こんなに円安になるなんて・・・２

とうとう１４０円を超えて１４５円近くまで円安になってしまいましたね。
いやぁ～、１４０円から一時１３７円位まで円高に戻したときに
一瞬、ドルを買ってみようか、と頭をよぎりましたが
勇気がなくて見送ったらこのざまですよ。
金額的には１円も損をしてはずなんですが
前述のように思考しただけで、何か損した気分になるのはどうしたことでしょうか。

もし１１０円位のときに買っておいても
どうせ自分の性格では１２０円位になったときに
円に戻しているのは火を見るより明らかで
現在のような１４０円にもなってしまったら
損しているような気分になってしまうんだから
お金云々よりもこの性格をどうにかした方が
幸せを感じられるようになるんだろうなぁ、とは思うのですが
どうにもなりません。

雑誌に辛酸なめ子のインタビュー記事が載っていて
彼女は数年前に米国株を買って
３割近くもマイナスになってしまったそうです。
ビジネス系の雑誌を読むと
米国株を買えばほぼ１００％儲かるような書き方をしてあって
自分もそうなのかなぁ、って騙されていましたけど
こうやって実際に損した人の話を聞くと
やっぱり信用しすぎるのは危険だなぁ、って。

その記事の中で
岸田総理が投資しろ、って盛んに勧めているけど
それは危険だ、って彼女は語っていますが
本当そうだなぁ、って。
何でも遺伝子的に日本人は欧米人に比べて
心配性の割合がものすごく高くて
だから貯金する人が多いんですよね。

銀行に預けていても利息がほとんどつかないから
投資した方がいい、って言いますけど
自分もドルを買っていたときは
もう１ドル何円かが始終気になって
それが重しになっていました。
利益が確定した後も
確定申告するストレスもあります。

結果、同僚も相手先もいい人ばかりで
就業中も楽しい仕事があれば
それを何も考えないでして賃金を貰うのが
税金とか年金とか健康保険も天引きで
一番楽かなぁって。