つゆ草

写真と俳句

今日の1句

2015-08-02 08:49:07 | 日記
夏潮の青く溶けゆく夕汀   つゆ草

鵜の岬の国民宿舎のすぐ前が海で景観の素敵な所でした。普段はなかなか予約が取れない所なのですが、地元の俳句会との合同句会だったため、お世話になる事が出来ました。夕方になり浜辺に降りて裸足になり、皆童心に返りとても楽しそうでした。鵜の岬は、全国の鵜飼の鵜をただ唯一育てている所として有名で、それには鵜の切ない事情も垣間見えるのですが、何しろ鵜飼という日本の歴史文化が此処から始まるという事を知り、深いものを感じました。我々の俳句の先生と地元の人とがある縁があって開催された句会で、少し緊張しましたが、一期一会とはこのこと・・と思う程、良い思い出となりました。

      鵜に生まる運命の行方夏の果て   つゆ草
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