つれづれ日記

不動産鑑定士 佐藤栄一が仕事や生活で感じたことをつづります

警戒区域内の土地の買上げなど

2011-12-31 12:41:49 | 不動産評価(専門)
年の暮れです。

未曾有の災害に見舞われた年でしたが、大晦日の今日は、風は冷たいものの意外に穏やかです。

来年は、警戒区域内の土地の買上げや借り上げなど、様々な動きが一気に加速してくるようです。

地元の不動産鑑定士として、しっかりした対応ができるように準備していきたいと思います

地価公示作業の集中期間です

2011-12-29 14:35:45 | 不動産評価(専門)
今日から正月休みの方も多いと思いますが、私は、年末年始恒例の地価公示作業のまとめに入っています。

福島県の平成24年地価公示は、多方面から注目されていると思います。

平成24年1月1日を価格時点として評価しますが、直前まで新しい取引事例等の調査・分析を行い、正月を挟んで一気にまとめていきます。

とても神経を使う仕事なので、世間がお休みの年末年始の方が集中して仕事に取りかかることができ、かえって好都合です

ユニセフ募金と柏屋薄皮まんじゅう作り体験

2011-12-23 17:37:01 | スカウティング
今日は、ボーイスカウトで、郡山駅前にてユニセフ募金活動を行いました。気温ゼロ度の中、決行しました。

そのまえに、お楽しみとして、郡山駅の構内にある柏屋さんで郡山名物の「薄皮まんじゅう」作り体験をしました。
スカウトたちに交じって、私も挑戦!
写真で、スカウトに挟まれて慣れない手つきで作っているのが私です。


薄皮まんじゅうの大きさにするには、あんこをどんどん詰めていくことによって生地を伸ばしていかなければならないことを初めて知りました。
ギャラリーに囲まれて職人気分を味わいました。

さて、それはさておき、ユニセフ募金の前におまんじゅう作りをしたのには、私なりの考えがありました。

「世界の中には、貧しくておまんじゅうが食べたくても食べられない子供たちがたくさんいる。
だから、そんな子供たちにおまんじゅうを届けるつもりで募金活動をしよう!」

とスカウトたちに呼びかけたところ、スカウトたちは意を得たりという顔つきになり、厳寒の中、募金活動をがんばってくれました。

そして、スカウトたちは、自分たちで作った「薄皮まんじゅう」をニコニコ顔で持って帰りました。

不動産雑学ノートのアップについて

2011-12-20 18:18:15 | エッセイ
2008年より地元広報誌「ザ・ウィークリー」に宣伝を出すようになりました。

ただ、宣伝だけでは面白くないと思い、一般の方に不動産の雑多な情報や基礎知識を提供する目的で不動産に関するコラムを書くようにしました。名付けて、「不動産雑学ノート」です。

掲載料がかかるので、当初の月1回のペースから、最近は2ヶ月に1回のペースになってしまいましたが、かなりバックナンバーが溜まってきたので、弊社(栄鑑定評価)のホームページに新コンテンツとしてコーナーを作ることにしました。

そして本日、アップの日を迎えました

これからは、「ザ・ウィークリー」に掲載の都度、ホームページにアップしていきたいと思っています。

内容に関するご意見やご感想などがあれば、弊社のホームページからお寄せいただければ幸いです。

原発避難区域の再編

2011-12-19 17:58:41 | 原子力発電所事故
新聞報道等によれば、来年4月を目処に、現在の「警戒区域」と「計画的避難区域」は、「帰還困難区域」(年間放射線量50ミリシーベルト以上の区域)、「居住制限区域」(同20ミリシーベルト以上の区域)、「避難指示解除準備区域」(同20ミリシーベルト未満の区域)の3区域に再編されるようです。

現在の警戒区域のうち、楢葉町の全域と川内村のほとんどの区域は年間20ミリシーベルトを下回る模様です。

一方で、大熊町、双葉町、浪江町は、町の中心部の広い範囲が年間50ミリシーベルトを超える予想です。

ここにきて、具体的な放射線量の程度に応じてどのような方向性になるか示されたことは、今後の議論のたたき台になると思われます。

居住可能なところは、経済性を無視してでも除染を徹底して多くの方が帰還できるようにし、一方で、居住が現実的でないところは帰還を諦め、国及び県が新しいところへの移住を全面的に支援するというスタンスをより明確にするべきだと思います。

楢葉町などは、他の双葉郡内の市町村と距離的に近いですから、帰還困難な方々の受け皿に成り得るかもしません。

旧緊急時避難準備区域の平成24年度の固定資産税

2011-12-18 23:40:33 | 不動産評価(専門)
原発事故関連の地域の来年度の固定資産税がどうなるのか、気になる時期になってきました。

警戒区域と計画的避難区域は、課税が免除になる方向のようですが、旧緊急時避難準備区域は今年の秋に規制が解除されているため、課税対象になるようです。

ところが、旧緊急時避難準備区域は今年の都道府県地価調査が実施されず、先ごろ発表された路線価の調整率でも評価されませんでしたので、指標となる公的評価が、原発事故前の平成23年1月時点の地価公示しかありません。

原発事故後の公的評価がない中でどのように課税するのかが問題になります。

現在までに判明した情報によると、建物については立ち入りができず維持管理ができない時期があったということで損耗減価の観点から一定の配慮がなされるようですが、土地については様々な問題があるようです。

旧緊急時避難準備区域では、不動産市場が実質的に機能していないところも多いと思われますので、評価は非常に難しく、したがって適正な課税も困難を極めるのではないかと思われます。

