ドラクエ9☆天使ツアーズ

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そこから

2016年07月05日 | 2部 帰郷の章(ミカ)

ミカ 「そんな顔面蒼白になるよーなもんじゃねーよ…」

 

 

 

 

 

 

 

             

何か恐ろしいことが始まった感

なミオの為に夜会の説明をするミカの4コマを描いてる場合でもないのでここで補足

(まあ今から書くような話が4人の間でなされたと思って下せえ)

 

夜会、色々な定義があるとは思いますが、ここ天使ツアーズの世界で使う夜会は貴族の会合です

政治的な会合は、主に王家が諸侯を収集し、王家で執り行われるのが通常です

諸侯たちの側から、政治的な話し合いの場を持ちたいと思った時も、まず王家にそれを要求し、王家の介入の元で執り行います

王を除いて諸侯たちで政治の集会などしていると謀反の疑いあり、って事で王家に睨まれてしまいますからね

そういった不穏な場はご法度です

 

なので、夜会は主に娯楽の意味合いを含みます

純粋に趣味や遊戯で気の合う仲間との集まりだったり、それぞれの領地の近況報告や情報収集だったり、

何かしらどこかの屋敷で主が、今度うちでこんな事するけど来たい奴いる?っていう情報を流して

その内容に興味のある貴族たちがわらわら集まって楽しくやってる、という感じです

 

勿論、この夜会にも格があって、格式高い夜会に下級貴族たちがおいそれと顔を出すのも憚られますし、

下級貴族たちの集まりに上級貴族たちが興味を持ったりすることもそうそうないです

まあ顔を出すのは一応自由ですが、そこで肩身の狭い思いをしたり、低俗な馬鹿騒ぎに不快な思いをしたりするのもある事なので

それぞれ自分の身の丈にあった夜会を選びましょう、という事

これが貴族たちの主な社交場になるので、上とのつながりが欲しい人は貪欲に自分を売り込んで人脈をゲットしたり

のしあがるのに邪魔な者を排除したり、と、陰謀が渦巻く場でもあるので楽しいばかりでもないんですが

 

侯爵家くらいになってくると、そういう低俗な陰謀が行われる場でないので(公や侯にはもっとほかに殺伐とした場があるわけで)

「そんな恐ろしいものじゃない」っていうのがミカの認識

ミカは次期当主ということもあって早くから夜会やサロンなど、経験済みですからね

今までだと、一応顔を出して行儀よくしてるだけで年長者からは可愛がられる、という退屈な場でしかないのです

 

そんなミカ的に、夜会は権力の誇示、サロンは勉強会、という位置づけです

昼間、仕事を持たない女性陣や居候、老人たちが自宅に、識者や学者、専門家を招いて優雅にお茶を飲みながら会談する勉強会

夜間、贅沢の限りを尽くして音楽や美といった芸術を披露しあい、称賛しあう豪華な発表会

例えば、とても優秀な芸術家がいて彼に投資をしている主は、彼の為に自宅で音楽会を開いたり鑑賞会を開いたりします

多くの諸侯たちに、自分が目をかけて育てている芸術家であることを披露しておくための場です

同じく、自分の領地の優れた名産品や稀少な工芸品などもバンバン披露して、多くの目にふれされ、価値を高めるための場でもあります

そうして貴族たちの間で人気が高まり、王の目にも止まれば、最高の品質を保証される永久資産になります

侯爵家はそうやって人や土地を守っていくのが仕事の一つでもあるので、飲み食いして歌って踊って楽しんでね、という夜会とはいえ

無意味な集会はありません

何かしらの、重要な意味があります

その意味を上品に包み隠すことが、格の違いというか、腕の見せ所というか、…てなところでしょうか

 

ミカ母は、これと同じ方法で、ウイたちを守れとミカに言っているのです

次からその辺りのお話です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんまり笑いどころがなくってまいってしまうま

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円陣

2016年07月01日 | 2部 帰郷の章(ミカ)

 

 

 

 

 

             

「返礼」から「円陣組んじゃうぞ」からの、お爺ちゃんにミカちゃんの過去ぶっちゃけといたよ♪…です

ミカがお母さんに呼ばれている間、ウイたちは最初に通された来客室で待機していたわけですが(「非常事態」)

お爺ちゃんの部屋を再び訪問して、ミカの昔話をぶっちゃけ(過去編3連発)

再び来客室で待機しているところへ、ミカが戻ってきたっていう状態です(「返礼」)

 

↑この間、リアルに1か月とか経っていて驚く、っていうかなんていうか、時系列のおさらい(;'∀')

 

過去編3連発の間にコミスタの設定を色々弄りまくって、なんとなく前より作業が早くなった気がします!!

