ドラクエ9☆天使ツアーズ

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時々ドラクエ風味ほかゲームプレイ漫画とかとか

ツォの浜完結編4

2010年04月17日 | 7章 ツォの浜

 

 

ツォの浜完結編終了です。

途中からツォの浜と関係なく、ミカの素性話に終始してしまいましたが…

その土地で彼等は何を得たか、というのが完結編なので

それを恥も忍ばず(開き直った)補完いたしますと。

 

この4部作では、大分ミカのセリフを削ったので、やや解りにくいかもしれませんが

ミカは貴族の子息(公・侯・伯・子・男、の爵位がまだ不定ですが、侯爵か伯爵、くらいで)の予定です。

 

ウチのサイト独自の世界観としては

 

この国で、貴族の子息は、10歳前後からまず王室の少年騎士団に所属します。

表向き、強制ではありませんが、ミカの説明にあるように

王室と貴族側とのより良い関係の為に、まずは王室への顔見せの意味での入団です。

ここで成績や適性を見極めて、選ばれた人たちが近衛騎士団に上がります。

大体、16~7歳くらいからかな。近衛騎士団の中で扱いはぺーぺーです。

 

近衛騎士団に所属していると勿論王や王室の覚えもめでたいですから(毎日顔つき合わす)

貴族の息子の、社交界デビューみたいなものです。

ここで手柄を上げたり、実績を積んだりして腕を磨いてぺーぺーを脱出。

さらに自分の実力を認められるような部署に移動を希望したり、

自分の領地を治めに行ったり、親の跡を継いだりして、25歳くらいまでには大体、

退団します。

貴族たちの近衛入団目的は、あくまでも、「王さまに気に入ってもらえること」なのです。

 

そういうわけで、

ややお遊び的な(というと失礼ですが)貴族近衛兵たちと、

一兵士から手柄をあげて実力で入団した一般近衛兵たちとの、軋轢やら反発、

王に取り入りたい貴族間とのしがらみやらで、内部は結構ドロドロです。

(この辺りを、ミカの気質ではうまく立ち回れず問題児になっている、と、ヒロは読んでいる)

 

わりとほのぼのした暢気な3人に、このドロドロした世界を教えたくない庇護欲と

それを知らせることで、この暢気な関係が壊れてしまいそうな不安感があって

ミカはあまり自分の事を語りたがらず、

他の3人も、「触れられたくないんだろうなあ」と薄うす感じながら旅してたんですね。

今まではね。

 

だからウイたちは、まずミカが話をしてくれるのが嬉しいんです。

その辺り、双方の感情をヒロは汲み取っていて、ムードメーカー精神を発揮、

ミカが話しやすいようにふざけて見せてます。

(本気で近衛になりたいわけじゃないんですよ?)

 

ツォの浜の事件で少し、彼らの関係が深くなってます。以上、補完。

 

 

…。

てな感じのミカの設定を詰めていたので、この「国」を

セントシュタインに決めてしまうと、かなり激しく!脂汗ものなんですが…

 

も・う・ひ・き・か・え・せ・な・い・!!

 

(しかもセントシュタインは歴史的にも複雑な王家ですしね…後々絶対首絞まるさ)

 

このミカの詳細を出さずにだましだまし続けていたほうが良かったのかどうか

(わざわざ出さなくてもストーリーに支障はないんだし)

もはや、やっちゃった今となっては、神のみぞ知る、ですよ?

 

 

 

でもこの世界に今、神はいないんですよ!(がーん)

たっけて~グランゼニウス!! 

 

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ツォの浜完結編3

2010年04月16日 | 7章 ツォの浜

 

 

ウイ 「能力があっても向き不向きってあるよネー」

ヒロ 「適性があっても向き不向きってあるよナー」

 

 

ハイ。

近衛兵がエリートコースかどうかはヒロのイメージですが。

後々、自分の首を絞める事になりそうな、ミカの設定でした!

 

セントシュタインで近衛兵やってたんですか、アナタ!!エエ?!あの王様の?!

(↑もうすでにきゅうきゅう…(吐血))

 

本当は、

架空の村を設定したヒロやミオのように(後々出てきますが)、

地図に載ってない架空の王国を設定するつもりだったのですが、村と違って

地図を延々眺めていても、国を設立しにくいんですよ、どこの地域も!!

