初めての本格的オーディオをとすごした高校生活はあっという間に過ぎ、
大学受験をするものの、めでたく浪人。
3歳違いの妹が高校生になるに至り、部屋の交換を要求されました。
結局、あの8畳のリスニングルームを明け渡し、4畳半の和室へ・・・
勉強机とタンスを入れたので、畳の見えている部分は3畳あまり。
まあ、浪人生だからあまり快適じゃないほうが良かったんですけどね、
辛いのがオーディオが自由に使えないこと。
CDを買ってはカセットにダビングし、ラジカセで聴く生活に逆戻り。
1年で浪人生活から脱出し、めでたく大学生になり引っ越すことに。
たまたま浪人自体に通っていた予備校の寮で住み込みで働くこととなり、
大学生なのに予備校の寮で2年間を過ごすことになります。
寮の部屋は、予備校生である寮生とおなじ間取りの部屋。
確か8畳ぐらいのカーペット敷きの部屋だったと思います。
ベッド、ロッカー、机などは備え付けであって結構快適でした。
そこで問題はオーディオをどうするか?
実家から例の301をはじめとする機器を持ち込もうとも考えましたが、
なにせそこは予備校の寮。
爆音で音楽を聴くわけにもいかず、ヘッドホンで聞くだけなら持ち込むまででもない。
そこで一計を案じました。
妹に実家にあるオーディオ機器の2年間の使用料として、
CDラジカセを購入させ、2年間は自分が使ってその後返却するというプラン。
「いやなら、オーディオ持ってくぞ!」という強気の交渉が功を奏し、
妹はしぶしぶ了承。
それで購入したのが、ソニーのCDラジカセでした。
妹に選ばせました。値段は結構高く5万円ぐらいしたんじゃないかな。
調べたところ、CFD-DW93と機種の模様(画像があまりないのではっきりしませんが)。
この頃の妙に馬鹿でかいラジカセのことを「バブルラジカセ」っていうんですね。
初めて知りました。
その姿と当時の時代をかけた名前ですねー。
CDプレーヤー部分は、上部のふたを開けてCDを乗せるタイプ。
チューナーはUVバンドが入るものの、チューニングはアナログダイヤル式。
カセットデッキ部分はダブルデッキで、再生側(?)がクイックリバースになってました。
一応ドルビーBは使えたはず。
(アンチノイズリダクション派だったので、付いていても使用せず。)
ラジカセのボリュームは、スライド式に縁があるらしく、
中学時代に使っていたアイワのステレオラジカセ同様、
こいつもスライド式だったので、使いづらかったです。
ラジカセなので電池駆動もできましたよ。
単1×8本使用というとんでもないものだったので、使いませんでしたが。
パンチングメタルのサランネットに隠れてよく見えませんでしたが、
8cm程度のウーハーとおまけみたいなツイーター、
それと、DoDeCaHORNという名前のサブウーハーもどきがついていました。
音を濁らすばかりで役に立たないサブウーハーは、常にOFFで使用。
まったく意味のないイコライザーも付いてましたよ。
実質的にはフルレンジ1発みたいな構成でしたね。
音のほうはというと、愛用の301システムには比べるべくもありませんでしたが、
バランスのいい音でまあまあでした。
ボリュームも上げられなかったので、こんなもんでよしとしてました。
カセットデッキ部分はともかく、CDは思いのほかよかったですよ。
その後だいぶたってからこのCDラジカセでCD-Rに焼いた音楽CDをかけたことがありますが、
何の問題なく再生したのには驚きました。
その当時はCD-Rなんてあるわけないので、
ピックアップの性能がけっこう良かったんだと思います。
新しいCDラジカセ、CDコンポではCD-Rを再生できない機種がたくさんあったのに、
この頃まではCDラジカセといえども、しっかりしてたんですね。
うれしい機能としてはタイマー付きだったので、
当時よく聞いていたFMの番組を録音できて、聞き逃さずことがなかったのが○でした。
このCDラジカセは間に合わせで使っていたものの、
当時の大学生活の思い出と結びついて、思い出深い機種ですね。
そういえば、ウォークマンデビューしたのもこの頃でした。
ポータブルオーディオについてはまた日を改めて書きたいと思いますが、
このCDラジカセでダビングしたカセットを
なぜだか使いもしない録音機能付きの「レコーディングウォークマン」で
通学中に聞いてました。
そして大学3年になり、予定どおり予備校の寮を出て、念願の一人暮らし!
と思ったら、高校を卒業した妹が私が行っていた大学と同じ市内にある専門学校に通うことに!
実家から通えないこともなかったのですが、二人で一緒にアパート暮らしをすることになりました。
そして、見つけた物件というのが鉄筋コンクリート造の一戸建ての2階というもの。
1階は元魚屋だったらしいが、入ったときはすでに営業をしていませんでした。
家賃は少々高かったものの、2人分と考えれば割安。
とにかく下の階や隣の部屋に気を使わなくていいのが、決め手となりました。
部屋は、9畳の和室と4畳半の畳+1畳半の板の間という2部屋だったので、
9畳のほうを共用居間兼妹の寝室として、
もう一部屋を自分が使うこととしました。
しかし、妹が夏を待たずに専門学校を辞めて実家に帰ってしまったので、
その後9ヶ月ぐらいは、この広い2階に1人で住むこととなりました。
狭いほうの部屋を寝室として、広いほうの部屋を居間にしました。
作り付けの食器棚とかタンスがあって、収納が豊富だったので、
結構ガランとした感じでしたが、
そう、この部屋でオーディオ冬の時代は終焉を告げ、
オーディオライフ第2幕が上がりました。
(それほど大げさなものでもないですが。)
(つづく。今回は「冬」なので画像はなし。次回は、再び「春」です。)
大学受験をするものの、めでたく浪人。
3歳違いの妹が高校生になるに至り、部屋の交換を要求されました。
結局、あの8畳のリスニングルームを明け渡し、4畳半の和室へ・・・
勉強机とタンスを入れたので、畳の見えている部分は3畳あまり。
まあ、浪人生だからあまり快適じゃないほうが良かったんですけどね、
辛いのがオーディオが自由に使えないこと。
CDを買ってはカセットにダビングし、ラジカセで聴く生活に逆戻り。
1年で浪人生活から脱出し、めでたく大学生になり引っ越すことに。
たまたま浪人自体に通っていた予備校の寮で住み込みで働くこととなり、
大学生なのに予備校の寮で2年間を過ごすことになります。
寮の部屋は、予備校生である寮生とおなじ間取りの部屋。
確か8畳ぐらいのカーペット敷きの部屋だったと思います。
ベッド、ロッカー、机などは備え付けであって結構快適でした。
そこで問題はオーディオをどうするか?
