この事件の監督官庁は、勿論農水省である。事務所費問題を引き起こしたあの太田大臣がそのトップである。福田総理は逃げ出してしまったが、ほかの大臣は職務続行中のはずである。こんなに大きな問題を引き起こしていながら、マスコミに出てこないのはどういうつもりなのだろうか。
それにしても、本日転売先の焼酎メーカーの名前が発表された。中には有名なブランドを出しているメーカーまで入っている。しかし、一時的な毒性はともかく発がん性のカビに関しては、醸造段階でどのような変化をしているか分かったものではない。味だけの問題ではなくそのカビ類が、どんな毒を再生しているかきちんと立証してもらいたいものである。
そうでなければ毒入り焼酎は飲む気がしない。特に米麹使用などとうたったものはごめんこうむりたい。 米粉を使った菓子類、また一般流通米についてもその経路を発表すべきである。安かろう悪かろうなどの段階ではないはずである。
ガンは怖い。すでに口に入ってしまったものはどうにもならないが、今後はこれら商品を買うのは控えたい。
三笠フーズへの処分も急いでほしい。二度と食品を扱う世界に出てきてほしくない。相撲界の大麻騒動ではないが、罰則云々の問題にしてほしくない。厳罰を持って対処すべきである。これは刑事事件である。
毒入りギョーザで懲りている消費者は、またしても国内の悪質業者によって心配事を持ち込まれてしまった。悪は必ず滅びることを思い知れ!
なにやらへんてこりんな理屈をこねる弁護士が現れてきた。世の中すべてが、お金次第のような気配である。お金でなければ単なる売名行為か?
今日の週刊誌では、ロシア人力士を取り巻く大麻問題を取り上げている誌もある。なにやら強気な発言をしてみたり(露鵬)、屁理屈をこね回す弁護士を使ってみたり、往生際が悪すぎる。
大嶽親方も北の湖親方も一時はごり押しをしそうな雰囲気であったが、今日はどうやら観念したような報道であった。当然のことであり日本相撲協会も過去の膿をすっきり綺麗にして再出発してもらいたいものである。このままでは、日本人の相撲離れを起こしてしまいそうである。モンゴルにでも一時避難するしかない。原点に立ち返って日本の相撲道、神事としての正道を求めてほしいものである。
今日のテレビでは、松浪文部副大臣が始めてまともな意見を述べておられた。少し遅きに失した感ありであるが?まずは重い腰をやっと上げたような感じがした。
一連の不祥事、相撲界の大麻騒動、汚染米の食品流通問題、食品の産地偽装問題、時津風邪部屋の傷害致死問題何一つ政治と無関係ではないはずである。
誰も責任を取らない、知らぬ存ぜぬの風潮、最後の手段として逃げてしまうやり方、自民党政治の崩壊がもたらしたものである。一方政治の世界では総裁選挙に7人が立候補、連日のテレビジャック、いい加減にしてもらいたいものである。
田中真紀子先生が某テレビで発言しておられたが、衆院300名参院200名これが正解だと思う。これが改革の出発点であろう。そして本当に国のため、国民のために働いてくれる政治家を選出する国民の義務も忘れないでと願うばかり。そのチャンスはまもなく来るだろう。