(ストーリー的にも、世界観的にも)

いや、さすが他人がつくった世界は違いますね。

もうこれは、強引にねじこめない完成度の高さですよ!お手上げです!脱帽です!!

(いや、普通は、他人がつくった世界に自分の国作ってねじこまないから!)

 

最終候補地としては

雪の大陸か、ビタリ海岸の山脈付近、が残ったのですが

そこから、あのミカがはるばるセントシュタインまで旅してくるイメージがない。

(箱入り息子だけに、何事も近所で手っ取り早く、って感じです)

最適なのはベクセリアの西の方だったのですが、ここはストーリーが絡むのでちと苦しい。

(しかも、なんとなく、あそこもセントシュタイン領のような気がしないでもない)

 

あと

架空の村はともかく、国はイメージしにくいよな(見てる人が)

と、悩んだこともあって、もう悩み疲れて、セントシュタインにしてしまいました。

 

あまりゲーム本編に絡まないように事を進めて行きたかったんですが

(公式無視のルール破りをする勇気がなかったのと、あとは公式ファンを不快にさせたくなかったのと)

 

もうここの世界はDQ9の王道を外れてしまった!

 

と、寛大なる御心でお付き合いくださいましたら、恐悦至極に存じます。

 

(セントシュタインに決定するまでは国の性質や歴史、王室の人間関係とか貴族社会、

ミカが継ぐことになる領地問題とかまでとっくり考えていたのに…、って)

(考えすぎだ!)

 

 

 

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ツォの浜完結編2

2010年04月15日 | 7章 ツォの浜

 

ミカ 「くれたまえ、じゃねえよ」

ヒロ 「俺が大臣をやるから!」

ミカ 「うお!お前が大臣か!!」

 

 

っていうか、

君たちが乗っているのは、それはボートかね!?

って、絵でスミマセン。穴があったら入りたい。なくても掘って埋まりたい。

(でもゲームのグラフィックでも結構小さかったのであんなものかと…)

小説と違って、漫画って絵を描かないとダメなんですね。

と、今更気づいたよ!!

(いや、実はダーマ神殿っぽいものを描いたときにうすうす気づき始めてはいたんだが)

 

そんな<ボート>で大海原に繰り出している絵は忘却していただいて。

 

 

文字が多くてすみませんシリーズ(いつの間にシリーズ化したのか)ミカバージョン。

しかし!!

 

ミカの場合は

ヒロのような、

「こいつ脳みそなさそうなのに何か頭使ってるような会話してる!!」

とか

ミオのような、

「この子普段立ってるだけなのに怒涛のように喋っとる!!」

とかいう、

<意外性>が全くなく、面白味も何もありゃしない

ただの村づくり講習会

みたいになってしまったので、その辺はさくっと割愛して1ページに納めたんですが。

(珍しくツッコミ以外の長台詞だったのにすまんなミカ)

 

4コマではテキパキ終わった(終わらせた)ミカの話は、実は

長い船旅のBGM(遊覧船とかで流れる観光案内テープのような)くらい長かった…

とでも思っていただければ幸いです。

 

普段、王国の中心にいなければ、王様や王室が国民に何をしてくれているのか

民には全く知れない(知らなくても影響が無い)、という

その辺の事情がつかめたミカが、

3人に国や町、村のしくみを話して聞かせる、それだけのシーンは

実は、次回への引きです。

 

 

 

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ツォの浜完結編1

2010年04月14日 | 7章 ツォの浜

 

ヒロ 「俺、昼飯の弁当渡してこよう…」

ウイ 「あ、じゃあウイはおやつを…」

ミオ 「じゃ、じゃあ私は飲み物を…」

ミカ 「お供え物か!」

 

 

 

まあ、トトの口利きがあったからかもしれませんが…

それにしても太っ腹な、…いや、太っ腹というか、儲けに走らないな!ツォの浜の人たち!

近所の島に渡るんじゃないよ?結構、遠いよ?(まあ地図で見ると近いんですけど)

そうか。きっと誰に対してもこんな感じで気前よく、<ついでに>渡してあげてるんだな…

とか、思いながらの船旅。

(そういえば、RPGで船賃って、基本、払わないっけ…?)

