つれづれ日記

不動産鑑定士 佐藤栄一が仕事や生活で感じたことをつづります

固定資産税路線価納品

2011-08-31 18:41:05 | 不動産評価(専門)
今週は、固定資産税の平成24年度評価替えで活用する路線価評価を依頼された市町村に、成果品を提出してきました。

そのときに、改めて思ったことは、納品時の説明がとても大切だということです。

路線価評価の成果品は路線価の計算書(根拠)と路線価図から成りますが、仕組みが複雑な部分もあり、順序立てて説明して初めて全体の流れを理解していただけるものです。

こちらから説明することによって、担当者の方の理解の度合いや、従来こちらから説明不足だった点を知ることができ、お互いにとって良い状況になります。

改めてコミュニケーションの大切さを感じました。

沈下修正工事(続)

2011-08-27 17:36:29 | 大震災による建物の沈下


今日で自宅の沈下修正工事に入ってから6日目になります。

上の写真は、今日の様子です。

仮打ちされているbDパイルが、重機で回転させられながら打ち込まれています。

下の写真は、十分な深さまで入ったbDパイルに対して、建物を持ち上げるための「ブラケット」(写真の赤っぽいもの)を取り付けて、基礎の下に回しこんだところです。




北側の隣地との距離が狭いところを残して、ほぼbDパイルの打ち込みは終了しつつあるようです。

沈下修正工事(続)

2011-08-26 08:25:10 | 大震災による建物の沈下
下の写真は、自宅の沈下修正工事の3日目の様子です。



建物基礎の直近に、bDパイルが次々に打ち込まれています。

つぎの写真は4日目です。



杭の頭に「OK 10.3m」の文字が見えますが、この杭は10.3mの深さまで入れたところで支持層にあたり、OKと判断したということだそうです。

工事の方に聞くと、地盤調査に基づく設計が8mでも、地中の支持層の状態は一様ではないため、より深く以上入れないと支持層に当たらないこともあり、逆に設計よりも浅い位置で支持層に当たることもあるということです。

実際、別のところの杭は、5.0mでOKになっているものもありました。


沈下修正工事1日目

2011-08-25 22:13:24 | 大震災による建物の沈下
震災で地盤に被害があった自宅の沈下修正工事が、今週から始まりました。

有限会社住環境設計室の影山千秋先生が考案された、国土交通大臣認定工法によって行います。

先生の開発による「bDパイル」という特殊な”拡底回転埋設鋼管杭”(下記写真)を住宅基礎の直近に打ち込み、ブラケットを差し入れて、建物を持ち上げるというものです。



我が家の場合は、ミニラムサウンディング方式による地盤調査の結果、8mの「bDパイル」を22本使用することになりました。

下の写真は、工事の初日に「bDパイル」を打ち込むために、基礎の下の土を取り除いた様子です。



このような状態のところに、「bDパイル」を打ち込んでいくということです。

ボーイスカウト体験見学会

2011-08-22 19:37:53 | スカウティング
昨日の日曜日、ボーイスカウト郡山1団ビーバー隊の体験見学会を郡山駅前で開催しました。

昨年の春に開催したときは、7名程度の見学者がおり、そのほとんどが気に入って入隊してくれました。

今年は大震災と原発事故で春に開催できなかったため、この時期の開催となりましたが、見学に来てくれたのはわずか1組の親子でした。

入隊まで至るかどうかはわかりませんが、楽しんでいってくれたのが救いです。

夏休みを利用して、県外に大勢の子供たちが避難しています。見学者が少ないのは「想定内」です。

私たちは、放射線量に気を配りながら、できる範囲のことを地道にやっていくしかないと思います。その積み重ねが、やがて子供たちが福島に戻ってきたときの受け皿になると信じます。

