晴耕雨読を綴る。

3.11から考え方を変えた。液状化と直下型地震に脅える日々。自然の驚異を感じながらも、共生と調和を求めていく!

何もかも年金から!

2009-07-17 04:21:46 | 暮らし
 何年か前は、年金生活者は税金を払わなくてすんでいた時代があった。確定申告して還付金について質問した時、払ってないのに還付は無いでしょうと笑われたことがあった。確かにおっしゃる通りである。  

 そんなことがあって、しばらくするとなんと年金生活者からもしっかり所得税を取るようになった。しかも年金から差し引かれるようになっていた。そして介護保険とやらも追加されてきたのである。  

 今度は住民税も年金から取り立てるそうである。この狙いは何なのだろうか。もしかして次の一手を考えているような気がしてならない。年金支給額は下げないが、そこから取り立てるものを増やそうとしている気配を感じる。実質的支給額低下である。  

 話しを戻そう。今ほとんどの人は、住民税も固定資産税も健康保険料も銀行引き落としをしているはずである。取り立て業務に何の支障も無いはずなのである。それを変えるということは何か意図があるはずだ。もしかして、社会保険庁が民営化されたとき、手数料を銀行から社会保険会社へ移行させるつもりなのかもしれない。  

 全く油断もすきもありはしない。日本は、官僚の官僚による官僚のための政治しかしてこなかった。今回の15兆円にも上る補正予算もその90%近くが民営化会社の関与する事業費に費やされると聞いて、がっかりするやら怒りやらむなしいやら情けないお国のお話しである。