 

 

 

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ぬしさま

2010年04月13日 | DQ9 らくがき

 

 

ヒロ 「ぬしさまも、<女神の果実>の、とばっちりだったのかな」

ウイ 「村の人たちが正常な判断をできなくなったのも、果実のせいかもしれないね」

ミカ 「周りにも悪影響は伝播するってことか」

ミオ 「でも今回は、全部が全部、悪い影響だけじゃなかったと思いますけど…」

ウイ 「え?」

ミオ 「その果実の力がなかったら、オリガさんのお父さんは、

    幼いオリガさん一人を残していかなくてはいけないことに、暗い不安ばかりの魂だったでしょう?」

ウイ 「うん」

ミオ 「それが、最期にオリガさんの強い意志が聞けて、

    トトさんという力強い理解者もいるって解って、少しは安心できたんじゃないでしょうか」

ヒロ 「おお…」

ミカ 「ああ…」

ウイ 「そっか…、うん、そうかな。それだけはお父さんにとって良い奇跡だったのかな」

ミオ 「そう、思いたいですね」

 

女神の果実。ツォの浜の守り神。命が遺した思いとの繋がり。

いくつもの奇跡を背負う姿は雄大です。雄大すぎて画面に収まりません(汗)

かなり好きなボスです。

 

 

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海辺の洞窟5

2010年04月13日 | 7章 ツォの浜

 

ウイ 「頼もしいパーティで力強いな、っていう、…ね?ほら、ね?」

 

 

今回、ウイたちはほとんど何もしてないに等しいので、完全に蚊帳の外、って感じで

事件は解決してしまいました。

 

村の異変について男子組が熱い口論をして、

その隙にいなくなったオリガを追いかけて崖の上まで走ってくれば

オリガとトトが、この一連の事態を収拾してしまった、というのが一件落着の真相。

(ウイたちは騒いでただけ)

 

それでもこの一件は、

この先、彼らが訪れる各地への関わり方を考えさせられる機会だった、ということで。

 

旅はまだまだ続きます。

次回、ツォの浜完結編で、いよいよアユルダーマ島を出発します。

 

 

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海辺の洞窟3

2010年04月11日 | 7章 ツォの浜

 

 

ミカ 「忘れてた…キレたこいつが一番怖えーんだったな…」

ウイ 「おろす…おろすって云った…」

 

 

私がさばきます!と、どっちが良いか迷ったものの「裁く」と語感がかぶるので

おろすことにしました。

オリガを救うためとはいえ、あの!ぬしさまを3枚おろしにする覚悟を

一瞬でかためたミオは最恐ですよ。

 

 

 

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海辺の洞窟2

2010年04月10日 | 7章 ツォの浜

 

 

なぜ?!どうして!?そういう思考回路になるのかさっぱりわかりませんが

村長、オリガを裏庭(プライベートビーチ)に呼び出して

衝撃の告白です!!

(オリガが「ハイそうしましょう」と云う、と、本気で思ったのか)

 

個人的に、DQ9中、最も、「これはもうどーしようもねえ…」 と呆れた大賞でした。

 

それはともかく。

普段、感情のままミカにどつかれてる度ナンバーワンのヒロですが。

さっきまでちょっとぎくしゃくしていた仲に、ヒロなりのゆる~いジャブ。

返すミカもゆる~いアッパー。

 

(ちょっとは当てろよ、お前ら…)

 

 

 

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海辺の洞窟1

2010年04月09日 | 7章 ツォの浜

 

ヒロ 「俺の思ってたプライベートビーチとちょっと違うな」

ミオ 「プライベートにする意味があまりありませんよね」

 

 

 

方向音痴なので複雑なダンジョンになると迷う迷う。

迷うあまり、ちっとも村長とオリガに会えないので、

あれ?ここか?やっぱ外の浜辺か?

と、赤いサンゴがとれる浜まで逆走したりしたよ!!

 

 

 

 

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盾じまん

2010年04月08日 | DQ9 らくがき

 

うひょー!画像をつけ忘れて堂々と丸一日ほったらかしてましたよ、すみません(汗) 

ということで…

 

シールドこぞう。

 

いっつも盾の陰に半分隠れている映像しかないんですけど…

まあそこはそんな感じで(どんな感じだ)

 

ウイのお気に入り、大親分の盾。

デザイン的にはこれが一番好きなので、防御力無視で、ずーっとこれ。

 

盾自慢、というより

「芸能人は歯が命!!」

みたいになってますけど…

まあそこはこんな感じで(どんな感じだ)

 

 

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オリガ&トト

2010年04月07日 | DQ9 らくがき

 

 

「よくできたお子さん」の、オリガとトト。

トトの容姿をいまいち覚えていなくてスミマセン。

 

そんな曖昧なイメージだけで描いたからか、二人の等身が結構高いです。

この事件の2~3年後?ってくらい…

 

トトには、しっかり成長してもらって、オリガを幸せにしてもらいたい!

