昨日2月11日は『建国記念の日』でした。神武天皇は神話だが、此の地がひとつのクニになり始めた時があったから、現在日本国というものが存在するのでしょう。国は人によって作られる。この方の祖先もあなたの祖先も私の祖先も何時とは判然としない時に何処からかこの地へやって来て国を作って来たことだけは間違いない。
明治11年 日清戦争後に明治天皇の済生勅語によって始まった済生会は代々の総裁を皇族が務めてきた歴史がある。教育と医療の充実は国民の生活を安定させる。皇族が総裁を務める済生会は明治の日本が国を挙げて教育と医療に力を入れてきた歴史を伝えているとみれば、皇嗣殿下が総裁を務められるのも意味あることのように思われます。
キリスト教は非キリスト教国で布教する場合、まず診療所を作り学校を作って現地の人々に食い込み徐々にキリスト教化していくという方策を取って来た。教育と医療がいかに人間を救うかが良くわかる例でしょう。
済生会歴代総裁
- 初代:伏見宮貞愛親王(1911年(明治44年)8月21日 - 1923年(大正12年)2月4日)
- 第2代:閑院宮載仁親王(1923年(大正12年)4月2日 - 1945年(昭和20年)5月20日)
- 第3代:高松宮宣仁親王(1945年(昭和20年)8月21日 - 1987年(昭和62年)2月3日)
- 第4代:宣仁親王妃喜久子(1987年(昭和62年)4月21日 - 2000年(平成12年)4月2日)
- 第5代:寬仁親王(2000年(平成12年)4月3日 - 2012年(平成24年)6月6日)
- 第6代:秋篠宮文仁親王(2013年(平成25年)4月1日 - )
済生勅語
済生会歴史
秋篠宮さま済生会総会に出席 新型コロナウイルス対応をねぎらわれるTBS NEWS DIG秋篠宮さまは横浜市で開催された総裁を務める社会福祉法人「恩賜財団済生会」の総会に出席されました。秋篠宮さま「COVID-19の患者を受け入れている済生会の複数の病院から、対応状況についてオンライン等で説明を受ける機会を得ました。いずれの施設においても、職員が常に感染する危険にありながらも誇りと使命感を持って、献身的に患者と向き合っている姿に深い感銘を覚えました」秋篠宮さまはあいさつでこのように述べられ、新型コロナウイルス患者を受け入れた各病院をねぎらい、「地域の人たちの健康と暮らしを支える柱の一つとして、より一層大きな役割を果たすことを希望いたします」と述べられました。総会では、功労があった名誉会員3人に秋篠宮さまから表彰状が手渡されました。済生会は、明治天皇のお手元金をもとに創設され、40都道府県で病院や特別養護老人ホームなどおよそ400施設を運営しています。秋篠宮さまは2013年4月から総裁を務められています。
実際の殿下は優雅でいらっしゃいますが、この写真の殿下からは凄みを感じます。なかなかの方とお見受けします。