在・構成人員・目的・活動などを秘匿している団体であるから、そういう意味では数多くある。暴力団もその範疇に入るだろうし、有名なのはフリーメーソンである。
 実際は、さらに奥の院に隠された結社、組織こそが秘密結社であるが、詳しいことは後のブログに譲る。
 英語ではConspiracy(陰謀団)という。日本で陰謀団等というと、陰謀論と結びついて一派一絡げでインチキ話になってしまう。しかし、 それは証明できないからと云って、否定する無神論者と同じで、同じ土俵での議論にはならない。陰謀は明らかに存在するので、その結社は在るかと云えば、在 るとするのが順当であろう。只、何せ秘密であるので、その実態を解くことが難しい。多くの場合、論者の推測が度を越して、独断に至ることが多いのでインチ キ話となってしまうのであろう。また、隠す方は隠す方で、攪乱の情報(ディスインフォメーション)を出してくるので、いよいよ以て混乱してしまう。
 インチキ陰謀論は埒外として、追求すればするほどConspiracy(陰謀団)は存在するとしか思えない。それも、相当に強力な、根が深 く、広範なGlobal Conspiracy(国際陰謀団)が存在することの確信を持った。それでなければ、つじつまの合わないことがあまりに多すぎるのである。

 私の関わりは、20年前、山陰基央著『日本の原則』と言う本で、『シオンの議定書』の全文に触れることに始まる。
『シオンの議定書』は、偽書と 云われているが、今から考えてもその内容は現今の世相を如実に描き出している。発見されたのは、ロシア革命の直前である。であるから、書かれたのはそれ以 前である。一部を引用しよう。

(前略)政治上で成功を収める根本原則は、企図を秘匿するにある。外交官は言行一致してはならない「のである。

 ゴイムの政府は、すでに完成の域に達しつつある、われわれが練り上げた大規模な計画に沿うように行動させなければならない。何によってかといえ ば、いわゆる「強国」と称する手段を使い、ひそかにわれわれが吹き込んだ世論というものによってである。「強国」の世論、それは新聞である。その中には、 ごくわずか例外はあるが、すでに完全にわれらの手中にある。

 ヨーロッパにおけるゴイム政府を統制する政策を一言に要約すれば、一国をテロ攻撃してわれらの強力さをすべての国に見せつけることにあり、も しもわれわれに対して総決起することでもあれば、われわれはアメリカ、支那、日本の火砲を向けさせて応戦するだろう。(後略)※ゴイム:異教徒、ジオニ スト以外


 これが、100年以上前に書かれたモノだとすれば、いかなる予言書より、具体的で的確である。まさしく、世の中はこの100年間、この書に沿っ て歩んできていると、オドロキを禁じ得ない。(詳しくは、
シオンの議定書をキーワードで検索すると、ネット上で、必ず、全文入手できる。全文掲載すること もたやすいが、かなり長文となるので、各自入手されることを希望する。)

 
『シオンの議定書』は、シオニズム運動の言わばバイブルである。シオニズムはGlobal Conspiracy(国際陰謀団)の基本戦略である。是非、一読をお勧めする。シオニズムの戦略家の第一任者は、ズビグニュー・K・ブレジンスキー 元米大統領補佐官である。この事は、余人が認めるBrzezinski_1977_2 ところである。ロックフェラー直属の彼は、昨今、次期大統領候補のバラク・オバマ民主党上院議員の外交問 題顧問に就任した。 下記は、彼の発言である。

  もしアメリカで再びテロ攻撃が起きれば、軍事行動を支持する大衆ヒステリーを巻き起こすために、イラン関与という嫌疑がすぐにもかけられる だろうと確信している」(If there is another terrorist attack in the United States, you can bet your bottom dollar that there also will be immediate charges that Iran was responsible in order to generate public hysteria in favor of military action.  by Zbigniew K. Brzezinski) 

 イラクにおける失敗は(イラン戦争というシナリオの)規準を満たしている。その失敗をイランに責任転嫁して非難したあとは、次いでイラクでの挑 発行為、もしくはアメリカでのテロ行為をイランのせいにしたあげく、ついにはイランに対する“防衛的な”米軍事行動となる。それは結局のところイラク、イ ラン、アフガニスタン、パキスタンの全域にわたって広がる深い泥沼の中に孤立したアメリカを陥れるものである」( Iraqi failure to meet the benchmarks, followed by accusations of Iranian responsibility for the failure, then by some provocation in Iraq or a terrorist act in the US blamed on Iran, culminating in a 'defensive' US military action against Iran that plunges a lonely America into a spreading and deepening quagmire eventually ranging across Iraq, Iran, Afghanistan and Pakistan.  by Zbigniew K. Brzezinski)

 この発言は、彼はは9.11WTCテロ、イラク戦争、そしてイラク混迷、さらに、これから危惧されるイランに対する攻撃、そのための第2のテロ 攻撃についても、明確に説明しきっている。ということは、一連の主謀者は、彼、ズビグニュー・K・ブレジンスキー その人であることを自白したようなモノではないか。

ティッピという女の子④

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