と切に!切に希望しております!!

 

なんだかゲーム中でもオリガがあんまりにも笑わない子だったので、

つい子を見守る母のような気持ちになる、って…

ハッ…

し、しまった。

どうせなら、2~3年後、なんてケチ臭いことを言わずに

10年後くらいのドリームな二人を描いときゃ良かった!

 

 

 

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ツォの浜6

2010年04月07日 | 7章 ツォの浜

 

 

ウイ 「そんなコトどーでもいーの!大変なんだよっ!!」

ミカ 「…そんなこと、って…

ヒロ 「…どーでもいい、って!!

 

 

 

前回、全員で手をとりあったのは、ミカとヒロを近づけるための、ウイの策略です。

なので、ウイは二人が仲直りする事を疑ってもいません。

(だからどうでもいい)

 

しかし、当人たちはそれどころではなく。

 

相手に謝られるのは居心地が悪い(自分にも非はあるような気がするから)

でも自分が謝るのはなんかおかしい(間違ったことは云ってないから)

 

という葛藤を描くために、立て続けに連日増量ページですよ。

ほんとめんどくさいな、男子組。(ホワイトデーもめんどくさかったが)

…でもここでちゃんと仲直りさせておかないと後々、軋みが残るので、やむを得ず。

うまく描けたかどうか、いまいち不安ですが。

 

 

ミカはいわずもがな、ヒロも、実は心を開ける友達がいません。

社交上手で誰とも仲良くできるけど、自分の内面を見せて相手に嫌われるのが怖い

そんな隠れ内向的な性格だったりします。

 

このパーティでも表面上は、そつなくやってきたけれど

初めて本気で意見を衝突させたこと、その意見をミカがちゃんと認めてくれたことで

ヒロも変わっていきます。

 

二人が友達付き合いを始める第一歩、これが、ようやく始まりの第一歩なのでした~。

 

 

て事で、次回はちょっと一服(イラスト)で、その後、本編続行です。 

 

 

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ツォの浜4

2010年04月05日 | 7章 ツォの浜

 

 

さて、ウイの決断やいかに?ということで、続きます。

 

いかに?も何も、ゲーム上では選択肢はないんですが。

村を助けたいヒロと、パーティを守りたいミカと、意見が分かれてしまいます。

 

多分、一番繊細なのはミカで、

関わったことで救えなかった町のトラウマをまだ抱えているだけに

弱そうな女子組の心配をしてしまう(女子組はミカが思ってる程、弱くはないんですが)。

 

そんなミカを説得するのに、ヒロが大奮闘で3枚も費やしてしまいましたよ!!

これでもか~な~り!削ったんですが。

普段、「和」を何よりも重視するヒロがそれを破ってまで伝えたかった思いは

4コマには入りきらなかったので、下の方に載せておきます。

(ヒロの為、というか、ああこんなに長いのに勿体ない…という貧乏根性なだけですが)

ヒロの内面に興味のある方はどうぞ。

…無駄に長いですから、お暇な時にでも。

 

 

 

 

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ハイ。

ここから、ヒロの独壇場です。

 

「ぬしさまが一生、この村の為に魚を運んでくる保証なんかどこにもない」

「そういうことを何も考えさえないまま依存させてるなら、ぬしさまは<悪>じゃないか」

「それを村の人に解って欲しいんだよ」

「本当に解った上で、それでもぬしさまを受け入れるかどうかは、村の人が決めることだ」

 

「どんな障害も乗り越える力が人間にはあるんだよ、生きるためにそれを繰り返すんだよ」

「いくら不漁でも、ぬしさまが来なければ、別の手立てを考えたはずなんだ」

 

「責任が取れないことも、見て見ぬふりすることも、同じくらい、村にとってはヒドイんだよ」

「だったらせめて、人間が人間らしく生きられるほうが良いじゃないか」

 

