つれづれ日記

不動産鑑定士 佐藤栄一が仕事や生活で感じたことをつづります

2011年の転出超過 郡山市が全国最多

2012-01-31 19:05:37 | エッセイ
今朝の新聞は、2011年の人口移動について、郡山市の転出超過数(転出人口-転入人口)が7,232人で全国最多になったと報じています。

明らかに放射線を気にしての避難によるものと思われますが、郡山市特有の事情として以下の2点が考えられると思います。

①郡山市は、県内で最も経済活動が盛んで、県外資本の転勤族も多いこと(多くの転勤族が母子を東京などへ戻したと思われます)

②郡山市は、土着の意識が相対的に低く、「来る者は拒まず、去る者は追わず」の精神が息づいている街であること(安積開拓の時代から市民のフットワークの軽さ)

私の周りでも、母子を避難させている人が何人もいますし、近くの小学校では100名単位で児童が減少しています。

だけど、残っている市民は「郡山で生きる!」ことを選択した人たちで、放射線への対峙の仕方について、その人なりに整理が済んでいるように思われます。


「しぶき氷」たどり着けず

2012-01-29 20:45:26 | スカウティング
ボーイスカウトの活動で、猪苗代湖畔の天神浜から「しぶき氷」を目指しました。

ところが、気温は氷点下5度、風速は8mを超え、猛烈な天気でした。

下の写真が今日の様子です。


写真左奥には磐梯山も見え、良い天気のように見えますが、寒さと強風で遭難しそうな天候でした。

残念ながら、スカウト(幼稚園~小1)の体力も考え、途中で勇気ある撤退をして、避難小屋でカップラーメンを食べました。

朝の10分間読書

2012-01-19 18:20:02 | エッセイ
専門書はともかく、一般の書籍を読む機会が少なくなって、知的?好奇心がうずうず。

そこで、朝少しだけ早起きして6時50分~7時の10分間、本を読むことにしました。

こないだの日曜日に、新しい3冊ほど買い込んできましたので、しばらく楽しめそうです。

但し、朝の寒さが敵です

1月17日の郡山市鶴見坦の放射線量

2012-01-17 19:21:17 | 郡山市の放射線量
今日、計測した放射線量は以下の通りでした。

郡山市鶴見坦2丁目 弊社 事務所屋外(舗装駐車場 地上高1m) 0.70μ㏜/h 午後0時30分 天候 曇り

計測機器 Sparing-Vist Center社製 TERRA MKS-05

線量計の値は、0.69と0.70の間を行ったり来たりでしたので、0.70と表記しました。

1ヶ月前は0.75μ㏜/hでしたので、少しずつ下がっていますが、県内の他の地域と比較するとまだ高めです。

震災バブルと生活困窮

2012-01-16 18:33:10 | エッセイ
福島県でも一部では「震災バブル」の声を聞きます。本格化しつつある復興建築需要の関連業種などです。

一方で、原発避難や経済の停滞による生活困窮者もたくさんおられます。

また、その中間に、どうにか普通の生活をしている普通の県民もいます。

更に、原発事故による賠償金などが絡んで、目先のことしか見えなくなっている人もいるかもしれません。賠償金は一時的なもので、永久に続くわけではないことを肝に銘じるべきです。

今、福島県は、様々な境遇の人たちが混在した複雑な状況に見えます。

一人一人が、自分の生活設計をよくよく考えて行動しなければならないと思います。

精通者意見

2012-01-15 12:07:58 | 不動産評価(専門)
税務署の路線価精通者意見も、だいたい今日で目処がつきそうです。

この仕事は多数地点のバランスを取らなければなりませんが、平日だと、電話があったり話しかけられたりすると頭が飛んでしまっての状態になってしまいます。

そこで、毎年、休みの日にまとめて取りかかることにしています。

1月1日を価格時点とする公的評価は、地価公示、精通者意見、国税鑑定と続きますが、あとは国税鑑定を残すのみになってきました。

羽根つきと三丁目の夕日

2012-01-13 23:32:03 | エッセイ
1月8日の日曜日、ボーイスカウトで正月遊びをしました。子供たちには、羽根つきが人気でした。なかなか上手くできないところが、面白い様子でした。

また、今日はテレビの金曜ロードショーで「ALWAYS 三丁目の夕日」を見ました。

羽根つきも、三丁目の夕日も「昭和」です。

今の時代と違うところは、人と人が向き合っていることでしょうか。

今は、人と機械が向き合っています。

スマートフォンしかり、パソコンしかりです。

かく言う私も、「機械」と向き合ってブログを入力しています

日経新聞の福島特集

2012-01-10 22:30:27 | エッセイ
今日の日経新聞は、20面と21面の2面すべてを割いて、福島県の特集を組んでいます。

そのなかで、東日本大震災が福島県にもたらした被害は、地震、津波、原発事故、放射能風評被害、農産物出荷停止の五重苦で、「災害でこれほどの被害を受けた地域は日本の歴史上でも類を見ない。」と書いています。

中からではなく、外から客観的に今の「ふくしま」を見せてもらった感じがしました。

仮設住宅で使えるクッションフロア(CF)

2012-01-09 20:50:13 | エッセイ
仙台在住の友人から、クッションフロア(CF)を無償で大量に提供できるとの話が舞い込んできました。

仮設住宅の床の冷たさを緩和するのに有効とのことで、仮設住宅なら数百軒がまかなえる量のようです。

仙台市や名取市では実際に、仮設住宅に納入して入居者の方々に喜んでいただいているとのことです。

対象は被災地支援、被災者支援に限られます。

興味のある方は、弊社のホームページから連絡下さい。

忙し、忙し

2012-01-07 23:55:12 | エッセイ
午前中、必死で仕事をし、

午後は、高2の子供のハンドボールの大会(県の四強大会)を応援に行って声を枯らし、

夜は、明日のボーイスカウト活動の準備をしました。

今日も大忙しでした

新地町が津波浸水土地の買上案を提案

2012-01-06 21:18:25 | 不動産評価(専門)
今日の地元紙の報道によれば、新地町が、津波で浸水し建築基準法の「災害危険区域」に指定した土地の買い上げについて、

「震災前の地価公示価格の80%程度」とする案をまとめ、国・県に要請する方針を固めたとのことです。

福島県の自治体から土地買い上げの価格水準について、考え方が示されたのは初めてだと思います。

原発避難区域の土地買い上げではありませんが、継続して注視していきたいと思います。