宇ゐの里山徒然記

町屋暮らしの後、2013年10月北山杉の里、右京区京北町に移り住みました。
周辺の紹介と暮らしの事など綴ります。

鹿児島!

2007年12月05日 | 旅紀行
鹿児島へ行った。
航空会社のキャンペーンのツアーとして行けたので格安
空港バスを降りると指宿からの農産物の朝市

   
 いきなりのサツマイモで鹿児島へ来た実感がw


仕事は初日にほぼすませ、夕方ホテルへ。
その際に見えた桜島。

     

実はこの数分前はオーストラリアのエアーズロックの有名な姿のような(実際には見たことないガw)
赤々と夕日を受けた見事な雄姿だった。
チェックインの際の手続きや部屋での説明を聞くのももどかしく
展望ロビーへ上がったのだが既にお日様が沈んでいた

翌日はささっと市内観光でもと思ったがバスや市電ではもどかしい。
そしてひらめいた
坂が少ないのでがよさげ

かくしてホテルでレンタル 
甲突川沿いに駅の方へ。
西郷隆盛・従道誕生の地(石の塔のみ)から
まず一つ目の銅像大久保利通〔1830年9月26日(文政13年8月10日)~1878年(明治11年)5月14日〕の像。

      
西郷隆盛・木戸孝允とで維新の三傑と言われ、倒幕・明治維新に絶大な功があり、
明治の政治に重きを為した勤皇志士出身の政治家の一人。

      

次に通りかかったのが『薩摩義士の墓』。大中寺の中にある。
初めはここは戊辰戦争などの戦いで命を落とした人達のお墓かと思っていたら
全然違った

   

 『薩摩義士』とは
  宝暦3年(1753)「徳川幕府」が洪水や悪水停滞で困窮している
  木曽・長艮・揖斐三川流域の住民救済のため、大規模な治水工事を計画し、
  薩摩藩にお手伝い普請を命じた際に赴いた藩士達のことである。
  藩は平田靭負(ひらたゆきえ)を総奉行として派遣。
  一年三ヶ月を要して完成したが、難工事に加え幕吏や地域住民との対立、
  悪疫の流行などにより、平田靭負を始め切腹した者五十四名、
  病死した者など三十四名という数多くの犠牲者をだした。 

  
 
・・・とのこと。(右:平田靭負)
・・・(-_-)ウーム・・・


            

次は方向を変えて「ザビエル滞鹿記念碑」
そう。スペイン人宣教師フランシスコ・ザビエル。

  

1549年8月15日、ザビエルが鹿児島へ上陸。
  布教のために出帆した先のマラッカ(現マレーシア)で、若い薩摩人ヤジロウに出会い、
  ヤジロウはザビエルの案内人として日本へ伴った。
  1551年ザビエルがゴアに戻るまでに、なんと500人の日本人のクリスチャンが誕生しているとのこと。
  ザビエルはその翌年の暮れ、その後の日本におけるキリスト教の弾圧を知らずに亡くなっている。。。

             

そして城山にある『照国神社』。島津斉彬(↓右)が主祭神。

 

2008年のNHK大河で登場する「篤姫」は1853年にこの斉彬の養女になり、
  鹿児島を後にして江戸に入る。その後近衛家養女となり13代将軍家定の御台所に。
  家定にとっては3人目の奥さん。前の二人は病死で3人目は健康な女性をと
  篤姫に白羽の矢がw
  しかし結婚生活も1年半ほどで今度は家定死去・・・

照国神社境内にはほかに島津忠義・島津久光の銅像も。

  


左:島津久光は幕末の薩摩藩における事実上の最高権力者。
   島津斉彬の異母弟。
  右:島津忠義は久光の長男。10代当主斉彬の遺言で11代当主に。


               

それから鹿児島城跡に立つ『黎明館』へ。

 

    ↑けっこう時間かけて見学

ここまででを借りてから約2時間半。
黎明館見学でやや疲労してホテルへ帰ることに。

いつも乗っている自分の自転車よりサドルの位置が低く調節できなかった為(硬くて動かず)
ホテルへ着くとかなりのダメージ・・・*o_ _)o
エントランスのスロープを押していたら
パーン

・・・・・・・・タイヤがパンクした・・・
着いてからでよかった・・・・ε~( ̄、 ̄;)ゞフー

そしてお腹がすいたので仕事先近くで・・・

  

 黒づくしの鹿児島。ラーメンも黒いw
    (最後はやっぱり食べ物)




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2 コメント

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Unknown (きみ)
2007-12-09 13:45:05
鹿児島行ってらっしゃるんですね。
私も去年、両親連れて行きました。
島津家の威光、すごいですね。

桜島・指宿・知覧・鹿児島と回ったので今回宇ゐさんが回ってるとこ行けてませんが、写真で愉しませていただきました。
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Unknown (宇ゐ)
2007-12-13 01:39:49
ほんと銅像がいっぱいありましたw
この機会で鹿児島や島津家のことを少し知って
新たな興味も沸いてきましたねぇ。
来年の『篤姫』はちょっとまじめに観るカモw


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