晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

出処進退。

2008-09-03 09:17:03 | スポーツ

 つい先日には、福田総理が突然その職を放り出してしまった。理由は判然としないが、どうも足元から崩された感じがしている。自民党内か公明党からの離縁状なのかすっきりはっきりしていない。ご本人の意思だけではないようだ。

 ここで出処進退について名言を二つ取り上げてみた。。
人間のでき不出来が最も端的に現れるのは、この出処進退である。特に退が難しい。ずいぶん昔の某新聞標題である。

 また、越後長岡藩の家老、河井継之助の言葉
「進むときは人任せ、退くときは自ら決せよ!」

 
この一、二年相撲協会は不祥事の連続である。朝青龍の巡業サボタージュに始まり、横綱の品格問題、しごきと称した殺人事件、大麻事件、モンゴル巡業の不可解さ、モンゴル横綱のとんぼ返り問題、これら連続する問題の何一つ協会は、責任を果たしていない。

 文部省も文部省である。何の指導も注意も勧告もできない。どちらが上部組織か見間違うほどの対応振りである。朝青龍と理事長の関係、協会と文部省の関係に、事件性は無いとしてもなにやら見えない糸につながっているような気配である。

 今回の事件は、結果云々の話ではなく早めに責任を取ったほうが身のためである。日本の国技であるというならば、それにふさわしい協会運営をお願いしたいものである。ましてや、神の前で披露する土俵入り(相撲)を汚してはならない。