トット・ベーネ日記

いよいよ75歳に突入、人生を楽しむのに定年無し。日常的に心に留めておく三原則を 動く。楽しむ。そしてぼちぼちと。

スローフードと地産地消

2009-11-20 | 全般・社会学習・その他・おいおい
スローフードと地産地食を目指したい 

 今日は(11月19日)、在職中にともに仕事をした農業改良普及員の先輩が訪ねてきてくれた。三人もリタイア後それぞれのライフスタイルをつくっておられたが、Kさんは、二人の息子を農業後継者に育てており、生き生きとされておりました。かって農政論議をいろいろやった思い出があるが、勤めの最後の方は、農産物直売所を巡ってスローフードと地産地消でした。スローフード(Slow Food)とは、北イタリアのブラという町から生まれた活動で、その土地の伝統的な食文化や食材を見直す、最近は「食事の時間ぐらいゆっくりしよう」と言うような運動やその食品自体を指すことば。また、スローフードは、標準化、画一化された安価なファーストフード(fast food)などの食べ物とは異なることを意味することばで、単にファーストフードの対極のことばとして紹介されていることもあるが、大きくは「食」と「食文化」についての根源的なところを考える活動を意味するとされています。最近は、地産地食という言葉がでてきてこちらの方が解りやすい気もするが、地産地消(ちさんちしょう)は、地域生産地域消費(ちいきせいさん・ちいきしょうひ)の略語で、地域で生産された農産物や水産物をその地域で消費することで、① 地域産業を育てる ② 安全・新鮮 ③ 環境の負荷を減らす(輸送エネルギー無)のメリットがあると言われています。このようにスローフードと地産地消はちょっと違います。トット・ベーネもこうしたことを意識し、イタリア語のトット・ベーネ(とってもいいよ。)のネーミングをしたわけだから、スローフード運動にスローライフの中で近かづけるようにしたいと思っています。





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