ストックホルムでも益川博士は大人気なのだそうである。上背は決して高くは無いが、なんとなく人をひきつける表情は人種を超えて理解できるのかもしれない。
授賞式に出席する前から英語でスピーチしろといわれたら出席しないと明言してはばからなかったお人である。見事日本語でやり通した反って先方が気を使ってくれて日本語で授賞の挨拶をしてくれていた。ノーベル委員会もさすがである。
日下先生だったか将来日本語が世界の共通語になるなどと書いておられたが、詩、俳句、連歌、川柳の細やかな表現と奥に秘められた言葉に表さない部分を理解する感情の機微についてはほかの言葉では表せないことだと思う。
それにしてもノーベル氏は偉大な人なのだと今更ながら関心しきり、それを支持するスエーデン国民もご立派だと思う。
授賞式に出席する前から英語でスピーチしろといわれたら出席しないと明言してはばからなかったお人である。見事日本語でやり通した反って先方が気を使ってくれて日本語で授賞の挨拶をしてくれていた。ノーベル委員会もさすがである。
日下先生だったか将来日本語が世界の共通語になるなどと書いておられたが、詩、俳句、連歌、川柳の細やかな表現と奥に秘められた言葉に表さない部分を理解する感情の機微についてはほかの言葉では表せないことだと思う。
それにしてもノーベル氏は偉大な人なのだと今更ながら関心しきり、それを支持するスエーデン国民もご立派だと思う。