つれづれ日記

不動産鑑定士 佐藤栄一が仕事や生活で感じたことをつづります

鑑定価格で売れない場合

2010-08-30 18:12:49 | 不動産評価(専門)
売却を前提に評価依頼を受け、評価を行い、鑑定評価書を提出したが、その価格では買い手が付かず、売却が進まないことがある。

経済環境が悪いことから、特に宅地見込地等のリスクの高い物件についてそのようなケースが生じる。

もちろん、鑑定価格はストライクゾーンのど真ん中を狙っているからその価格で売れることが望ましい。

しかし、現実には売れないケースもある。

その場合は、とにかく依頼者の方にできる限り鑑定評価書の内容について説明を尽くすようにしている。

もちろん、鑑定価格で買い手が付いていないわけだから、依頼者の方に100%満足していただくことはできない。しかし、評価の過程や考え方について一生懸命に説明すると、”説明を聞いて良かったです”という反応が返ってくることが多い。

修業していた時代に、「売り主からも買い主からもお叱りを受ける価格が適正な価格だ」と教えられた。

今、実務をしながらその言葉の意味をかみしめることがある。

久しぶりにボーイスカウトについて書こう

2010-08-29 21:42:22 | スカウティング
ボーイスカウトの1年は9月に始まり8月に終わる。

8月は、ビーバー隊からカブ隊、カブ隊からボーイ隊に上進していくスカウトにとって節目の月だ。

それは、指導者にとっても同じで、上進スカウトとのお別れの月でもある。今日、うちの隊でもお別れ会を兼ねて恒例の「流しそうめん」を行った。今日ばかりは、難しい訓練は横において、指導者や保護者が協力して子供たちを楽しませるために汗を流す。(「流しそうめん」のほかに、フルーツポンチや、サラダや、お好み焼きや、極めつけのかき氷も子供たちに振舞いました。)ビーバー隊とカブ隊合同での総勢70名を超える一大イベントだった。

活動の後、カブ隊に上進していくスカウトたちから”お手紙ブック”をいただいた。

それぞれの”お手紙ブック”には、これまでの活動で楽しかった思い出や写真、保護者の方からのコメントなどが所狭しと書かれていた。

とても幸せなことだと思う。こちらこそ、スカウトたちや”私たちよりは相当若い”保護者の方々から、いつも、元気や、素直な気持ちや、充実感・達成感をもらっている。感謝したいのは、私たち指導者だ。

キーになる数字

2010-08-27 18:58:03 | エッセイ
自分の中でキーになる数字を持つと感覚的に馴染むことがよくある。

例えば、私の住む郡山市の面積は約757k㎡だ。阿武隈山系の東の端から西は猪苗代湖岸までに亘るので相当広い。先頃、栃木県那須町の物件を評価したが、那須町の面積は約372k㎡とのこと。郡山市の面積が頭にあると、それとの比較で、”郡山市の約半分もあるのでは、町にしては結構広いな”という感覚を持つことができる。

また、先日、中国のGDPが今年中に日本を抜く可能性が高いという報道があった。これまではざっと日本のGDPは500兆円、中国のGDPは400兆円と思っていたから、中国が日本を抜くということは、中国のGDPの伸び率がものすごいのだなということを想像することができる。

キーになる数字をある程度持つことは、日常生活でも、定性的なニュースを定量的なデータとして感じることができて、案外楽しい。

猛暑の夏に

2010-08-06 19:10:31 | Weblog
今年は猛暑の夏。

外の調査で飛び回っていると、昼間はどうにかもつのだけれど、夕方から夜になって疲れがドッと出てきて、遅くまで残業ができない!

毎日、ヘトヘトになって家路につく感じ。

けれど、まだ夏バテはしていない。

週3回は、相変わらず走っている。

今年は、4月の郡山シティマラソン(10km)、6月の三春町さくら湖マラソン(14.2km)を既にこなし、今後は10月の会津若松鶴ケ城マラソン(10km)を予定している。

走ると滝のような汗をかくけど、体は締まってきた(ような気がする)。