これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

墓場、女子高生

2012年02月03日 23時40分08秒 | 演劇
今日は「墓場、女子高生」というお芝居を観に行きました。
劇場は「座・高円寺」という所で、文字通り、高円寺にあります。
駅沿いの道を真っ直ぐ5分ほど歩くとあるので
場所が分かりやすくて、
外装や内装も綺麗な劇場でした。
でもその反面、客席の床は歩くとミシミシいうし
椅子もチャチくてこちらにはお金を掛けれなかったみたいです。
まぁ段差があってステージが観やすかったので
良しとしましょう。

観に行ったのは一も二もなく出演者のラインナップで
安藤聖さん、町田マリーさん、吉本菜穂子さんと
揃っているときいたときは
ものすごく豪華なキャスティングだなぁと
楽しみにしていました。
4500円の割にはセットの豪華で
やっぱり人件費(ギャラ)が一番、
入場料に跳ね返ってくるんだなぁと思いました。

仲良しだった女子高生グループの一人が
自殺して亡くなった後のお話で
これだけ書くとシリアスな内容かと勘違いしそうですが
基本コメディです。
出だしはこの女子高生たちがはしゃいでいるシーンで
正直、面白くなるのか不安一杯でしたが
20分過ぎ頃から場もこなれてきて
笑い声も聞こえてくるようになり、面白くなってきました。

自殺して亡くなった陽子役が安藤聖さんで
彼女が出ている舞台を最近よく見るようになりましたが
存在感というかそれらしい雰囲気が出てきているような気がします。
もちろん作品自体が魅力的でないと
女優さん一人頑張ったってダメなんでしょうけど
舞台に立っているだけでまだ細いながら
芯が通ってきている印象です。

吉本さんはこういう役どころだと生きますね、
この前の「クレージーハニー」よりも機能していたように思います。
逆にマリーさんはそこまで機能していたかというと
自分的にはそこまでかなぁっというのが正直な所です。
他の役者さんだったら全く気にならないですが
求めているものが大き過ぎるのもあって
毛皮族みたいにあくまでマリーさんが中心で
周りが動くっていう方が魅力的に映るかなぁ、
これは個性みたいなもので天性のものだと思うし、って
ただ自分がマリーさん好きだけだからかもしれませんけど。

女子高生グループが陽子を生き返らせたいとお祈りしたりして、
後半で生き返るんですけど、みんな喜びと思ったら
戸惑いの方が大きいというのが結構リアルな気がしました。
生き返ってほしいという気持ちに偽りはないでしょうけど
本当に生き返られたらどうしたものかなぁというのが正直な所ではないでしょうか。

生き返った陽子に自殺した理由が自分にあると
みんながみんな言い始めるのですが
陽子は「(自殺の理由になるほど)仲良くはなかったでしょう」と言い放ちます。
残された人間はそこにドラマを見出したりするじゃないですか、
でも死んだ人間にとっては
そんなの迷惑だと感じているっていうのは面白いです。
不謹慎な言い方かもしれませんが
世界は生きている生物だけのもので
実質的に、死んだ理由を知ることに意味はなく、
それを知ろうとするのは自分の為でしかありません。

そんなわけで尻上がりに興味深くなるお芝居でしたが
物語の佳境で、なんと客席からいびきの声が聞こえてきました。
しかも結構シーンとした見せ場部分で
もうそれが丸聞こえで、ぶち壊しもいいところで
こいつこそ墓場に行ってしまえ、と思ったのは自分だけではないはずです。
ちょっと前に海外のクラシックコンサートで
携帯のアラームが鳴りっぱなしになった事件がありましたけど
損害賠償の対象にしてもいい位です。

自分が隣の席だったらもうひじ打ちしまくりで
すぐに起こすところですがそれが1分近く続き、
業を煮やしただいぶ前の座席に座っていた方が
肩を叩いて起こしてくれました。
本当にこいつのせいでせっかく楽しい舞台が台無しでした、
観客もそうですけど演者の方々にも
謝ってもらいたいです。

salyu × salyu + Salyu Release Live

2012年02月03日 14時54分27秒 | 音楽
一昨日はSalyuライブに行ってきました。
CDとDVDの発売を記念したライブで
チケットは公式HPのみの販売でした。
1次が抽選、2次が先着発売で
1次で当選したので倍率が低いのかと思っていましたが
落選した人の方が多い位、競争率は高かったみたいです。
この発表がある前は、今日2日にタワーレコードでミニライブがあって
でも仕事だから1日を仕事にして
2日を休みにしてもらおうかと考えていたところで
変更しないで良かったです。