実家から例の301をはじめとする機器を持ち込もうとも考えましたが、
なにせそこは予備校の寮。
爆音で音楽を聴くわけにもいかず、ヘッドホンで聞くだけなら持ち込むまででもない。
そこで一計を案じました。
妹に実家にあるオーディオ機器の2年間の使用料として、
CDラジカセを購入させ、2年間は自分が使ってその後返却するというプラン。
「いやなら、オーディオ持ってくぞ!」という強気の交渉が功を奏し、
妹はしぶしぶ了承。
それで購入したのが、ソニーのCDラジカセでした。
妹に選ばせました。値段は結構高く5万円ぐらいしたんじゃないかな。
調べたところ、CFD-DW93と機種の模様(画像があまりないのではっきりしませんが)。
この頃の妙に馬鹿でかいラジカセのことを「バブルラジカセ」っていうんですね。
初めて知りました。
その姿と当時の時代をかけた名前ですねー。
CDプレーヤー部分は、上部のふたを開けてCDを乗せるタイプ。
チューナーはUVバンドが入るものの、チューニングはアナログダイヤル式。
カセットデッキ部分はダブルデッキで、再生側(?)がクイックリバースになってました。
一応ドルビーBは使えたはず。
(アンチノイズリダクション派だったので、付いていても使用せず。)
ラジカセのボリュームは、スライド式に縁があるらしく、
中学時代に使っていたアイワのステレオラジカセ同様、
こいつもスライド式だったので、使いづらかったです。
ラジカセなので電池駆動もできましたよ。
単1×8本使用というとんでもないものだったので、使いませんでしたが。
パンチングメタルのサランネットに隠れてよく見えませんでしたが、
8cm程度のウーハーとおまけみたいなツイーター、
それと、DoDeCaHORNという名前のサブウーハーもどきがついていました。
音を濁らすばかりで役に立たないサブウーハーは、常にOFFで使用。
まったく意味のないイコライザーも付いてましたよ。
実質的にはフルレンジ1発みたいな構成でしたね。
音のほうはというと、愛用の301システムには比べるべくもありませんでしたが、
バランスのいい音でまあまあでした。
ボリュームも上げられなかったので、こんなもんでよしとしてました。
カセットデッキ部分はともかく、CDは思いのほかよかったですよ。
その後だいぶたってからこのCDラジカセでCD-Rに焼いた音楽CDをかけたことがありますが、
何の問題なく再生したのには驚きました。
その当時はCD-Rなんてあるわけないので、
ピックアップの性能がけっこう良かったんだと思います。
新しいCDラジカセ、CDコンポではCD-Rを再生できない機種がたくさんあったのに、
この頃まではCDラジカセといえども、しっかりしてたんですね。
うれしい機能としてはタイマー付きだったので、
当時よく聞いていたFMの番組を録音できて、聞き逃さずことがなかったのが○でした。
このCDラジカセは間に合わせで使っていたものの、
当時の大学生活の思い出と結びついて、思い出深い機種ですね。
そういえば、ウォークマンデビューしたのもこの頃でした。
ポータブルオーディオについてはまた日を改めて書きたいと思いますが、
このCDラジカセでダビングしたカセットを
なぜだか使いもしない録音機能付きの「レコーディングウォークマン」で
通学中に聞いてました。
そして大学3年になり、予定どおり予備校の寮を出て、念願の一人暮らし!
と思ったら、高校を卒業した妹が私が行っていた大学と同じ市内にある専門学校に通うことに!
実家から通えないこともなかったのですが、二人で一緒にアパート暮らしをすることになりました。
そして、見つけた物件というのが鉄筋コンクリート造の一戸建ての2階というもの。
1階は元魚屋だったらしいが、入ったときはすでに営業をしていませんでした。
家賃は少々高かったものの、2人分と考えれば割安。
とにかく下の階や隣の部屋に気を使わなくていいのが、決め手となりました。
部屋は、9畳の和室と4畳半の畳+1畳半の板の間という2部屋だったので、
9畳のほうを共用居間兼妹の寝室として、
もう一部屋を自分が使うこととしました。
しかし、妹が夏を待たずに専門学校を辞めて実家に帰ってしまったので、
その後9ヶ月ぐらいは、この広い2階に1人で住むこととなりました。
狭いほうの部屋を寝室として、広いほうの部屋を居間にしました。
作り付けの食器棚とかタンスがあって、収納が豊富だったので、
結構ガランとした感じでしたが、
そう、この部屋でオーディオ冬の時代は終焉を告げ、
オーディオライフ第2幕が上がりました。
(それほど大げさなものでもないですが。)
(つづく。今回は「冬」なので画像はなし。次回は、再び「春」です。)
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