「泥道を綺麗に舗装しても、そこがぬかるんだ道だって忘れちゃいけないんだ」

「山を削って道をつくっても、そこが山の一部だって忘れちゃいけないんだ」

「汚水を川に流しても、それが最期にはどうなるかを知らなくちゃいけないんだ」

「ゴミはゴミ箱に捨てたんじゃない、地球に棄てているんだ」

「人間が自然から離れて快適に過ごすことで、厳しい自然に耐えている動物たちにしわ寄せがいくんだ」

「そういうことを知らないままでいるから、自然破壊や環境汚染が進むんだよ」

「自分が直接関わらないから無知でいられるんだ」

「自分のしたことの結果を知れば、誰も進んで加害者にはなれない」

「人はそこまで悪に染まることはできない」

「無知だから加害者になる。知らないまま、被害者を出す」

「それは、双方にもヒドイことなんだよ」

 

「最後まで行動に責任が取れないならせめて知らなくちゃいけない」

「無関心をやめて一人ひとりが知ることで、それだけで、世界は大きく変わる」

「人はもともと善良な生き物だ」

 

 

 

 

ハイ。中途半端に終了です。

最後の方なんか、熱弁がすぎて環境問題とか語ってますが。

(この辺で、なんとなく、あ、話がそれてきたな…、と我に返って中途半端に)

今、現実に基地問題や環境問題や絶滅種やらのニュースが連日流れているので

それも移入してしまっているようです。

 

人を助けるって、ムツカシイ。

 

何が最良かは現地の人にしか解らない、部外者は見当違いの手助けをするかもしれない。

そういう問題はあるとしても、それでも関わらないと意味がない。

テレビや紙面のなかの「お話」だと思っているだけじゃ、情報が流れている意味がない。

まず知ること、そして手を伸ばすこと、それしかできないのではなくて

それをすることが重要なんだよ、というのがヒロの主張です。

マンガでは3Pでしたが、そこに入りきらない全部の主張で、ヒロは

ミカだけでなく、ウイとミオを説得しました。

それを解って、ウイは喧嘩を止めようとするミオを止めました。

喧嘩を止めないことも結構、忍耐です。(なにせ、止めずに3P費やした管理人ですから)

 

そういう感じで。

マンガでいうところの「ネーム」みたいなもので、先に感情を作ります。

かきなぐりの文章です。

それを元に、このキャラはこういう言葉は使わないな、とか、こういう云い方のくせがあるよな、

と云う感じで、感情だけの文章は、個性で修正して「セリフ」になります。

そして、キャラを骨組みにして、セリフで肉付けしていきます。

ここでものすごいおでぶさんになってしまうんですが、そのまま情景や物語を着せて行って

あとでダイエットさせる、という感じです。

 

ダイエットさせると、ああ!あのお肉が勿体ない!!と思ってしまうのですが。

そのお肉は見えない所でキャラの栄養になっているといいな、という願いもあります。

今回は、勿体ない!!と思ってしまった方でしたが(汗)。

 

ほのぼのとは程遠い内容を、ここまで読んで下さってありがとうございます


天使御一行様

 

愁(ウレイ)
…愛称はウイ

天界から落っこちた、元ウォルロ村の守護天使。
旅の目的は、天界の救出でも女神の果実集めでもなく
ただひたすら!お師匠様探し!

魔法使い
得意技は
バックダンサー呼び

 

緋色(ヒイロ)
…愛称はヒロ

身一つで放浪する、善人の皮を2枚かぶった金の亡者。
究極に節約し、どんな小銭も見逃さない筋金入りの貧乏。
旅の目的は、腕試しでも名声上げでもなく、金稼ぎ。

武闘家
得意技は
ゴッドスマッシュ

 

三日月
(ミカヅキ)
…愛称はミカ

金持ちの道楽で、優雅に各地を放浪するおぼっちゃま。
各方面で人間関係を破綻させる俺様ぶりに半勘当状態。
旅の目的は、冒険でも宝の地図でもなく、人格修行。

戦士
得意技は
ギガスラッシュ

 

美桜(ミオウ)
…愛称はミオ

冒険者とは最も遠い生態でありながら、無謀に放浪。
臆病・内向・繊細、の3拍子揃った取扱注意物件。
旅の目的は、観光でも自分探しでもなく、まず世間慣れ。

僧侶
得意技は
オオカミアタック