今日は「墓場、女子高生」というお芝居を観に行きました。
劇場は「座・高円寺」という所で、文字通り、高円寺にあります。
駅沿いの道を真っ直ぐ5分ほど歩くとあるので
場所が分かりやすくて、
外装や内装も綺麗な劇場でした。
でもその反面、客席の床は歩くとミシミシいうし
椅子もチャチくてこちらにはお金を掛けれなかったみたいです。
まぁ段差があってステージが観やすかったので
良しとしましょう。
観に行ったのは一も二もなく出演者のラインナップで
安藤聖さん、町田マリーさん、吉本菜穂子さんと
揃っているときいたときは
ものすごく豪華なキャスティングだなぁと
楽しみにしていました。
4500円の割にはセットの豪華で
やっぱり人件費(ギャラ)が一番、
入場料に跳ね返ってくるんだなぁと思いました。
仲良しだった女子高生グループの一人が
自殺して亡くなった後のお話で
これだけ書くとシリアスな内容かと勘違いしそうですが
基本コメディです。
出だしはこの女子高生たちがはしゃいでいるシーンで
正直、面白くなるのか不安一杯でしたが
20分過ぎ頃から場もこなれてきて
笑い声も聞こえてくるようになり、面白くなってきました。
自殺して亡くなった陽子役が安藤聖さんで
彼女が出ている舞台を最近よく見るようになりましたが
存在感というかそれらしい雰囲気が出てきているような気がします。
もちろん作品自体が魅力的でないと
女優さん一人頑張ったってダメなんでしょうけど
舞台に立っているだけでまだ細いながら
芯が通ってきている印象です。
吉本さんはこういう役どころだと生きますね、
この前の「クレージーハニー」よりも機能していたように思います。
逆にマリーさんはそこまで機能していたかというと
自分的にはそこまでかなぁっというのが正直な所です。
他の役者さんだったら全く気にならないですが
求めているものが大き過ぎるのもあって
毛皮族みたいにあくまでマリーさんが中心で
周りが動くっていう方が魅力的に映るかなぁ、
これは個性みたいなもので天性のものだと思うし、って
ただ自分がマリーさん好きだけだからかもしれませんけど。
女子高生グループが陽子を生き返らせたいとお祈りしたりして、
後半で生き返るんですけど、みんな喜びと思ったら
戸惑いの方が大きいというのが結構リアルな気がしました。
生き返ってほしいという気持ちに偽りはないでしょうけど
本当に生き返られたらどうしたものかなぁというのが正直な所ではないでしょうか。
生き返った陽子に自殺した理由が自分にあると
みんながみんな言い始めるのですが
陽子は「(自殺の理由になるほど)仲良くはなかったでしょう」と言い放ちます。
残された人間はそこにドラマを見出したりするじゃないですか、
でも死んだ人間にとっては
そんなの迷惑だと感じているっていうのは面白いです。
不謹慎な言い方かもしれませんが
世界は生きている生物だけのもので
実質的に、死んだ理由を知ることに意味はなく、
それを知ろうとするのは自分の為でしかありません。
そんなわけで尻上がりに興味深くなるお芝居でしたが
物語の佳境で、なんと客席からいびきの声が聞こえてきました。
しかも結構シーンとした見せ場部分で
もうそれが丸聞こえで、ぶち壊しもいいところで
こいつこそ墓場に行ってしまえ、と思ったのは自分だけではないはずです。
ちょっと前に海外のクラシックコンサートで
携帯のアラームが鳴りっぱなしになった事件がありましたけど
損害賠償の対象にしてもいい位です。
自分が隣の席だったらもうひじ打ちしまくりで
すぐに起こすところですがそれが1分近く続き、
業を煮やしただいぶ前の座席に座っていた方が
肩を叩いて起こしてくれました。
本当にこいつのせいでせっかく楽しい舞台が台無しでした、
観客もそうですけど演者の方々にも
