朗々と読経と風と魂祭 つゆ草
昨日は故郷の古寺で御施餓鬼の行事があり、姉と1日掛りで行って来ました。これで2回目なのですが、低い朗々としたお坊様の読経は本当に心の奥底まで浸透し、洗い清められる思いがしました。7人ものお坊様が歩きながら読経をし、太鼓と鐘の音と外からは気持ちの良い風が御線香の香りと共に流れて、なかなか厳かなものでした。代表のお坊様のご講話では、柴又での寅さんの句、「蛍消へ髪の匂ひの中にゐて」というのを紹介して下さり、あの寡黙な渥美さんが亡くなったお母さんを偲び詠んだ句との事でしたが、しみじみとして良い句だなぁと思いました。その後、遠い昔母の父が寄付をして出来たというお寺さんにも寄り、いろいろな懐かしい話を聞く事も出来、姉は嬉しそうで何よりでした。帰りの新幹線は混んでいましたが、亡くなった母に戦争の体験等、もっと聞いておけば良かったね・・等話しながら帰途に着きました。良い一日に感謝。
昨日は故郷の古寺で御施餓鬼の行事があり、姉と1日掛りで行って来ました。これで2回目なのですが、低い朗々としたお坊様の読経は本当に心の奥底まで浸透し、洗い清められる思いがしました。7人ものお坊様が歩きながら読経をし、太鼓と鐘の音と外からは気持ちの良い風が御線香の香りと共に流れて、なかなか厳かなものでした。代表のお坊様のご講話では、柴又での寅さんの句、「蛍消へ髪の匂ひの中にゐて」というのを紹介して下さり、あの寡黙な渥美さんが亡くなったお母さんを偲び詠んだ句との事でしたが、しみじみとして良い句だなぁと思いました。その後、遠い昔母の父が寄付をして出来たというお寺さんにも寄り、いろいろな懐かしい話を聞く事も出来、姉は嬉しそうで何よりでした。帰りの新幹線は混んでいましたが、亡くなった母に戦争の体験等、もっと聞いておけば良かったね・・等話しながら帰途に着きました。良い一日に感謝。