開演時間が20:00ととてつもなく遅い時間で
17:00過ぎに夕飯を済ませてから家を出ました。
家を出る前に先週出演した「カミスン」を見ましたが
パーソナリティを中居君がやっているんですね、
しりませんでした。
終わった「うたばん」の名残なんでしょうか、
中居君が何度も「Salyuワールド」という単語を連発していて
こりゃ一回も聴いたことないなぁと苦笑してしまいました。
肝心の歌の方はフルコーラス歌うこともなく
トークと比べてあっという間で
これ見てもCD買う気にはなれないだろうというのが正直なところです。

会場は代官山Unitという代官山という名前の通り
おしゃれさんが来るようなライブハウスでした。
整理番号順なので路上に並んでいましたが
寒風がビュービュー吹いて、昼間と打って変わって
凍えそうでした。

開演10分前ほどでようやく入場できましたが
観客席はすでに結構埋まっており
自分は300番でしたが後200人も入れるのかって感じでした。
500人+関係者も数十人いるようで
その割にはせまい会場でした。
1部と2部の合間では人が入りきらないのか
「前に詰めて下さい」というライブハウスではありえない
(普通は後ろに下がって下さい)
アナウンスで只でさえ狭いスペースが
更にきつくなるざまでした。

あとステージ自体があまり高くなくて
Salyuが椅子に座ると自分の位置からは
顔が見えない状態で、
できればもっと大きな会場でやってもらいたかったです。
そんなわけで場所とりしたらドリンクを取りにいく暇もなく
開演を待ちます。

2部構成で、1部が「Salyu × Salyu」の演目です。
CDではちょっこっと聴きましたが
どちらかというとあまり聴かないジャンルで
そんなに期待していたわけではありませんでしたが
生で見ると結構興味深いものがありました。
Salyu他3名のボーカルユニットで
個々でそれなりに実力がないと
あんなに上手くいかないだろうなぁということは
素人でも分かります。

プロデューサーの小山田圭吾も奏者としてステージに立っていて
コーネリアスでしたか活動していたんですよね、
自分は小沢健二とのフリッパーズ・ギターのイメージしかないんですが。
休憩中に横須賀で行ったライブの映像をちょこっと流していましたが
中々面白そうなライブに見えました。
でもDVDだけでブルーレイはリリースしないみたいで
もうライブものをDVDで買うモチベーションはないですね、
映像もさることながら音も決定的に違うんですよね、
この両者では。

15分ほどの休憩を挟んで「Salyu」単体の登場です。
Newアルバムのリリース記念なので
その中の曲をたくさん歌うのかと思ったら3曲だけでした。
特にアルバムに入っている「LIFE」は絶対演奏するものだと
思っていただけに残念です、
アルバムツアーまで我慢します。
多分、12月のミニマライブで演奏した曲だけだと思いますが
昨日はチェロが入っていたせいか
その音色が素晴らしくてまたこの前とは違った趣でした。

前述した通り、ステージが低くて見にくいのに加えて
前に180cm以上の大男がいて、
そいつが興味ないんだか、頭を左右に何回も動かすので
その度にその頭がステージ上とかぶってしまい
とてもイライラしました。

まだ生で見たのは数回ですけど
見る度に好きになっていきます。
「カミスン」じゃないけど、TVではこの良さが十分に伝わらない
感じがどうしてもしてしまいます、
事実、自分も生で見るまではそんなに興味なかったし。
歌声もさることながら歌っているときの表情が
何とも愛らしいというか
こちらまで嬉しくなってきます。
髪型も今のショートボブみたいのは似合っていると思います、
でも昨日は何回かaikoに見えて仕方ありませんでした。

「Lighthouse」を歌ったところで終了しましたが
照明を落としてCDのプロモの映像が流れていたので
アンコールがあるのかと思いきや
その宣伝が終了した途端、終了のアナウンスが流れ
軽くブーイングありました。
が、入場料2500円(+ドリンク代500円)でこの内容は
贅沢すぎます。
ドリンク代含めても収入は200万に及ばず
間違いなく赤字公演で、サービス的な要素が強いと思います。

帰りはしっかりドリンク(オレンジジュース)をもらって
恵比寿駅までダッシュで帰りました。
(終了時間が22:10)
この前、アルバムツアーのチケットも届き
14列目というまぁまぁの席で
早くもそちらの公演が楽しみで仕方ありません。

投票ボタン

blogram投票ボタン