謝ってもらいたいです。
劇場は「座・高円寺」という所で、文字通り、高円寺にあります。
駅沿いの道を真っ直ぐ5分ほど歩くとあるので
場所が分かりやすくて、
外装や内装も綺麗な劇場でした。
でもその反面、客席の床は歩くとミシミシいうし
椅子もチャチくてこちらにはお金を掛けれなかったみたいです。
まぁ段差があってステージが観やすかったので
良しとしましょう。
観に行ったのは一も二もなく出演者のラインナップで
安藤聖さん、町田マリーさん、吉本菜穂子さんと
揃っているときいたときは
ものすごく豪華なキャスティングだなぁと
楽しみにしていました。
4500円の割にはセットの豪華で
やっぱり人件費(ギャラ)が一番、
入場料に跳ね返ってくるんだなぁと思いました。
仲良しだった女子高生グループの一人が
自殺して亡くなった後のお話で
これだけ書くとシリアスな内容かと勘違いしそうですが
基本コメディです。
出だしはこの女子高生たちがはしゃいでいるシーンで
正直、面白くなるのか不安一杯でしたが
20分過ぎ頃から場もこなれてきて
笑い声も聞こえてくるようになり、面白くなってきました。
自殺して亡くなった陽子役が安藤聖さんで
彼女が出ている舞台を最近よく見るようになりましたが
存在感というかそれらしい雰囲気が出てきているような気がします。
もちろん作品自体が魅力的でないと
女優さん一人頑張ったってダメなんでしょうけど
舞台に立っているだけでまだ細いながら
芯が通ってきている印象です。
吉本さんはこういう役どころだと生きますね、
この前の「クレージーハニー」よりも機能していたように思います。
逆にマリーさんはそこまで機能していたかというと
自分的にはそこまでかなぁっというのが正直な所です。
他の役者さんだったら全く気にならないですが
求めているものが大き過ぎるのもあって
毛皮族みたいにあくまでマリーさんが中心で
周りが動くっていう方が魅力的に映るかなぁ、
これは個性みたいなもので天性のものだと思うし、って
ただ自分がマリーさん好きだけだからかもしれませんけど。
女子高生グループが陽子を生き返らせたいとお祈りしたりして、
後半で生き返るんですけど、みんな喜びと思ったら
戸惑いの方が大きいというのが結構リアルな気がしました。
生き返ってほしいという気持ちに偽りはないでしょうけど
本当に生き返られたらどうしたものかなぁというのが正直な所ではないでしょうか。
生き返った陽子に自殺した理由が自分にあると
みんながみんな言い始めるのですが
陽子は「(自殺の理由になるほど)仲良くはなかったでしょう」と言い放ちます。
残された人間はそこにドラマを見出したりするじゃないですか、
でも死んだ人間にとっては
そんなの迷惑だと感じているっていうのは面白いです。
不謹慎な言い方かもしれませんが
世界は生きている生物だけのもので
実質的に、死んだ理由を知ることに意味はなく、
それを知ろうとするのは自分の為でしかありません。
そんなわけで尻上がりに興味深くなるお芝居でしたが
物語の佳境で、なんと客席からいびきの声が聞こえてきました。
しかも結構シーンとした見せ場部分で
もうそれが丸聞こえで、ぶち壊しもいいところで
こいつこそ墓場に行ってしまえ、と思ったのは自分だけではないはずです。
ちょっと前に海外のクラシックコンサートで
携帯のアラームが鳴りっぱなしになった事件がありましたけど
損害賠償の対象にしてもいい位です。
自分が隣の席だったらもうひじ打ちしまくりで
すぐに起こすところですがそれが1分近く続き、
業を煮やしただいぶ前の座席に座っていた方が
肩を叩いて起こしてくれました。
本当にこいつのせいでせっかく楽しい舞台が台無しでした、
観客もそうですけど演者の方々にも
謝ってもらいたいです。