県内のある経済人が述べていました。「福島県は首都圏から近く、自然の宝庫でもある。必ず切り返しの時は来る。今は辛抱の時だ」と。

50歳の誕生日

2011-08-21 08:35:57 | エッセイ
今日、50歳の誕生日を迎えました。半世紀生きてきたかと思うと、重みがあります。

心身ともに現役で普通にやっていけるのは、あと20年くらいでしょうか。

これまでは、興味のあることには全部頭を突っ込んできた気がしますが、これからは取り組むことを少し絞り込んでいく必要があると感じています。

お付き合いでやってきたことを少しずつ減らして、本当に自分のやりたいことに力を集約できるようにしていきたいと思います。

先の人生を考えるよい機会です。

8月17日 郡山駅前の放射線量

2011-08-17 19:04:59 | 郡山市の放射線量
調査に出かけた帰り道に郡山駅前に立ち寄りました。

今度の日曜日に、ボーイスカウトの体験見学会を郡山駅前で行うので、念のため放射線量を測定しておこうと思ったからです。

測定結果は、以下のようになりました。


駅構内 0.15μシーベルト/h

駅前広場(駅構内に近く屋根が架かっているところ) 0.38μシーベルト/h

駅前広場(屋根のないところ) 0.69μシーベルト/h

駅前から南方に少し離れた本町緑地の砂場 0.97μシーベルト/h

(計測機器 Sparing-Vist Center社製 TERRA MKS-05)


以上のように、測定場所によって顕著な差が出ました。同じ駅間広場でも、屋根の有無でほぼ倍半分の開きがあります。

本町緑地は、休憩場所に使おうかと思っていたのですが、再検討が必要です。

積算線量を減らすために、日常生活でもきめ細かく線量を計測して活動場所を選ぶことが大切だと思います。

お盆休み

2011-08-16 18:20:33 | エッセイ
8月13日(土)から今日16日(火)まで事務所はお盆休みでした。

といっても、私の体は休んだわけではなく、以下のような動きになりました。

13日(土)は、午前中に家族で墓参り、午後は母と新盆回り、夜は中学時代の同級生5人で恒例の飲み会。

14日(日)は、高2の子供の部活(ハンドボール)関係のイベントに参加して、炎天下の中、肉を焼きました。暑くて倒れそうでした。夜は、その打ち上げで保護者の面々と飲みました。

15日(月)は、午前中、新盆で小名浜の親戚に行ってとんぼ返り。午後は仕事(集中を要するため普段はできない仕事)をしました。夜は、家内の実家にお盆の挨拶に行き、また飲みました。

今日16日(火)は、朝から馬力をかけて、昨日の仕事の続きを行いました。別室にこもって集中しました!

明日から、また普段通りの業務再開です。

三連ちゃんで痛んだ胃腸を治さないといけません。

8月11日 郡山市菜根・鶴見坦の放射線量

2011-08-11 12:28:45 | 郡山市の放射線量
今日、計測した放射線量は以下の通りでした。

郡山市菜根1丁目 自宅(砂利敷きの通路 地上高1m) 0.65μ㏜/h 午前7時55分 天候 晴れ
郡山市鶴見坦2丁目 事務所(舗装駐車場 地上高1m) 0.92μ㏜/h 午前8時10分 天候 晴れ

計測機器 Sparing-Vist Center社製 TERRA MKS-05


先週と比較して、自宅の放射線量が更に減少しました。

震災で被害を受けた古家(物置)を解体するために、重機が入りやすいように、花壇を壊して植栽を撤去したのですが、先週は撤去工事が8割方終わった段階、今日は撤去工事が完全に終了した状態での計測です。

植栽の撤去工事に入る前と比較すると、約半分の数値です。

植栽撤去の際に土を掘り返したりしているので、結果的に除染になったともいえるようです。

なお、事務所駐車場の数値は前回とほとんど変わりません。


経済を見る目

2011-08-10 12:38:23 | エッセイ
アメリカの債務超過懸念に端を発して、円高や株式市場での混乱が続いています。

しかし、「アメリカ債務超過の恐れあり」のニュースが伝えられるまで、私は全くそのような可能性があることを知りませんでした。

日経新聞の主な経済指標には一応目を通しているつもりですが、わかりませんでした。

このことに限らず、ニュースになる前に、そのような可能性があることに気がつくようにならないとダメだと思います。

お盆近し

2011-08-08 08:19:04 | エッセイ
今日からまた一週間の始まりです。

お盆休みを控えた週で、忙しくなりそうです。

週末には、墓参り、新盆回り、中学時代の同級生との恒例同級会、高2の息子の部活関係のイベント手伝いなどが控えています。

埼玉県入間市へ

2011-08-07 21:20:40 | エッセイ
今日は、親戚の新盆で、埼玉県入間市へ母を連れて行ってきました。

往復約500kmを車でひとっ走り。

初めて圏央道も走りました。一部未開通の区間がありますが、東北から埼玉県西部方面へ向かうには便利な道路です。