ウイ 「もちろん長寿は喜ばしいことだけどさ」
ヒロ 「今のミカが言うとお守りさせる感もろ出しだのがひでえ」
こりゃ早くミカを一人前にしてお爺ちゃんに楽させてあげないと!と密かに決意するウイヒロコンビ!
後継者として侯爵家の心配をしているのか自分の心配をしているのか理解に苦しむ発言ですが
ミカは割と大真面目、自分が甘やかされている事は解っていて、それを危惧したりすることもあるんですな
これは後継が祖父→孫、っていう、間に父がいない事のミカの弱みでして
甘やかされる事も「年相応の扱いをしている」と祖父に言われてしまえば、自分が30歳、40歳になるその日まで
指標となる偉大な祖父を失う事がもう考えられない状態
現代でいうと高校生くらいなので、尊敬できる「大人」との関わりがまだまだ乏しい現状です
ミカのこの問題を補強する話はまた後でSSとしてあげますが…
やっぱり4コマでは説明セリフがほとんど入れられなかったので、ここで補足
ゲームのストーリー初期も初期、セントシュタイン城の黒騎士事件です
城の兵士も貴族たちも黒騎士に手も足も出ず、王様のおふれで黒騎士を退治できる強者を募っていたシュタイン城
この時点では王侯貴族の勢力をもってしても事件を解決できなかったという辺り、
諸侯たち皆がみんな冒険者頼み、という事に何の負い目もなかったと推測します
しかしその冒険者の中に、侯爵家の跡継ぎが一人関わっていたという事になると、
「自分たちが倒せなかった黒騎士を、侯爵家の跡継ぎが倒した(関わった)」という事実は、後々負い目になると思うんですよね
そして負い目は時間と共に負の要素を膨らませて、「侯爵家が出し抜いた」「我々を裏切った」となります
そんな諸侯たちは王の臣下ですから、王家の動向にも敏感です
王家とミカの侯爵家が何かあるたびに、「あそこは黒騎士を退治した功績があるから」「特別に目を掛けてもらっているらしい」
などと言いがかりをつけられ、反感をもたれ、貴族関係が次第に不穏になります
ミカがどうしても避けたいのは、ここです
ウイたちにくっついて黒騎士退治に関わった時は、自分の国だから関わる、なんか騒がしいからやってみよう、程度の心構えだったんですが
さすがに諸侯に知られるのはマズイ、と思って城には入らず、外で待機してますからねミカ
(城には入らないっていうミカにくっついてヒロとミオも一緒に外で待機、この頃はまだほいほいお城に入れる度胸はなかった模様w)
なので、一応お爺様には報告してはいるんですが、その時の話し合いで「関わった事は伏せておく(二人の秘密)」という事になっています
あともう一つ
ルディアノの件です
もう本当に思い出せなかったので、4コマにはしませんが、ルディアノの件もあって表に出たくないわけです
こっちの話は、ミカはお爺様にも話していません(酒場の冒険者と黒騎士退治しました、くらいの報告)
お爺様に余計な負担をかけたくないから、っていうのが理由の一つ
もう一つが、
姫も口をつぐんでいるから
↑これですこれ!
この話を作ったのは当然、ゲームでシュタイン城をクリアした時に作ったので、
「姫は事件の真相を喋ってないんだなあ」って思って、「じゃあ我々も余計なことを言わないで黙っておこう」、っていうスタンス
…だったはずなんですが、最近、本当に姫、喋ってなかったっけ?!(ルディアノまで護衛で兵士とかついてきてたよね?!)
と不安になり、一応忘却の彼方を双眼鏡で覗いてみたんですが…
余りにも彼方すぎて何にも見えませんでした(-_-;)
てことなので、うちのセントシュタインの姫様はルディアノの真相を王様にも喋ってない姫様です
姫様が喋ってないのでミカも口を閉ざしてます
こういう背景があって、ミカはどうしよっかなあ、って悩んでいるんですわー
という文をしたためていたら何を書いて(文)何を描いてないか(4コマ)解らなくなってきたので
また後に簡潔にまとめられたらまとめます
(最近、瞬発力だけで文をしたため、持久力が急速に枯れていくのを止められない…)
無駄に駄文ですみません
書いておきながらなんでルディアノの話を持ち出したんだっけ自分?ってなってる(←今ここ)