さて、ウイの決断やいかに?ということで、続きます。
いかに?も何も、ゲーム上では選択肢はないんですが。
村を助けたいヒロと、パーティを守りたいミカと、意見が分かれてしまいます。
多分、一番繊細なのはミカで、
関わったことで救えなかった町のトラウマをまだ抱えているだけに
弱そうな女子組の心配をしてしまう(女子組はミカが思ってる程、弱くはないんですが)。
そんなミカを説得するのに、ヒロが大奮闘で3枚も費やしてしまいましたよ!!
これでもか~な~り!削ったんですが。
普段、「和」を何よりも重視するヒロがそれを破ってまで伝えたかった思いは
4コマには入りきらなかったので、下の方に載せておきます。
(ヒロの為、というか、ああこんなに長いのに勿体ない…という貧乏根性なだけですが)
ヒロの内面に興味のある方はどうぞ。
…無駄に長いですから、お暇な時にでも。
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ハイ。
ここから、ヒロの独壇場です。
「ぬしさまが一生、この村の為に魚を運んでくる保証なんかどこにもない」
「そういうことを何も考えさえないまま依存させてるなら、ぬしさまは<悪>じゃないか」
「それを村の人に解って欲しいんだよ」
「本当に解った上で、それでもぬしさまを受け入れるかどうかは、村の人が決めることだ」
「どんな障害も乗り越える力が人間にはあるんだよ、生きるためにそれを繰り返すんだよ」
「いくら不漁でも、ぬしさまが来なければ、別の手立てを考えたはずなんだ」
「責任が取れないことも、見て見ぬふりすることも、同じくらい、村にとってはヒドイんだよ」
「だったらせめて、人間が人間らしく生きられるほうが良いじゃないか」
「泥道を綺麗に舗装しても、そこがぬかるんだ道だって忘れちゃいけないんだ」
「山を削って道をつくっても、そこが山の一部だって忘れちゃいけないんだ」
「汚水を川に流しても、それが最期にはどうなるかを知らなくちゃいけないんだ」
「ゴミはゴミ箱に捨てたんじゃない、地球に棄てているんだ」
「人間が自然から離れて快適に過ごすことで、厳しい自然に耐えている動物たちにしわ寄せがいくんだ」
「そういうことを知らないままでいるから、自然破壊や環境汚染が進むんだよ」
「自分が直接関わらないから無知でいられるんだ」
「自分のしたことの結果を知れば、誰も進んで加害者にはなれない」
「人はそこまで悪に染まることはできない」
「無知だから加害者になる。知らないまま、被害者を出す」
「それは、双方にもヒドイことなんだよ」
「最後まで行動に責任が取れないならせめて知らなくちゃいけない」
「無関心をやめて一人ひとりが知ることで、それだけで、世界は大きく変わる」
「人はもともと善良な生き物だ」
ハイ。中途半端に終了です。
最後の方なんか、熱弁がすぎて環境問題とか語ってますが。
(この辺で、なんとなく、あ、話がそれてきたな…、と我に返って中途半端に)
今、現実に基地問題や環境問題や絶滅種やらのニュースが連日流れているので
それも移入してしまっているようです。
人を助けるって、ムツカシイ。
何が最良かは現地の人にしか解らない、部外者は見当違いの手助けをするかもしれない。
そういう問題はあるとしても、それでも関わらないと意味がない。
テレビや紙面のなかの「お話」だと思っているだけじゃ、情報が流れている意味がない。
まず知ること、そして手を伸ばすこと、それしかできないのではなくて
それをすることが重要なんだよ、というのがヒロの主張です。
マンガでは3Pでしたが、そこに入りきらない全部の主張で、ヒロは
ミカだけでなく、ウイとミオを説得しました。
それを解って、ウイは喧嘩を止めようとするミオを止めました。
喧嘩を止めないことも結構、忍耐です。(なにせ、止めずに3P費やした管理人ですから)
そういう感じで。
マンガでいうところの「ネーム」みたいなもので、先に感情を作ります。
かきなぐりの文章です。
それを元に、このキャラはこういう言葉は使わないな、とか、こういう云い方のくせがあるよな、
と云う感じで、感情だけの文章は、個性で修正して「セリフ」になります。
そして、キャラを骨組みにして、セリフで肉付けしていきます。
ここでものすごいおでぶさんになってしまうんですが、そのまま情景や物語を着せて行って
あとでダイエットさせる、という感じです。
ダイエットさせると、ああ!あのお肉が勿体ない!!と思ってしまうのですが。
そのお肉は見えない所でキャラの栄養になっているといいな、という願いもあります。
今回は、勿体ない!!と思ってしまった方でしたが(汗)。
ほのぼのとは程遠い内容を、ここまで読んで下さってありがとうございます