なので調子こいてイラストを描いてみる

惨敗する

ハイすいません絵は苦手です(;´・ω・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて気合入れて、本編の続きに参りますよ

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返礼

2016年07月01日 | 2部 帰郷の章(ミカ)

ヒロ 「なんだなんだ、どうした?!」

ミカ 「いや…お前ら根性あるよなって思って」

ウイミオ 「??」

 

 

 

 

 

 

             

おそらく大多数の人がウイたちと同様に「ほわっ?」ってなってると思うので補足しておきますと

ミカの家族に乾杯13」に対する「返礼」です

 

味わってみて初めて解る他人の痛み

ってことでミカの家族に乾杯13で落ち込むミカを励ましてくれた二人ですが、ここにきてようやく「こいつらもそれなりに辛かったんだろうなあ」と、

初めて二人の胸のうちを読んだミカが、せめてものお返しとして「円陣組みたいなら付き合ってやるか」、っていう感じです

 

しかし!

 

ミカはいわゆる無菌室で純粋培養されるかのごとく育ったお坊ちゃまなので、

初めての「友達できない子」や「仕事ができない子」という評価に酷く打たれ弱いことになっていますが、

ヒロとミオはそもそも周りから「ぼっち」だの「できない子」だのガンガン言われて育ってますからね

ミカ程には痛手は受けていませんよね

てことでまだまだミカの読みは甘いんですが、それでもちょっとした進歩を挟んでおきました

 

まあできるできないは何が正しいっていうこともないので、単純に自分が何に対して痛手を受けるか、ですよね

ミカは「仕事ができない子」って言われる方が激しく痛い模様

これは、対人に関しては解ってもらえる人にだけ解ってもらえばいい、という立ち位置のミカだからです

対人関係というあやふやなものに対して、仕事関係は、はっきりと成果が出るものなので

誰の目から見ても出来の良し悪しが明らか、という世界での低評価には耐えられない感じ(だから滅茶苦茶優秀さを己に課す)

ミオとヒロは「仕事ができない子」って言われても「はいできないです(ミオ)」「いや次はうまくやる(ヒロ)」

ってなるので、どっちかっていうと「友達できない子」の方が痛手かな?痛手っていうより率先して逃げる、って感じかな

まあとにかく自分の弱みには冷静に向き合って自分はどうしてそこに弱いのか?を導き出すことが成長の第一歩!

 

そういうわけで

 

とにかくミカに痛手を受けてもらうために、お爺ちゃんとお母さんのダブルパンチが必要だ!と思ったので

当初の予定では1本の話だったものを、2本に分けました

 

そもそもは「会見の儀式」とかいう場面はなく、

1、お爺ちゃんとのお茶会中にお母さんに呼び出されウイたちの素性を尋ねられる

2、ウイたちとの関係を突かれて、藪蛇的にミカの下町モードの下品な振る舞いがばれて、こっぴどく叱られる

3、対面のため(ウイたちは上流階級とも付きあうに足る人物だという証明)だけに舞踏会を開く

という単純な流れだったんですが、お母さんを鬼婆設定からちょっと物分かりの良い人にしてしまったので

ヒステリックに舞踏会までもっていくことができず、じゃあミカの精神面から話を進めよう、と考えあぐね

ミカが尊敬しているお爺ちゃんにズバッと切ってもらったら早いんじゃない?!ということになり

お茶会の後に強引に「会見の儀式」を挿入しました

 

そのせいで会見の儀式とその後の母の呼び出しとが目的が同じでちょっとくどい感じにはなってしまったのですが

なんとかミカに重ねてダメージを与えることができ、意外とこっち方面に打たれ弱いな、ということも解って

話は後半戦につなげられそうです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雑草根性、上等

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