原発事故収束宣言

2011-12-17 14:05:06 | エッセイ
昨日、政府から「原子炉が冷温停止状態に達し、事故そのものは収束に至った」との宣言が出されました。工程表ステップ2の完了です。

ただ、”事故そのもの”は収束したが、”事故処理”はこれからということです。廃炉には最長40年と言われています。

福島県内は年末が迫り、様々な動きがあります。

警戒区域と計画的避難区域を3区域に再編して、放射線量の低い区域は住民の早期帰還を目指う一方で、放射線量の高い区域は国が土地を買い上げようと言う動き。

福島県内に中間処理施設を建設する動き。

コメから検出される放射線を巡る混乱。

福島県が今月末を目処に取り纏めを急いでいる「福島県復興計画」。

本格的に始まった冬に対して身構える、温暖な浜通りから雪深い会津地方に避難した人たち。

ごく一部だとは思いますが、復興関連の業種が享受し始めた”復興バブル”。

様々な流れがごちゃまぜになりながら新しい年に向かっています。

ただ、確実に言えることは、今はまだ長い戦いの入口に立っているに過ぎないということです。

12月16日の郡山市鶴見坦の放射線量

2011-12-16 12:45:52 | 郡山市の放射線量
今日、計測した放射線量は以下の通りでした。

郡山市鶴見坦2丁目 事務所屋外(舗装駐車場 地上高1m) 0.75μ㏜/h 午後0時40分 天候 曇り

計測機器 Sparing-Vist Center社製 TERRA MKS-05

1ヶ月前は0.79μ㏜/hでしたので、少しずつは下がっています。

郡山合同庁舎前の数値が毎日発表されていますが、ほぼ同じ水準です。

遺産分割調停の研修

2011-12-13 22:54:55 | エッセイ
家事調停委員をしていますが、今日は、裁判所の郡山支部で「遺産分割事件」をテーマにした研修会がありました。

裁判官が作成したモデル事案について、研修に参加した家事調停委員が3グループに分かれ、グループごとに「調停案」の作成を行いました。

”三人寄れば文殊の知恵”のとおり、自分で考えていた論点のほかに大切な論点が次々に出され、グループ討議の醍醐味を味わいました。また、題材とされたモデル事案が実に巧妙に作られていて、これからの調停実務に大いに参考になるものでした。

講義を聴くだけではない参加型の研修で、学生時代のゼミに戻ったようなとても新鮮な時間でした

福島県復興計画案(第1次)(素案)が発表されました。

2011-12-12 20:13:56 | エッセイ
福島県から福島県復興計画案(第1次)(素案)が発表され、今月16日まで、意見(パブリックコメント)が募集されています

ものすごいボリュームですが、復興ビジョンで提示された基本理念が具体化・深化・拡大され、全てに切り込んだ感じになっています。

復興ビジョンのパブコメで出されていた意見にも、相当配慮した跡が見えます。

最初ザット見たときは総花的に思えましたが、よく見るとナルホドと思えるところもかなりあります

但し、「地域ごとの取り組み」で双葉エリアについては、元の場所へ帰還できることを前提に計画が作られているますが、賛否があると思いました

住民の方を長期間にわたって宙ぶらりんの状態で仮設住宅などにとどめおくことは、決して望ましいことだとは思えません。

長期間帰還困難な地域が生じる可能性があることと、その場合には新たな地域での新たな生活を全面的に支援することをはっきりと盛り込むではないでしょうか

そんなことを「県民意見提出書」にまとめて、さきほどメールで提出しました

ヨークベニマルの「ムーミンタオル」フェア

2011-12-06 18:42:42 | エッセイ
地元のスーパー「ヨークベニマル」で、買い物金額に応じてムーミンのシールを配り、シールが一定枚数溜まると少額の負担でムーミンタオル、ムーミンハンカチなどと交換できるキャンペーンをやっています。

ムーミンファンの私は、妻にお願いしてシールを集めてもらい、ついに日曜日に交換してきました。


オリンパスXZ-1 シャッター速度1/60、F値1.8、ISO感度200、夜の室内で無発光で撮影

水色のバスタオルとフェイスタオルのセット、オレンジ色のブランケット、箱に入った3枚組のハンカチセット2箱が成果物です。

ニョロニョロのブランケットと、ちびのミィのハンカチが際立って出来が良いと思います。


身近なことが抜けている

2011-12-05 18:15:50 | エッセイ
昨日、一人住まいをしている母のところを訪ねると肩が痛いとのこと。

病院に行かなくてよいの?などと会話した後、はたと気が付きました。

肩が凝っているのでは…。

肩を揉んであげるとだいぶ楽になったようです。

父が生きていた頃は週に一度くらいは肩を揉んでもらっていたけど、そう言えばここ何年も肩を揉んでもらったりはしていないとのこと。

案外身近のことに気が付かないのです。

今度から母のところに行ったときは、肩を揉んであげなくては!

2011年つるりんこ祭りが中止に!

2011-12-04 18:08:54 | スカウティング
今日12月4日は毎年恒例の郡山市つるりんこ祭りが開催されるはずでした。

ボーイスカウトの活動をそれにぶつけており、楽しみに会場に向かいましたが、会場の磐梯熱海周辺は強風で立っていられないほどの大荒れの天気。

そして、なんとつるりんこ祭りは中止になってしまいました。

続々集合してくるスカウトたちへの連絡や対応に追われました。

今年で十何回目だと思いますが、中止になってしまったのは初めてではないでしょうか。