これが私の生きる道

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はじめての内視鏡検査

2022年12月27日 20時41分23秒 | 思うこと
区から無料の健康診断のお知らせが届いて
軽い気持ちで受診しました。
それから1週間後に検査結果を聞きに行ったら
ヘモグロビンの値が低いと言われて
でもこれは数十年前からいつも低くて
先生から一応何が原因か調べておきましょう、って言われて
多少は興味もあったので採血してもらいました。

それから更に1週間後、検査結果を聞きに診療所へ。
そしたら血清鉄が基準値の下限値が60の所、12、
フェリチンの下限値が14の所、3しかありませんでした。
鉄欠乏性貧血ということで、通常生理がある女性によくある症状で
しかし男性でこれだけ低いのは珍しいらしく
胃や腸から出血しているかもしれないと内視鏡検査を勧められました。
その診療所では内視鏡がないっていうんで
近くのクリニックを紹介されました。

はっきりは言われなかったのですが、
先生はどうも胃がんか大腸がんの可能性がすごい高いと思っているらしく
自分も相当その可能性が高い、って思っちゃいました。
数値が素人目からしても異常に低いし
数日前から下腹部に違和感みたいのもあったので
正直、終わったなぁって。

健康診断で受けた便潜血が陰性だったのと
ヘモグロビンが突然低くなったわけでない、っていうのが唯一の慰めだったんですけど
もうネガティブモードに入ってしまって内視鏡検査を受ける1週間後まで
落ち込みまくっていました。

もしがんだったら治療が嫌なのはもちろんのこと、
来年はライブも目白押しでそれらも参加できないかもしれないと考えると
もう何を生き甲斐にして生きていっていいか・・・

そんなこんなで昨日がその本番で
まず前日の20時から食事はしてはいけない、ってことで
3食絶対に欠かさない自分にとってはこれだけでも結構辛くて
それに加えて腸を綺麗にする2リットルの内服薬を2時間で飲むってことで
これがレモン味らしいんですけど不味くて
飲み干すのにものすごい難儀しました。

途中、8回位トイレに行ってほぼ水状態になったので
0,5リットルは飲まずに捨てちゃいました。
あれ飲んだら気持ち悪くて多分吐いていました。

検査は14時30分からですがどうにも落ち着かなかったので
14時にはクリニックに着いてしまいました。
事前にそのクリニックのことはネットで検索して
結構評判がいい所だったので、検査自体にそんなに不安はなくて
「がん」を宣告されることに怯えていました。

受付を済ませて待合室で待つこと10分余り、
名前を呼ばれて施術室へ、
注射を2本と喉に薬を塗って、
ここがドキドキのピークで
先生が入ってきました。

まずは胃カメラからで鼻から注入されました。
先生はプロフェッショナルらしく痛みとか辛さは全くありませんでした。
画像を自分も観ながら説明してくれて
初めて観る自分の胃の中の状態にそのときは恐怖感は消えて興味の方が勝っていました。
ピロリ菌はいるようでしたが、がんは見つかりませんでした。

そしていよいよ大腸カメラの挿入です。
大腸がんの可能性の高いって思っていたので、異常がありませんように祈っていました。
こちらも腸にカメラが入っている感じは度々ありましたが
痛みなどはなくて内部が映っているモニターに釘付けになりました。
こちらも想像していたより綺麗な状態で
がんとは言わないまでもポリープは数個あるだろうって思っていたので
それもなかったのは嬉しい誤算でした。

胃と腸あわせて20分程度でしょうか検査が終わって
診察室に移動して先生から画像を見ながら説明があって
前述の通り、ピロリ菌がいるので除菌しましょうって言われた以外は
異常はなくて、すごくホッとしました。
検査結果が良かったということもありますが
先生も看護師さんもいい雰囲気で
初めて信頼できるクリニックに通院できたと感じました。

とりあえず不安を抱えたまま、年越しするのは辛かったので
本当に良かったです。

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